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【Edge】効率モードの設定をEdgeで「グループポリシー」優先にする運用手順と確認

【Edge】効率モードの設定をEdgeで「グループポリシー」優先にする運用手順と確認
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社内でEdgeの効率モードを統一して運用したいと考えている管理者の方も多いでしょう。ユーザーが自由に設定を変更できると、電力消費やパフォーマンスにばらつきが出ます。グループポリシーを使えば、効率モードの設定を組織全体で強制し、ユーザーによる変更を防げます。この記事では、グループポリシーで効率モードを優先的に設定する手順と、設定が正しく適用されているかを確認する方法を解説します。

【要点】グループポリシーでEdgeの効率モードを強制制御する手順

  • グループポリシー管理コンソールの起動: gpedit.mscから必要なポリシーを設定します。
  • 効率モード関連ポリシーの有効化: 「効率モードを有効にする」と「効率モードの設定をユーザーが変更できないようにする」を設定します。
  • 設定の反映確認: gpupdateコマンドで即時反映し、Edgeの設定画面でグレーアウトを確認します。

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効率モードとグループポリシーの基礎知識

効率モードは、Edgeがバッテリー消費を抑えるために動作を調整する機能です。通常はユーザーが任意で有効・無効を切り替えられますが、グループポリシーを用いると管理者側で制御できます。グループポリシーで設定すると、ユーザーによる変更が無効化され、グレーアウト表示になります。これにより、組織全体で一貫した設定を強制できるのです。

この機能を利用するには、以下の前提条件が必要です。まず、WindowsのエディションがPro、Enterprise、またはEducationであること。Windows Homeではグループポリシーエディタが使用できません。また、Edgeの管理用テンプレート(ADMX)がコンピューターにインストールされている必要があります。Windows 11 22H2以降では標準でEdgeのADMXが含まれていますが、過去のバージョンではMicrosoftから別途ダウンロードが必要な場合があります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

グループポリシーで効率モードを優先設定する手順

ここでは、グループポリシーエディタを使用して効率モードを強制する手順を説明します。操作はすべて管理者権限で行ってください。

  1. グループポリシー管理コンソールを開く
    キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押します。ローカルグループポリシーエディタが起動します。
  2. 効率モードのポリシーパスに移動する
    左側のツリーから、[コンピューターの構成] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge] > [効率モード] の順に展開します。このフォルダに効率モード関連のポリシーが表示されます。
  3. 「効率モードを有効にする」を有効化する
    一覧から「効率モードを有効にする」をダブルクリックします。表示されたダイアログで「有効」を選択し、「OK」をクリックします。このポリシーが有効になると、Edgeの効率モード機能が自動的に有効になります。
  4. ユーザーによる変更を禁止するポリシーを設定する
    同じフォルダにある「効率モードの設定をユーザーが変更できないようにする」をダブルクリックします。こちらも「有効」を選択し、「OK」をクリックします。この設定により、ユーザーはEdgeの設定画面から効率モードをオフにできなくなります。
  5. ポリシーをコンピューターに反映させる
    管理者としてコマンドプロンプトを開き、「gpupdate /force」と入力してEnterキーを押します。グループポリシーが即座に適用されます。通常は数秒で完了します。
  6. Edgeで設定を確認する
    Edgeを起動し、右上の「…」メニューから「設定」をクリックします。「システムとパフォーマンス」の項目を開くと、「効率モード」の切り替えスイッチがグレーアウトして操作できない状態になっています。これでグループポリシーによる優先設定が正常に動作していることが確認できます。

参考:Windows 10との違い

Windows 10でも基本的な手順は同じです。ただし、Edgeの管理用テンプレートが標準で含まれていない場合があります。その場合は、Microsoft ダウンロードセンターから「Microsoft Edge 管理用テンプレート」を入手し、ADMXファイルを適切なフォルダにコピーする必要があります。コピー先は通常「C:\Windows\PolicyDefinitions」です。

設定の確認方法とトラブルシューティング

ポリシーが正しく適用されているかどうかは、Edgeの設定画面だけでなく、コマンドやログで確認する方法もあります。

  1. rsop.mscでポリシーの結果セットを確認する
    「ファイル名を指定して実行」から「rsop.msc」を起動します。これにより、現在適用されているグループポリシーの一覧を確認できます。左ツリーから[コンピューターの構成] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge] > [効率モード] を開き、各ポリシーの状態が「有効」になっているか確認します。
  2. Edgeの内部URLでポリシー状態を確認する
    Edgeのアドレスバーに「edge://policy」と入力します。ページ内に「EfficiencyModeEnabled」や「EfficiencyMode」というポリシーが表示され、その値が「1」(有効)になっていれば設定が反映されています。
  3. ポリシーが反映されない場合の対処
    ポリシーが適用されない原因として、コンピューターがドメインに参加していない、または複数のポリシーが競合している可能性があります。まず「gpresult /h report.html」コマンドでレポートを出力し、適用されているポリシーを確認します。また、ローカルグループポリシーとドメイングループポリシーが混在している場合は、優先順位を整理する必要があります。

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グループポリシー運用時の注意点

グループポリシーで効率モードを制御する際には、いくつかの制限や注意点があります。以下に主なポイントを挙げます。

Windows Homeエディションでは使用できない

グループポリシーエディタはWindows Pro以上のエディションにのみ搭載されています。Windows Homeではgpedit.mscが起動しません。Home環境で同様の制御を行いたい場合は、レジストリを直接編集する方法もありますが、この記事では扱いません。

ユーザー設定とコンピューター設定の優先順位に注意する

グループポリシーでは「コンピューターの構成」と「ユーザーの構成」の両方に同じポリシーが存在する場合があります。効率モードのポリシーはコンピューターの構成のみですが、他の設定と競合しないようにご注意ください。また、ドメインベースのポリシーが適用されている場合は、ローカルポリシーよりも優先される可能性があります。

ポリシー変更後にEdgeの再起動が推奨される

gpupdate /forceでポリシーを反映した後でも、Edgeの設定がすぐに反映されないことがあります。その場合はEdgeを完全に終了してから起動し直してください。タスクマネージャーでバックグラウンドプロセスが残っていないか確認するのも有効です。

効率モード制御方法の比較

以下に、通常のユーザー設定とグループポリシーによる設定の違いをまとめます。

項目 通常のユーザー設定 グループポリシー設定
制御主体 ユーザーが個別に変更可能 管理者が強制
変更の可否 ユーザーが自由にオン・オフできる ユーザーは変更不可(グレーアウト)
適用範囲 端末ごと、ユーザーごとに異なる可能性 組織全体で統一
優先順位 ユーザー設定が最優先 グループポリシーが最優先

まとめ

グループポリシーを使えば、Edgeの効率モードを組織全体で強制できます。この記事で解説した手順に従い、ポリシーを有効にしてユーザーによる変更を禁止することで、統一された設定が可能です。設定後はedge://policyページで反映状況を確認すると確実です。さらに、効率モード以外にもパフォーマンス関連のポリシーを組み合わせて運用することで、より細かな制御が実現します。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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