Boxを業務で利用していると、「容量不足」という警告が表示されることがあります。この警告は、アカウントのストレージ容量が上限に近づいたことを知らせるもので、放置するとファイルのアップロードや同期ができなくなる可能性があります。本記事では、容量不足の原因を特定し、安全かつ効率的に空き容量を増やす方法を解説します。個人アカウントと会社のビジネスアカウントで対処方法が異なる点にも触れますので、自分の環境に合わせた整理を行ってください。
【要点】この記事で確認すること
- 最初に見る場所: Boxの「設定」→「アカウント設定」→「ストレージ使用量」で現在の使用状況を確認する。
- 切り分けの軸: 個人アカウントか会社のビジネスアカウントか、および容量制限がアカウント全体か共有フォルダ単位かを区別する。
- 注意点: 会社のBoxアカウントの場合、管理者が容量制限を設定している可能性がある。勝手にファイルを削除せず、まず管理者に確認する。
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目次
容量不足警告の原因を理解する
Boxで容量不足の警告が表示される主な原因は、アカウントに割り当てられたストレージ上限に達したことです。ただし、状況によって原因が異なる場合があります。
個人アカウントとビジネスアカウントの違い
個人用の無料アカウント(Box Personal)は10GB、有料のPersonal Proは100GBの容量が標準です。一方、会社で使用するBusinessプランやEnterpriseプランは、管理者が組織全体の容量を設定します。多くの場合、ユーザーごとに無制限または大容量が割り当てられますが、管理者が上限を設けているケースもあります。
容量制限の種類
Boxの容量制限には以下の3種類があります。
- アカウント全体のストレージ: 自分のBoxアカウントに保存できるファイルの総容量。
- フォルダ単位の容量制限: 共有フォルダなどに設定された最大容量。所有者または管理者が設定可能。
- ファイルサイズ制限: 1ファイルあたりの最大サイズ。無料アカウントは250MB、有料プランは5GB以上など。
まず確認すべきこと:現在の使用状況の確認方法
容量不足の警告が出たら、まず自分のアカウントの使用量を確認します。以下の手順で行います。
- BoxのWebサイトにログインし、画面右上のプロフィールアイコンをクリックします。
- 表示されたメニューから「設定」を選択します。
- 左側の「アカウント設定」をクリックし、スクロールして「ストレージ」セクションを探します。
- 「使用済みストレージ」に、現在の使用量と上限が表示されます。上限に近づいているか確認します。
- さらに詳しく知りたい場合は、「ストレージの詳細を表示」をクリックし、ファイルやフォルダごとの内訳を確認します。
- 会社のアカウントで使用量が表示されない場合は、管理者に問い合わせてください。
容量を整理する具体的な方法
使用状況を確認したら、不要なファイルを削除して空き容量を増やします。以下の方法を順に試してください。
不要ファイルの削除
まず、自分が所有するファイルで不要なものを探します。Boxの検索機能を使って、更新日が古いファイルやサイズの大きいファイルを絞り込むと効率的です。
- Boxの画面左側で「すべてのファイル」を選択し、右上の検索バーの横にあるフィルターアイコンをクリックします。
- 「ファイルサイズ」で「大(100MB以上)」などを指定し、大きなファイルをリストアップします。
- 不要なファイルを選択し、「削除」をクリックします。削除したファイルはゴミ箱に移動します。
- 大量のファイルを削除する場合は、フォルダごと削除することも可能です。
ファイルの圧縮・変換
画像や動画、PDFなどは圧縮や変換でサイズを減らせることがあります。Boxでは直接圧縮機能は提供されていませんが、PC上で圧縮してからアップロードし直すことで容量を節約できます。特に、大きな画像ファイルをJPEGからWebPに変換するなど、形式変更も効果的です。
Boxの「ゴミ箱」を空にする
ファイルを削除しても、ゴミ箱に残っている間は容量を消費し続けます。ゴミ箱を空にするには、Box画面左側の「ゴミ箱」をクリックし、画面右上の「ゴミ箱を空にする」ボタンを押します。完全に削除してよいファイルだけが入っていることを確認してから実行してください。
別のストレージへ移動
頻繁にアクセスしないファイルは、外部ストレージや別のクラウドサービスに移す方法もあります。ただし、会社のポリシーでデータの外部持ち出しが禁止されている場合があるため、必ず管理者に確認してから行ってください。
状況別比較表
| プラン | 標準容量 | ファイルサイズ制限 | 主な対策 |
|---|---|---|---|
| 個人無料 | 10GB | 250MB | 不要ファイル削除、ゴミ箱を空にする、有料プランへのアップグレードを検討 |
| 個人有料(Pro) | 100GB | 5GB | 大きなファイルの圧縮、不要な共有フォルダの整理 |
| Business | ユーザーあたり無制限(管理者設定による) | 5GB~15GB | 管理者に容量増加を依頼、フォルダ単位の制限を確認 |
| Enterprise | 無制限 | 15GB以上 | 管理者ポリシーに従う、必要に応じてアーカイブ |
よくある失敗パターン
容量整理の際に、以下のようなミスを犯すと逆に問題が悪化する恐れがあります。
- ゴミ箱を空にしない: 削除したファイルがゴミ箱に残ったままでは容量が回復しません。必ずゴミ箱も空にしましょう。
- 共有フォルダの容量を誤解する: 自分が所有者でない共有フォルダのファイルを削除しても、自分の容量は増えない場合があります。共有フォルダの容量は所有者のアカウントに計上されることを理解してください。
- 個人用と業務用の混在: 会社のBoxアカウントに個人ファイルを保存していると、不必要な容量を消費します。業務用と個人用は分けましょう。
- 管理者に相談せずに削除: 会社の共有フォルダ内のファイルを無断で削除すると、他のメンバーに影響が出ます。削除前に管理者や関係者と確認してください。
管理者への確認事項
会社のBoxアカウントで容量不足が発生した場合、以下の点を管理者に確認しましょう。
- 自分のアカウントに設定されている容量上限はいくらか。
- 組織全体の容量に余裕があるか。余裕があれば上限引き上げを依頼できる。
- 容量制限がかかっている共有フォルダがある場合、そのフォルダの整理や容量増加を依頼する。
- ファイルのバックアップやアーカイブに関する会社のルール(例:古いファイルは外部ストレージに移動するなど)を確認する。
よくある質問
Q1: ゴミ箱を空にしたのに容量が増えないのはなぜ?
ゴミ箱を空にした後、実際の容量が反映されるまでに時間がかかることがあります。数分待ってから再度確認してください。それでも変わらない場合は、Boxのキャッシュをクリアするか、再ログインしてみてください。
Q2: 共有フォルダのファイルを削除しても自分の容量が減らないのはなぜ?
共有フォルダの容量は、そのフォルダの所有者のアカウントに計上されます。自分が所有者でない場合は、削除しても自分の容量は変わりません。ただし、自分がアップロードしたファイルは自分の容量にカウントされる場合もあるため、状況を確認してください。
Q3: 会社のBoxで容量不足になったら、自分でプランをアップグレードできる?
通常、会社のBoxアカウントのプラン変更は管理者のみが行えます。自分でアップグレードすることはできません。管理者に連絡して容量増加を依頼してください。
まとめ
Boxで容量不足の警告が出た場合、まずは現在の使用量を確認し、不要ファイルの削除とゴミ箱の空きを行うことが基本です。個人アカウントと会社のアカウントで対処方法が異なるため、自身の契約プランを把握した上で適切な整理を行ってください。会社のアカウントの場合は、管理者に相談して容量の増加や削除の可否を確認することを忘れないでください。定期的にファイルを整理することで、容量不足を予防できます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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