【Word】フッターを1ページ目だけ非表示にする!表紙除外の設定手順

【Word】フッターを1ページ目だけ非表示にする!表紙除外の設定手順
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表紙ページを持つ文書では、1ページ目のフッターにページ番号や著作権表記を表示したくない場面があります。表紙はタイトルやデザインを目立たせるためフッター情報を含めず、本文の2ページ目以降にだけページ番号と著作権表記を表示するのが定番のレイアウトです。

Wordには「先頭ページのみ別指定」という機能があり、これを有効にすると1ページ目のヘッダーフッターが2ページ目以降と独立管理になります。1ページ目のフッターを空にして2ページ目以降にだけフッター内容を入れることで、表紙ではフッターが非表示、本文ページではフッターが表示される構成が簡単に実現できます。

この記事では、フッターを1ページ目だけ非表示にする設定手順、「先頭ページのみ別指定」の有効化、ページ番号の開始番号調整、ヘッダーも同時に非表示にする選択肢、複数セクションの場合の扱いまでを解説します。

【要点】1ページ目のフッターを非表示にする3つの設定

  • 「ヘッダーとフッター」タブで「先頭ページのみ別指定」を有効化: フッター編集モードで上部のオプショングループにあるチェックボックスをオンにすると、1ページ目用のフッターが独立管理になります。
  • 1ページ目用のフッターを空のままにする: 「先頭ページのみ別指定」有効化後、1ページ目のフッター領域を空のまま残せば自動的に表紙にはフッターが表示されません。
  • 2ページ目から開始番号を「1」にする: 「ページ番号の書式設定」から「開始番号」を1に設定することで、本文1ページ目(実質2ページ目)から番号が始まる構成にできます。

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先頭ページ別指定の仕組みと効果

「先頭ページのみ別指定」は、文書の1ページ目のヘッダーとフッターを2ページ目以降とは独立した別管理にする機能です。表紙ページを持つ文書で、表紙には特殊なデザインを適用し本文ページには通常のヘッダーフッターを表示する用途を想定して用意されています。

この機能を有効にすると、1ページ目のヘッダー編集モードに入った際にラベルが「最初のページのヘッダー」「最初のページのフッター」と表示されます。2ページ目以降のヘッダーフッターは「ヘッダー」「フッター」とラベリングされ、別管理であることが視覚的に分かります。1ページ目用を空のまま残せば自動的に表紙ではフッターが非表示になり、2ページ目以降には通常のフッターが表示されます。

先頭ページとヘッダーフッターの関係

「先頭ページのみ別指定」はヘッダーとフッターの両方に同時に適用されます。フッターだけを別管理にしてヘッダーは共通にする、というような片方だけの設定はできません。ヘッダーは表紙にも表示したいがフッターは表紙では非表示にしたい場合は、ヘッダーには内容を入れてフッターは空のままにする運用になります。

ページ番号の管理

「先頭ページのみ別指定」を有効にしてもページ番号自体は1ページ目から数えられます。2ページ目に「2」と表示される場合、本文の1ページ目を「1」と表示したいなら開始番号設定を変えるか、表紙を別文書として扱う必要があります。「ページ番号の書式設定」から開始番号を変更する方法が一般的です。

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1ページ目のフッターを非表示にする基本手順

  1. 1ページ目のフッター領域をダブルクリックして編集モードに入る
    フッター編集モードに入ります。「ヘッダーとフッター」タブが表示されます。
  2. 「ヘッダーとフッター」タブのオプショングループで「先頭ページのみ別指定」のチェックを入れる
    このオプションを有効化すると、1ページ目のフッターが独立管理になります。
  3. 1ページ目のフッター領域が空になっていることを確認
    「最初のページのフッター」とラベリングされた1ページ目用フッターは、有効化直後は空状態です。何も入れずにそのままにしておけば表紙にはフッターが表示されません。
  4. 2ページ目に移動して通常のフッターを設定
    2ページ目のフッター領域に移動して、必要なフッター内容(ページ番号、著作権表記など)を入力します。
  5. 「ヘッダーとフッターを閉じる」で本文に戻る
    表紙にはフッターが表示されず、2ページ目以降にはフッターが表示される状態を確認します。

2ページ目から開始番号を1にする手順

  1. 2ページ目のフッターを編集モードに入る
    フッター編集モードを開きます。
  2. 「挿入」→「ページ番号」→「ページ番号の書式設定」を選ぶ
    「ページ番号の書式」ダイアログが開きます。
  3. 「開始番号」のラジオボタンを選んで「1」を入力
    「自動的に番号を振る」だと表紙が1で本文が2から始まりますが、「開始番号」を1にすると本文ページから1, 2, 3…と振られます。
  4. OKを押して反映
    2ページ目(本文の1ページ目)から番号が1で始まるようになります。
  5. 各ページのフッターを確認
    表紙はフッターなし、2ページ目に「1」、3ページ目に「2」、と表示されます。

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ヘッダーも同時に非表示にする手順

  1. 「先頭ページのみ別指定」を有効化した状態で1ページ目のヘッダー領域を確認
    ヘッダーも独立管理になっています。
  2. 1ページ目のヘッダー領域を空のまま残す
    ヘッダー内容を入れなければ表紙ではヘッダーも非表示になります。
  3. 2ページ目以降のヘッダーには通常の内容を入力
    章タイトルや会社名などを2ページ目のヘッダーに入れます。
  4. 結果を確認
    表紙にはヘッダーフッターが両方非表示、本文ページには両方表示される状態が完成します。

複数セクション文書での先頭ページ別指定

「先頭ページのみ別指定」は各セクションごとに個別に設定できる仕様です。複数セクションがある文書では、それぞれのセクションの先頭ページに別ヘッダーフッターを適用できます。たとえば章ごとに章扉ページを設けてフッター非表示にする、という構成も可能です。

セクション区切りで章を分けた長文文書で、各章の先頭ページ(章扉)のフッターを非表示にしたい場合は、各セクションのフッター編集モードに入って「先頭ページのみ別指定」をそれぞれ有効化します。すべてのセクションで同じ設定を繰り返すか、テンプレート段階で一括設定しておくと効率的です。

「先頭ページのみ別指定」は便利な機能ですが、複数セクションで設定が分散すると管理が複雑になります。シンプルな表紙除外なら文書全体で1回設定するだけで済む単一セクション運用が無難で、章ごとの章扉除外が必要な場合だけ複数セクションでの設定を活用するのが現実的です。

フッター非表示でよく起きる問題

1ページ目にもフッターが表示されてしまう

「先頭ページのみ別指定」を有効化していない場合、すべてのページに同じフッターが表示されます。1ページ目のフッター編集モードでオプションのチェックが入っているか確認してください。

2ページ目にもフッターが表示されない

「先頭ページのみ別指定」を有効化した直後は、2ページ目以降のフッターが空状態の場合があります。明示的に2ページ目のフッターに内容を入力する必要があります。

ページ番号が0や2から始まる

表紙が「1」、本文1ページ目が「2」と表示される場合、開始番号設定で本文側を1にする必要があります。「ページ番号の書式設定」から「開始番号」を1に変更してください。

表紙除外の設定パターン

設定 表紙の表示 本文の表示
先頭ページのみ別指定 OFF 共通フッター表示 共通フッター表示
ON / 1ページ目空 / 開始番号自動 非表示 2から番号開始
ON / 1ページ目空 / 開始番号1 非表示 1から番号開始
ON / 1ページ目に表紙用テキスト 表紙専用フッター 本文用フッター

まとめ

1ページ目(表紙)のフッターを非表示にするには、フッター編集モードで「先頭ページのみ別指定」のチェックを入れて1ページ目用フッターを空のまま残すのが基本手順です。本文ページの番号を1から始めたい場合は「ページ番号の書式設定」で「開始番号」を1に変更し、ヘッダーも同時に非表示にする場合は1ページ目のヘッダー領域も空のまま残します。複数セクション文書では各セクションごとに同じ設定が必要で、章扉ページごとのフッター非表示にも応用できます。シンプルな表紙除外から複雑な章扉設計まで、用途に応じた使い分けで読者にとって違和感のない文書レイアウトを実現できます。


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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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