【Edge】動作が重い時にEdge設定の「起動ブースト」効果を検証する手順と判断基準

【Edge】動作が重い時にEdge設定の「起動ブースト」効果を検証する手順と判断基準
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Microsoft Edgeの動作が遅いと感じることはありませんか。特にPCの起動時やEdgeの起動時に時間がかかる場合、原因の一つとして「起動ブースト」機能が考えられます。この機能はEdgeの起動を速くする一方で、リソースを消費し、PC全体の動作に影響を与える可能性もあります。この記事では、Edgeの「起動ブースト」機能の効果を検証する具体的な手順と、その結果をどう判断すれば良いかを解説します。

PCのパフォーマンスを最適化し、Edgeを快適に利用するための第一歩として、ぜひ本記事の手順をお試しください。

【要点】Edgeの「起動ブースト」効果を検証する手順と判断基準

  • 起動ブーストのオン・オフ切り替え: Edgeの起動速度とPC全体の動作への影響を確認するため、この機能を有効・無効にします。
  • Edgeの起動時間測定: 起動ブーストのオン・オフそれぞれで、Edgeが起動するまでの時間を計測します。
  • PCの全体的な応答速度の確認: Edge起動後、他のアプリケーションの動作やシステム全体の応答性を確認します。
  • 検証結果の総合的な判断: 測定した起動時間と応答速度の変化から、起動ブーストの効果を評価します。

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Edgeの「起動ブースト」機能の概要

Edgeの「起動ブースト」機能は、Edgeをバックグラウンドで実行し続けることで、次回以降の起動時間を短縮する仕組みです。この機能が有効になっていると、Edgeを閉じても完全に終了せず、一部のプロセスがバックグラウンドで動作を続けます。

これにより、ユーザーがEdgeを再び開いた際に、より速くブラウザが表示されるようになります。しかし、バックグラウンドでプロセスが動作し続けるため、PCのリソース(CPUやメモリ)を消費する可能性があります。特に、PCのスペックが低い場合や、同時に多くのアプリケーションを起動している場合には、この消費リソースが原因で全体的な動作が遅くなることも考えられます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Edgeの起動ブーストを検証する手順

Edgeの動作が重いと感じる場合、起動ブースト機能が影響しているかを確認するために、以下の手順で検証を行います。検証は、起動ブーストを「有効」にした状態と「無効」にした状態の2パターンで実施し、それぞれの結果を比較します。

  1. Edgeの設定画面を開く
    Edgeブラウザを開き、右上にある「・・・」(設定などその他のメニュー)アイコンをクリックします。表示されたメニューから「設定」を選択します。
  2. 「システムとパフォーマンス」を選択する
    設定画面の左側にあるメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックします。
  3. 起動ブーストの設定を変更する
    「システム」セクションにある「Microsoft Edge が終了してもバックグラウンド拡張機能とアプリを実行し続けます」という項目を探します。これが「起動ブースト」機能です。
    まず、この項目のトグルスイッチを「オフ」にします。これにより、Edgeを閉じた際にバックグラウンドプロセスが停止するようになります。
  4. Edgeを完全に終了する
    設定変更後、Edgeブラウザをすべて閉じます。タスクマネージャーを開き、「Microsoft Edge」に関連するプロセスがすべて終了していることを確認してください。
  5. Edgeの起動時間を測定する(オフ時)
    PCのスタートメニューまたはタスクバーからEdgeを起動します。起動が完了するまでの時間をストップウォッチなどで計測します。
  6. PCの全体的な応答性を確認する(オフ時)
    Edge起動後、他のアプリケーション(例:メモ帳、ファイルエクスプローラー)を開いたり、Webサイトを閲覧したりして、PC全体の動作が軽くなったか、応答性が向上したかを確認します。
  7. 起動ブーストを再度有効にする
    Edgeの設定画面に戻り、「システムとパフォーマンス」セクションで「Microsoft Edge が終了してもバックグラウンド拡張機能とアプリを実行し続けます」のトグルスイッチを「オン」に戻します。
  8. Edgeを完全に終了する
    再度、Edgeブラウザをすべて閉じ、タスクマネージャーで関連プロセスが終了していないことを確認します。
  9. Edgeの起動時間を測定する(オン時)
    PCのスタートメニューまたはタスクバーからEdgeを起動し、起動完了までの時間を計測します。
  10. PCの全体的な応答性を確認する(オン時)
    Edge起動後、他のアプリケーションの動作やシステム全体の応答性を再度確認します。

検証結果の判断基準

上記の手順で取得した起動時間とPCの応答性を比較し、起動ブースト機能がEdgeの重い動作に影響しているかを判断します。判断のポイントは以下の通りです。

Edgeの起動時間が大幅に短縮された場合

起動ブーストを「オン」にした状態のEdge起動時間が、「オフ」にした状態よりも大幅に短縮されている場合、この機能はEdgeの起動速度向上に効果があると言えます。この場合、Edgeの起動速度を優先したいのであれば、起動ブーストを「オン」のままにしておくのが良いでしょう。ただし、PC全体の動作に遅延を感じる場合は、後述の「注意点」を参照してください。

PC全体の応答性が改善された場合

起動ブーストを「オフ」にした状態の方が、Edge起動後のPC全体の動作がスムーズになり、アプリケーションの切り替えや操作に対する反応が速くなった場合、起動ブーストがリソースを消費し、PCのパフォーマンスを低下させていた可能性が高いです。この場合は、起動ブーストを「オフ」にすることが推奨されます。

変化がほとんどない場合

起動ブーストを「オン」にしても「オフ」にしても、Edgeの起動時間に大きな差がなく、PC全体の応答性にも顕著な変化が見られない場合は、起動ブースト機能が現在の環境でパフォーマンスに与える影響は小さいと考えられます。この場合、どちらの設定でも問題ありませんが、リソース消費の観点からは「オフ」にしておく方が、より多くのシステムリソースを他のアプリケーションに割り当てられる可能性があります。

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起動ブーストを無効にしても改善しない場合

起動ブーストを無効にしてもEdgeの動作が重いままの場合は、他の原因が考えられます。以下の項目を確認・実施してみてください。

EdgeのキャッシュとCookieのクリア

長期間Edgeを使用していると、キャッシュやCookieが蓄積され、動作が遅くなることがあります。以下の手順でクリアしてください。

  1. 設定画面を開く
    Edgeの設定画面を開きます。
  2. 「プライバシー、検索、サービス」を選択
    左側メニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
  3. 「閲覧データをクリア」の項目を探す
    「閲覧データをクリア」セクションにある「クリアするデータの選択」をクリックします。
  4. クリアするデータを選択して実行
    「時間の範囲」を「すべての期間」にし、「閲覧の履歴」「Cookieおよびその他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」などを選択して「今すぐクリア」をクリックします。

不要な拡張機能の無効化・削除

インストールしている拡張機能が多い、または特定の拡張機能がリソースを大量に消費している場合、Edge全体の動作が遅くなることがあります。不要な拡張機能は無効化または削除しましょう。

  1. 拡張機能ページを開く
    Edgeのアドレスバーに edge://extensions/ と入力してEnterキーを押すか、設定画面の「拡張機能」からアクセスします。
  2. 拡張機能を無効化または削除する
    不要な拡張機能のトグルスイッチをオフにするか、「削除」ボタンをクリックしてアンインストールします。

Edgeのアップデート確認

Edgeが最新バージョンでない場合、パフォーマンスの問題が発生することがあります。以下の手順でアップデートを確認してください。

  1. 設定画面を開く
    Edgeの設定画面を開きます。
  2. 「Microsoft Edge について」を選択
    左側メニューから「Microsoft Edge について」をクリックします。
  3. アップデートを確認・適用する
    Edgeが自動的にアップデートを確認します。利用可能なアップデートがあれば、ダウンロードしてインストールしてください。

EdgeとChromeの起動ブースト機能の比較

Edgeの「起動ブースト」機能は、Google Chromeにも類似した機能が存在します。両者の違いを理解することで、より適切な設定を見つけることができます。

項目 Microsoft Edge Google Chrome
機能名 起動ブースト バックグラウンドでのアプリ実行
概要 Edgeをバックグラウンドで実行し、起動を高速化する Chromeを閉じた後も、拡張機能やアプリの実行を継続させる
設定場所 システムとパフォーマンス システム
影響 Edgeの起動速度向上、バックグラウンドでのリソース消費 拡張機能の動作継続、バックグラウンドでのリソース消費
検証方法 起動時間、PC全体応答性の変化を確認 起動時間、PC全体応答性の変化を確認

どちらのブラウザも、起動速度を優先するか、システムリソースの消費を抑えるかというトレードオフが存在します。ご自身のPC環境や利用状況に合わせて、これらの機能を適切に管理することが重要です。

この記事では、Edgeの「起動ブースト」機能の効果を検証する手順と、その結果を判断するための基準を解説しました。起動ブーストのオン・オフを切り替えてEdgeの起動時間やPC全体の応答性を比較することで、ご自身の環境でこの機能がパフォーマンスに与える影響を具体的に把握できます。もし起動ブーストを無効にしても動作が改善しない場合は、キャッシュクリアや拡張機能の見直し、アップデート確認といった他の対処法も試してください。

これらの検証と設定の見直しを通じて、Edgeをより快適に利用できるようになることを目指しましょう。さらにパフォーマンスを改善したい場合は、Edgeのハードウェアアクセラレーション設定の確認も有効な手段です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。