Edgeでウェブサイトを表示しようとした際に「ERR_CONNECTION_TIMED_OUT」というエラーが表示され、接続がタイムアウトすることがあります。このエラーが頻繁に発生すると、業務に支障をきたす可能性があります。この記事では、Edgeのタイムアウト時間を延長する方法と、このエラーのその他の対処法を解説します。
Edgeで「ERR_CONNECTION_TIMED_OUT」エラーが発生する原因は様々ですが、多くの場合、ネットワーク接続の問題やEdge自体の設定が関係しています。この記事を読めば、タイムアウト時間を延長して接続を安定させる方法や、エラーを根本的に解決するための手順がわかります。
【要点】EdgeのERR_CONNECTION_TIMED_OUTエラー対処法
- Edgeのタイムアウト時間を延長する: ネットワーク設定の変更で接続を安定させる。
- DNSキャッシュをクリアする: 古いDNS情報を削除して最新情報を取得する。
- プロキシ設定を確認・無効化する: 不要なプロキシ設定が接続を妨げている場合に対応する。
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目次
EdgeでERR_CONNECTION_TIMED_OUTが発生する原因
「ERR_CONNECTION_TIMED_OUT」エラーは、Edgeが指定された時間内にサーバーからの応答を得られなかった場合に表示されます。これは、サーバー側の問題、ローカルネットワークの遅延、あるいはEdge自体の設定が原因で発生します。特に、大容量のデータを扱っている場合や、サーバーの応答が遅い場合に顕著になります。
Edgeのデフォルトのタイムアウト時間は、ユーザーが直接変更できる設定項目として用意されていません。しかし、Windowsのネットワーク設定やEdgeの内部設定、あるいは関連するソフトウェアの設定を変更することで、間接的にタイムアウトの挙動に影響を与えることが可能です。また、DNSキャッシュの破損やプロキシ設定の誤りも、接続タイムアウトを引き起こす一般的な原因です。
Edgeのタイムアウト時間を延長する手順
Edgeブラウザ自体のタイムアウト時間を直接変更する機能はありません。しかし、WindowsのTCP/IP設定を変更することで、ネットワーク接続のタイムアウト動作に影響を与えることが可能です。これは、システム全体に影響するため、慎重な操作が求められます。作業前に必ずシステムのバックアップを取得してください。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開く
Windowsの検索バーに「cmd」と入力します。検索結果に表示された「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。 - TCPのタイムアウト値を変更する
コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。netsh interface ipv4 set subinterface "イーサネット" mtu=1400 store=persistent※「イーサネット」の部分は、お使いのネットワークアダプターの名前に置き換えてください。ネットワークアダプター名は「
netsh interface ipv4 show subinterfaces」コマンドで確認できます。MTU値は環境によって調整が必要です。 - 設定を保存してPCを再起動する
コマンドの実行後、PCを再起動して設定を反映させます。
この設定は、ネットワークアダプターのMTU(Maximum Transmission Unit)値を小さくすることで、パケットの断片化を防ぎ、通信を安定させることを目的としています。これにより、タイムアウトが発生しにくくなる場合があります。ただし、MTU値を小さくしすぎると、逆に通信速度が低下する可能性もあります。
DNSキャッシュのクリア
DNSキャッシュが古い情報や破損した情報を持っていると、ウェブサイトへの接続に失敗することがあります。DNSキャッシュをクリアすることで、最新のDNS情報を取得し、接続問題を解決できる場合があります。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開く
Windowsの検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。 - DNSキャッシュをクリアするコマンドを実行する
コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。ipconfig /flushdns - PCを再起動する
DNSキャッシュのクリア後、PCを再起動して変更を適用します。
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プロキシ設定の確認と無効化
プロキシサーバーの設定が誤っている場合や、不要なプロキシ設定が有効になっていると、インターネット接続に問題が生じ、「ERR_CONNECTION_TIMED_OUT」エラーが発生することがあります。プロキシ設定を確認し、必要に応じて無効化してください。
- Edgeの設定を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/system」と入力してEnterキーを押します。 - プロキシ設定を開く
「システム」設定ページが表示されたら、「コンピューターのプロキシ設定を開く」をクリックします。 - プロキシ設定を確認・無効化する
Windowsの「プロキシ」設定画面が開きます。ここで、「手動プロキシセットアップ」の項目を確認します。「プロキシサーバーを使う」がオンになっている場合は、オフに切り替えて無効化します。 - 設定を保存する
変更を加えた場合は、「保存」ボタンをクリックします。 - Edgeを再起動する
設定変更後、Edgeを一度閉じて再度開き、問題が解消されたか確認します。
EdgeのキャッシュとCookieの削除
Edgeに保存されているキャッシュデータやCookieが破損していると、ウェブサイトの読み込みに問題が発生し、タイムアウトエラーを引き起こすことがあります。これらのデータを削除することで、問題が解決する場合があります。
- Edgeの設定を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/clearBrowserData」と入力してEnterキーを押します。 - 削除するデータの選択
「閲覧データをクリア」画面が表示されます。「時間範囲」を「すべての期間」に設定します。「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。 - データをクリアする
「今すぐクリア」ボタンをクリックします。 - Edgeを再起動する
クリア後、Edgeを再起動して問題が解消されたか確認します。
Edgeのネットワーク設定をリセットする
Edgeのネットワーク関連の設定に問題がある場合、設定をリセットすることで解決することがあります。これは、Edgeの内部設定を初期状態に戻す操作です。
- Edgeの設定を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/reset」と入力してEnterキーを押します。 - 設定を復元する
「設定を既定値に戻します」という項目を探し、「設定を復元」ボタンをクリックします。 - 確認ダイアログで実行する
確認のダイアログが表示されたら、「リセット」をクリックします。 - Edgeを再起動する
リセット後、Edgeを再起動して問題が解消されたか確認します。
Windowsファイアウォールやセキュリティソフトの設定確認
Windowsファイアウォールやインストールされているセキュリティソフトが、Edgeの通信をブロックしている可能性があります。これらの設定を確認し、Edgeが正常に通信できるように設定を変更してください。
Windowsファイアウォールの設定
- Windowsセキュリティを開く
Windowsの検索バーに「Windowsセキュリティ」と入力して開きます。 - ファイアウォールとネットワーク保護を選択する
左側のメニューから「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択します。 - アプリのネットワークアクセスを許可する
「ファイアウォールとネットワーク保護」画面で、「アプリがファイアウォールを通過することを許可する」をクリックします。 - Edgeを探して許可する
アプリの一覧が表示されるので、「Microsoft Edge」を探します。 - ネットワークの種類をチェックする
「プライベート」と「パブリック」のチェックボックスを確認します。Edgeがインターネットに接続できるように、両方または必要な方にチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合は、チェックを入れて「OK」をクリックします。
セキュリティソフトの設定
お使いのセキュリティソフト(ウイルス対策ソフトなど)の設定画面を開き、Edgeやインターネット接続に関する通信がブロックされていないか確認してください。一時的にセキュリティソフトを無効にして、問題が解消されるか試すことも有効です。ただし、無効化する際はセキュリティリスクがあるため、作業後は必ず再度有効にしてください。
Edgeのアップデートを確認する
Edgeが最新バージョンでない場合、既知のバグが原因で接続問題が発生している可能性があります。Edgeを最新の状態にアップデートすることで、問題が解消されることがあります。
- Edgeの設定を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/help」と入力してEnterキーを押します。 - 更新プログラムを確認する
Edgeが自動的に更新プログラムを確認します。 - Edgeを再起動する
更新が見つかった場合はダウンロードとインストールが行われ、完了後にEdgeの再起動を求められます。再起動して問題が解消されたか確認します。
Windows 10と11での違い
上記の手順は、Windows 11およびWindows 10のEdge最新版を基準にしています。ネットワーク設定の変更やファイアウォール設定など、一部の操作はOSのバージョンや設定画面の表記が若干異なる場合がありますが、基本的な手順は共通しています。特に、コマンドプロンプトでのネットワークアダプター名の確認や、プロキシ設定画面の表示はOSによって多少の違いが見られることがあります。
| 項目 | Windows 11 | Windows 10 |
|---|---|---|
| プロキシ設定画面へのアクセス | Edge設定から「コンピューターのプロキシ設定を開く」 | Edge設定から「プロキシ設定を開く」 |
| ネットワークアダプター名の確認 | netsh interface ipv4 show subinterfaces |
netsh interface ipv4 show subinterfaces |
| ファイアウォール設定 | Windowsセキュリティ > ファイアウォールとネットワーク保護 | Windowsセキュリティ > ファイアウォールとネットワーク保護 |
Edgeのバージョンが古い場合、上記の手順で解決しない可能性もあります。常にEdgeを最新の状態に保つことが推奨されます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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