EdgeでWebサイトにアクセスしたとき、ERR_INVALID_AUTH_CREDENTIALSというエラーが表示されてBasic認証のループから抜け出せないことがあります。このエラーは、保存されている認証情報が不正であるか、サーバー側とクライアント側の認証状態に矛盾が生じていることが原因です。この記事では、エラーを解消して正しく再認証するための具体的な手順を詳しく解説します。手順に沿って操作すれば、ループを脱出して目的のサイトにアクセスできるようになります。
【要点】ERR_INVALID_AUTH_CREDENTIALSの再認証手順
- 保存された認証情報の削除: Edgeのパスワード管理から該当サイトの資格情報を削除することで、新しい認証を要求できるようにします。
- Cookieとキャッシュのクリア: 古いセッション情報がループの原因となるため、ブラウザデータを消去して状態をリセットします。
- InPrivateモードでのアクセス: 拡張機能や保存データの影響を受けずに認証を試すことで、問題の切り分けが可能です。
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目次
ERR_INVALID_AUTH_CREDENTIALSが発生する原因と仕組み
Basic認証は、ユーザー名とパスワードをBase64でエンコードしてサーバーに送信するシンプルな認証方式です。Edgeは一度認証に成功すると、その資格情報を内部に保存し、次回以降自動的に送信します。しかし、保存された資格情報がサーバー側で無効になったり、パスワードが変更されたりすると、サーバーは認証エラーを返します。するとEdgeは保存済みの古い資格情報を再送信し続け、ループが発生します。また、Cookieやキャッシュに残った古いセッション情報が干渉する場合もあります。このエラーコードは、クライアント側の資格情報がサーバーに受け入れられないことを示しています。
Basic認証ループを解消する具体的な手順
以下の手順を上から順に試すことで、ほとんどのループが解消します。最初の手順で効果がなければ、次の手順に進んでください。
手順1: 保存された認証情報を削除する
- Edgeの設定を開く
右上の「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。 - パスワード管理画面に移動
左メニューから「プロファイル」を選び、「パスワード」をクリックします。 - 該当サイトの資格情報を検索
「保存されたパスワード」の一覧から、エラーが出ているサイトのURLを探します。 - 資格情報を削除する
該当サイトの右側にある「…」をクリックし、「削除」を選びます。確認ダイアログで「削除」を押します。 - 再度アクセスして認証する
サイトにアクセスし、新しい資格情報を入力して認証が通るか確認します。
手順2: Cookieとキャッシュをクリアする
- 設定から「Cookieとサイトデータ」を開く
設定の左メニューで「Cookieとサイトのアクセス許可」を選び、「Cookieとサイトデータを管理および削除する」をクリックします。 - 該当サイトのデータのみ削除
「すべてのCookieとサイトデータを表示」をクリックし、対象サイトを検索して削除します。または「すべて削除」で全データを消去しても構いません。 - ブラウザを再起動して確認
Edgeを完全に閉じてから再度開き、サイトにアクセスします。
手順3: InPrivateモードでアクセスする
- InPrivateウィンドウを開く
Edgeの「…」メニューから「新しいInPrivateウィンドウ」を選びます。キーボードショートカットはCtrl+Shift+Nです。 - サイトにアクセスして認証
InPrivateモードでは保存データや拡張機能が無効になるため、クリーンな状態で認証を試せます。正常に認証されれば、通常モードのデータに問題があると判断できます。
手順4: 資格情報マネージャーを確認する
- Windowsの資格情報マネージャーを開く
コントロールパネルから「資格情報マネージャー」を開くか、スタートメニューで「資格情報マネージャー」と検索します。 - 「Windows資格情報」を選択
「Windows資格情報」タブをクリックし、「汎用資格情報」の一覧を確認します。 - 該当するエントリを削除
エラーサイトに関連するエントリ(例:「Microsoft_WindowsLiveID_…」やURLを含むもの)があれば、それを選択して「削除」します。 - Edgeを再起動してアクセス
変更を反映するためEdgeを再起動し、サイトにアクセスしてください。
注意点と追加の対処法
認証情報を削除してもループが直らない場合
手順1〜4を試しても改善しない場合、サーバー側の認証方式がBasic認証ではない可能性があります。Digest認証やNTLM認証など、異なる方式が使われていると、Edgeの扱いが変わることがあります。また、会社のネットワークでプロキシ認証が絡んでいる場合は、プロキシ設定を見直す必要があります。その場合は、社内のIT部門に問い合わせてください。
拡張機能が干渉するケース
特定の拡張機能(特にセキュリティ関連や広告ブロッカー)が認証ダイアログをブロックしたり、ヘッダーを改変したりすることがあります。一時的にすべての拡張機能を無効にしてから認証を試すと、原因の切り分けができます。設定の「拡張機能」から各拡張機能のトグルをオフにしてください。
グループポリシーによる制限
職場や学校のPCでは、グループポリシーで認証情報の保存が禁止されている場合があります。その場合はEdgeのパスワード保存が無効になっており、手動で削除する項目も見つからないことがあります。管理者に確認し、必要に応じてポリシーの例外を依頼してください。
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Basic認証と他の認証方式の比較
| 項目 | Basic認証 | Digest認証 | NTLM認証 |
|---|---|---|---|
| 認証情報の送信方法 | Base64エンコード(平文に近い) | ハッシュ化して送信 | チャレンジレスポンス方式 |
| セキュリティ強度 | 低い(HTTPS併用が必須) | 中程度 | 高い |
| Edgeでの保存動作 | 自動保存されやすい | 状況による | Windowsの資格情報マネージャーと連携 |
| ループ発生時の対処 | 保存データ削除で解決しやすい | キャッシュクリアが有効 | 資格情報マネージャーの削除が必要 |
まとめ
EdgeでERR_INVALID_AUTH_CREDENTIALSのBasic認証ループが発生した場合、まずは保存された認証情報の削除とCookie・キャッシュのクリアを試します。それでも解消しない場合は、InPrivateモードや資格情報マネージャーを確認することで、問題を特定できます。さらに拡張機能やグループポリシーの影響も考慮すると、より確実に対処できます。認証方式の違いを理解しておくと、今後のトラブルにも役立つでしょう。この手順を参考に、快適なブラウジングを取り戻してください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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