Zoom管理者の皆さま、セキュリティ上の理由やライセンスの都合で、特定のユーザーを強制的にログアウトさせたい場面があるのではないでしょうか。この記事では、Zoom管理ポータルからユーザーのセッションを強制終了する方法を詳しく解説します。手順は非常にシンプルで、数分で完了できます。強制ログアウトの権限設定や注意点もあわせて説明しますので、安心して実施していただけます。
【要点】Zoom管理者がユーザーを強制ログアウトする手順
- Zoom管理ポータルにログイン: 管理者アカウントでZoom管理ポータル(admin.zoom.us)にアクセスします。
- ユーザー管理から該当ユーザーを選択: 左メニューの「ユーザー管理」→「ユーザー」を開き、対象ユーザーをクリックします。
- 「セッションの強制終了」を実行: ユーザー詳細ページの「セキュリティ」セクションにある「セッションの強制終了」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログで同意: ポップアップが表示されたら「強制終了」をクリックして確定します。
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目次
強制ログアウトが必要になる背景と権限
Zoomでは、管理者が特定のユーザーを強制的にログアウトさせる機能が用意されています。この機能は、主に次のようなケースで使用します。従業員が退職した際にアカウントを即座に無効化したい場合、アカウントが不正に使用されている可能性がある場合、またはライセンスの上限に達したため一部のユーザーを一時的に切断したい場合です。強制ログアウトを実行するには、Zoom管理ポータルにアクセスできる管理者権限が必要です。通常、アカウントオーナーまたは管理者ロールが割り当てられたユーザーのみがこの操作を行えます。実際には、ユーザーのセッションを終了させるだけでなく、アカウント自体を一時停止または削除するオプションも用意されています。
Zoom管理ポータルでユーザーを強制ログアウトする手順
手順1: 管理ポータルにログインする
- Zoom管理ポータルにアクセスする
Webブラウザで admin.zoom.us を開き、管理者アカウントでサインインします。 - 左メニューから「ユーザー管理」を選択する
ダッシュボード画面の左側にあるナビゲーションメニューから「ユーザー管理」をクリックし、その下の「ユーザー」を選択します。
手順2: 対象ユーザーを検索して選択する
- ユーザー一覧で該当者を見つける
「ユーザー」ページには組織内の全ユーザーが一覧表示されます。上部の検索ボックスにメールアドレスや名前を入力して絞り込みます。 - ユーザー名をクリックして詳細を開く
目的のユーザーの行にある名前またはメールアドレスをクリックし、そのユーザーの詳細ページに移動します。
手順3: 「セッションの強制終了」を実行する
- 「セキュリティ」セクションを探す
ユーザー詳細ページを下にスクロールし、「セキュリティ」というラベルのセクションを見つけます。 - 「セッションの強制終了」ボタンをクリックする
「セキュリティ」セクション内に「セッションの強制終了」というボタンがあります。それをクリックします。 - 確認ダイアログで「強制終了」を押す
「このユーザーのすべてのアクティブなセッションを強制終了しますか?」という確認ダイアログが表示されます。問題なければ「強制終了」をクリックします。
手順4: 強制ログアウトが完了したことを確認する
- 成功メッセージを確認する
画面上部に緑色のバナーで「セッションの強制終了が成功しました」と表示されれば完了です。 - ユーザーの状態を再確認する(オプション)
必要に応じて、再度ユーザー詳細ページを開き、「アクティブなセッション」の項目が空になっていることを確認します。
強制ログアウトに関する注意点とよくある質問
強制ログアウト後にユーザーは再ログインできるのか
強制ログアウトは、その時点でアクティブなセッションを切断するだけです。アカウント自体は無効になりません。したがって、ユーザーは再度正しい認証情報でログインできます。完全にアクセスをブロックしたい場合は、併せてアカウントの「一時停止」または「削除」を検討してください。アカウントの一時停止はユーザー詳細ページの上部にある「ユーザーの一時停止」ボタンから行えます。
強制ログアウト中にユーザーが会議中だった場合の影響
会議のホストであるユーザーを強制ログアウトすると、その会議はホスト不在となります。参加者は会議から切断されるか、ホスト権限が別の参加者に移行する可能性があります(設定による)。重要な会議が行われている場合は、事前にユーザーに連絡するか、会議終了後に実行することをおすすめします。強制ログアウトは重大な操作ですので、慎重にタイミングを選んでください。
一括で複数のユーザーを強制ログアウトする方法
現在、Zoom管理ポータルでは複数のユーザーを一括で強制ログアウトする機能は用意されていません。一人ひとりに対して上記の手順を繰り返す必要があります。ただし、APIを使用すればスクリプトによる一括処理が可能です。Zoom APIの「ユーザーのセッションを無効化」エンドポイントを利用することで、プログラム的に強制ログアウトを実行できます。詳細はZoom Developerドキュメントを参照してください。
強制ログアウトとアカウント一時停止の違い
強制ログアウトはセッションのみを切断し、ユーザーは再ログインできます。アカウント一時停止は、ユーザーがまったくログインできなくなり、管理ポータル上で「一時停止」ステータスになります。再開するまで一切のZoomサービスを利用できません。目的に応じて使い分けてください。たとえば、セキュリティインシデントの場合は一時停止が適切ですが、単にライセンスを解放したいだけなら強制ログアウトとライセンスの割り当て解除を組み合わせる方法もあります。
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強制ログアウトとアカウント一時停止の比較表
| 項目 | 強制ログアウト | アカウント一時停止 |
|---|---|---|
| 効果 | 現在のセッションを切断 | アカウント全体を無効化 |
| 再ログイン | 可能(認証情報があれば) | 不可能(管理者が再開するまで) |
| ライセンスへの影響 | ライセンスはそのまま | ライセンスは解放されない |
| 主な使用シーン | ユーザーに一時的に切断を促す | 退職・アカウント乗っ取り時 |
| 管理ポータルでの操作 | 「セッションの強制終了」ボタン | 「ユーザーの一時停止」ボタン |
まとめ
Zoom管理者がユーザーを強制ログアウトする手順は、管理ポータルから数クリックで完了します。ユーザー詳細ページの「セッションの強制終了」機能を使うことで、アクティブなセッションを即座に切断できます。この操作はアカウント自体を無効にするものではありませんので、必要に応じて「ユーザーの一時停止」と組み合わせてください。操作後は、対象ユーザーが再ログインできないようにするために、パスワードのリセットやアカウントの一時停止も検討しましょう。また、一括処理が必要な場合はZoom APIの利用も視野に入れてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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