EdgeでWebサイトを開こうとすると「ERR_CACHE_READ_FAILURE」というエラーが表示され、ページが表示されないことがあります。このエラーはブラウザが保存しているキャッシュデータの読み取りに失敗したときに発生します。キャッシュファイルが破損していることが主な原因です。この記事では、Edgeのキャッシュフォルダ「disk_cache」を削除し、正常な状態に再生成する手順を詳しく解説します。この方法でエラーを確実に解消できます。
【要点】ERR_CACHE_READ_FAILUREエラーの解決手順
- disk_cacheフォルダの削除: エクスプローラーでEdgeのキャッシュフォルダを直接削除し、破損データを取り除きます。
- キャッシュフォルダの再生成: 削除後、Edgeを起動すると自動的に新しいフォルダが作成され、正常なキャッシュが使われるようになります。
- 設定からのキャッシュクリアとの違い: 設定からクリアするより確実にキャッシュをリセットできるため、エラーの根本的な解決に効果的です。
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目次
ERR_CACHE_READ_FAILUREが発生する原因
ERR_CACHE_READ_FAILUREは、Edgeが保存しているキャッシュファイルの読み取りに失敗した時に表示されるエラーコードです。キャッシュはWebページの読み込みを高速化するために一時的に保存されるデータです。このキャッシュファイルが何らかの理由で破損すると、Edgeはデータを正しく読み取れなくなり、エラーが発生します。破損の原因としては、システムの予期しないシャットダウンやディスクの書き込みエラー、Edgeの異常終了、ウイルス対策ソフトによるファイルロックなどが考えられます。また、Windows Update後にキャッシュの互換性が失われるケースも報告されています。このエラーは、特定のサイトだけでなく、多くのサイトで発生することが特徴です。
disk_cacheフォルダを削除して再生成する手順
以下の手順でEdgeのキャッシュフォルダを直接削除します。この方法なら、設定画面からクリアするよりも確実に破損データを除去できます。作業を始める前に、Edgeを完全に終了してください。バックグラウンドプロセスが残っていると削除できないため、手順に従って正しく終了することが重要です。
必要な準備
この操作では、保存しているパスワードやログイン情報が失われることはありません。ただし、Webサイトのキャッシュデータがすべて削除されるため、一部のサイトで再度ログインが必要になる場合があります。事前に必要な情報をメモしておくことをおすすめします。
- Edgeを完全に終了する
タスクバーのEdgeアイコンを右クリックし、「ウィンドウをすべて閉じる」を選びます。または、Edgeが起動している状態でAlt+F4キーを押して閉じても構いません。さらに念のため、タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開き、「Microsoft Edge」のプロセスが残っていないか確認します。残っている場合は右クリックして「タスクの終了」を選択します。 - エクスプローラーでキャッシュフォルダのパスを開く
エクスプローラーを開き、アドレスバーに以下のパスを入力してEnterキーを押します。%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Edge\User Data\Default\Cache
このパスはWindows 10とWindows 11の両方で共通です。Windows 10の場合は、同じパスでアクセスできます。 - disk_cacheフォルダを探して削除する
開いたCacheフォルダの中に「disk_cache」という名前のフォルダがあります。このフォルダが破損したキャッシュファイルを格納しています。フォルダを右クリックし、メニューから「削除」を選択します。削除の確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。もし「アクセスが拒否されました」と表示される場合は、Edgeのプロセスが残っていないか再度確認してください。 - Edgeを起動して動作を確認する
デスクトップのEdgeアイコンをダブルクリックしてEdgeを起動します。削除したdisk_cacheフォルダは、Edgeが起動時に自動的に新しく作成されます。以前エラーが表示されていたWebサイトにアクセスし、正常に表示されるか確認してください。複数のタブを開いていた場合は、そのサイトが正しく動作するかもテストしてください。
補足:Windows 10での注意点
Windows 10では、パスの入力時にフォルダの表示が異なる場合があります。手動でフォルダを移動してアクセスすることも可能です。エクスプローラーで「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Default\Cache」と入力しても同じ場所に移動できます。[ユーザー名]は自分のユーザー名に置き換えてください。
注意点:フォルダが存在しない場合や権限エラーへの対処
手順通りに進めてもdisk_cacheフォルダが見つからない、または削除できない場合があります。そのようなケースの対処法を説明します。
disk_cacheフォルダが存在しない場合
Edgeのバージョンや設定によっては、キャッシュの保存場所が異なることがあります。その場合は、以下の2つの場所も確認してください。
・%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Edge\User Data\Default\Code Cache\js
・%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Edge\User Data\Default\Media Cache
これらのフォルダがある場合は、同様に削除してみてください。また、Edgeのプロファイルが複数ある場合は、Defaultの代わりにプロファイル名のフォルダ(Profile 1など)の中にCacheフォルダがあることもあります。すべてのプロファイルで同様の操作を試しましょう。
削除しようとすると「アクセスが拒否されました」と表示される場合
Edgeのプロセスが完全に終了していない可能性が高いです。タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開き、「バックグラウンドプロセス」の一覧から「Microsoft Edge」に関連するプロセスをすべて選択して「タスクの終了」をクリックします。特に「Microsoft Edge Update」や「Microsoft Edge Elevation Service」といった関連プロセスも忘れずに終了してください。その後、再度フォルダ削除を試みます。
それでもエラーが直らない場合
上記の方法で解決しない場合、プロファイルの破損やEdgeのアップデート不具合が疑われます。その場合は、Edgeの設定から「設定のリセット」を試すか、Edgeを再インストールすることも検討してください。設定のリセットは、edge://settings/resetから「設定を元の既定値に戻す」を実行します。これでプロファイルが初期化されるため、キャッシュ関連のエラーが解消されることがあります。
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disk_cache削除と通常のキャッシュクリアの比較
どちらの方法を選ぶべきか判断できるよう、比較表を用意しました。エラー発生時にはdisk_cache削除が推奨されますが、日常的なメンテナンスでは通常のキャッシュクリアが手軽です。
| 項目 | disk_cacheフォルダ削除 | 設定からキャッシュクリア |
|---|---|---|
| 効果の確実性 | 破損したファイルを確実に除去 | 選択によっては不完全な場合がある |
| 対象範囲 | キャッシュ全体を強制的にリセット | 期間や種類を指定可能 |
| 手軽さ | フォルダ操作が必要でやや複雑 | 数クリックで完了 |
| 再ログインの必要性 | ほぼすべてのサイトで必要 | 選択した範囲によって異なる |
| 推奨する状況 | ERR_CACHE_READ_FAILUREエラー発生時 | 日常的なキャッシュ整理やストレージ解放 |
まとめ
この記事では、ERR_CACHE_READ_FAILUREエラーを解消するために、Edgeのdisk_cacheフォルダを削除して再生成する手順を紹介しました。キャッシュの破損が原因のエラーは、この方法でほとんどの場合解決できます。もし今回の方法で直らない場合は、Edgeの設定リセットや再インストールを試してみてください。エラーが発生した際は、まずキャッシュの完全なリセットを行うことをおすすめします。この手順を覚えておけば、同様のエラーに迅速に対処できるでしょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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