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【Edge】Edgeのフィッシング保護機能を「強化された保護」に変更する手順と通信内容の差異

【Edge】Edgeのフィッシング保護機能を「強化された保護」に変更する手順と通信内容の差異
🛡️ 超解決

業務中にフィッシングサイトへ誤ってアクセスしてしまうリスクは、どなたにもあります。Edgeのフィッシング保護機能は、そのような危険からあなたを守る重要な仕組みです。この機能には「標準」と「強化された保護」の2種類があり、強化された保護ではより多くのデータをMicrosoftに送信して危険性を評価します。本記事では、強化された保護への変更手順と、標準との通信内容の違いを解説します。

【要点】Edgeのフィッシング保護を強化する方法とその影響

  • 強化された保護への変更手順: Edgeの設定から数クリックで変更できます。セキュリティが向上する一方で、一部のサイトでレイアウト崩れが生じる可能性があります。
  • 通信内容の差異: 強化された保護では、アクセス先のURLだけでなくページのコンテンツの一部もMicrosoftに送信されます。標準保護ではURLのみです。
  • プライバシーへの影響: 送信データが増えるため、機密情報を扱う環境では導入前にポリシーを確認しましょう。

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強化された保護の仕組みと標準保護との違い

Edgeのフィッシング保護機能は、Microsoft Defender SmartScreen(スマートスクリーン)と呼ばれる技術を利用しています。標準保護では、アクセスしようとしているサイトのURLをリアルタイムでMicrosoftのクラウドサービスに送信し、既知の悪意サイトかどうかをチェックします。送信するのはURLのみで、ページの内容は送信されません。

一方、強化された保護では、URLに加えてページの閲覧履歴やダウンロードしたファイルの情報、さらにはページの一部のコンテンツ(テキストや画像のメタデータなど)もMicrosoftに送信されます。これにより、未知のフィッシングサイトや新たに出現した脅威に対しても高い精度で検出できます。ただし、プライバシーの観点から、送信データが増えることを理解しておく必要があります。

この強化された保護は、Windows 10およびWindows 11の最新バージョンのEdgeで利用可能です。デフォルトでは標準保護が有効になっています。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

強化された保護に変更する手順

以下の手順で、Edgeのフィッシング保護を強化された保護に変更できます。設定画面へのアクセス方法は2通りありますので、どちらか使いやすい方法で行ってください。

方法1:設定メニューから変更する

  1. Edgeの設定を開く
    Edgeブラウザの右上にある「…」(設定など)ボタンをクリックし、メニューから「設定」を選択します。
  2. プライバシー、検索、サービス画面を開く
    左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
  3. セキュリティセクションを見つける
    画面を下にスクロールし、「セキュリティ」というグループを見つけます。
  4. Microsoft Defender SmartScreenの設定を変更する
    「Microsoft Defender SmartScreen」の項目にある、「強化された保護」のトグルスイッチをオンにします。これで切り替えは完了です。
  5. 設定を確認する
    トグルが「オン」になっていれば強化された保護が有効です。標準に戻したい場合は同じ手順でオフにします。

方法2:edge://settingsから直接アクセスする

  1. アドレスバーにURLを入力する
    Edgeのアドレスバーに「edge://settings/privacy」と入力し、Enterキーを押します。
  2. 設定画面でSmartScreenを探す
    開かれた「プライバシー、検索、サービス」画面で、先ほどと同じ「セキュリティ」グループまでスクロールします。
  3. 強化された保護を有効にする
    「Microsoft Defender SmartScreen」の項目にある、「強化された保護」のトグルをオンにします。

どちらの方法でも同じ設定にアクセスできます。Edgeのバージョンによっては、トグルの位置や文言が若干異なる場合がありますが、基本的な操作は同じです。

強化された保護を利用する際の注意点

強化された保護はセキュリティを高めますが、いくつかの点に注意が必要です。以下に代表的な注意点を挙げます。

通信内容が増えることによるプライバシーへの影響

前述の通り、強化された保護ではページのコンテンツの一部がMicrosoftに送信されます。例えば、フォームに入力したテキストの一部や、ページ内のリンク先などが含まれる可能性があります。企業の機密情報を扱う環境では、組織のポリシーに違反しないか事前に確認してください。

一部のサイトでレイアウトが崩れることがある

強化された保護では、ページの読み込み時に詳細な分析を行うため、一部のWebサイトで予期せぬレイアウトの崩れや、機能が正常に動作しないケースが報告されています。特に古いWebサイトや、特殊な技術を使ったサイトで発生しやすいです。問題が起きた場合は、そのサイトに限って標準保護に戻すことも検討しましょう。

ネットワーク環境によっては速度が低下する可能性

送信データ量が増えるため、特に回線速度が遅い環境ではページの読み込みに時間がかかることがあります。業務で常に高速なアクセスが必要な場合は、標準保護のままでも十分な場合があります。

グループポリシーで制御されている場合

企業のIT管理者がグループポリシーやIntuneでSmartScreenの設定を強制している場合、ユーザーが手動で変更できないことがあります。その場合は管理者に問い合わせてください。

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標準保護と強化された保護の比較

項目 標準保護 強化された保護
送信データ アクセス先のURLのみ URL、ページコンテンツの一部、閲覧履歴など
検出精度 既知の悪意サイトに対して高い 未知の脅威にも高い、全体的に優れる
プライバシーへの影響 低い(URLのみ送信) 高い(多くのデータを送信)
パフォーマンスへの影響 ほぼなし わずかに遅くなる可能性
レイアウト崩れのリスク ほとんどなし 一部のサイトで発生する可能性
推奨環境 プライバシー重視、高速なブラウジングが必要な場合 セキュリティ重視、機密情報を扱う場合

本記事では、Edgeのフィッシング保護機能を強化された保護に変更する手順と、標準保護との通信内容の差異について解説しました。強化された保護は、より多くのデータを送信する代わりに、未知のフィッシングサイトからも高い防御力を発揮します。ビジネス環境でセキュリティを重視する場合は強化された保護を有効にし、プライバシーやパフォーマンスのバランスを考慮して使い分けるとよいでしょう。次に、社内のセキュリティポリシーと照らし合わせて設定を決定することをおすすめします。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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