【Edge】「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」が出る時のシステム時刻と証明書再検証手順

【Edge】「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」が出る時のシステム時刻と証明書再検証手順
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EdgeでWebサイトを閲覧中に「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」というエラーが表示され、業務が滞る経験はありませんか。

このエラーは、Webサイトのセキュリティ証明書の有効期限と、お使いのPCのシステム時刻が一致しないことが主な原因です。

この記事では、システム時刻の正確な設定や、Edgeのキャッシュクリアといった具体的な手順を通じて、このエラーを解決する方法を詳細に解説します。

手順を実行することで、安全にWebサイトへアクセスできるようになります。

【要点】Edgeの「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラー解決のポイント

  • システム時刻の同期: PCの時刻設定を正しく同期し、証明書の有効期限との不一致を解消します。
  • DNSキャッシュのクリア: 古いDNS情報を消去し、Webサイトへの接続を最新の状態に更新します。
  • EdgeブラウザのキャッシュとCookieクリア: ブラウザに保存された古いデータを削除し、証明書の再検証を促します。
  • 証明書エラーの無視設定: 開発環境など特定の状況で、一時的に証明書エラーを無視する設定を適用します。

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Edgeで「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーが発生する主な原因

「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーは、EdgeがWebサイトのSSL/TLS証明書の有効性を確認できない場合に発生します。

このエラーの最も一般的な原因は、PCのシステム時刻が現実の時刻と大きくずれていることです。

Webサイトは、通信の安全性を保証するために「SSL/TLS証明書」と呼ばれるデジタル証明書を使用しています。

この証明書には有効期間が設定されており、PCの時刻がその期間外だと、証明書が期限切れであるとEdgeが誤認識します。

また、ネットワーク設定の問題や、セキュリティソフトウェアが証明書の検証プロセスを妨げている可能性もあります。

古いDNS情報がブラウザに残っている場合も、正しい証明書情報にアクセスできず、エラーの原因となることがあります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーを解決するための具体的な手順

このセクションでは、「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーを解消するための具体的な手順を解説します。

上から順に試すことで、多くのケースで問題が解決できます。

  1. システム時刻を正確に同期する
    PCのシステム時刻がずれていると、Webサイトの証明書が有効期間内であってもエラーが発生します。Windowsの設定で時刻を自動同期させましょう。

    Windows 11の場合:

    1. 設定アプリを開く
      「スタート」ボタンを右クリックし、「設定」をクリックします。
    2. 時刻と言語の項目に進む
      左側のナビゲーションメニューから「時刻と言語」をクリックし、「日付と時刻」を選択します。
    3. 時刻の自動設定をオンにする
      「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」のトグルスイッチを「オン」にします。
    4. 今すぐ同期をクリックする
      必要に応じて、「今すぐ同期」ボタンをクリックし、時刻を手動で同期させます。

    Windows 10の場合:

    1. 設定アプリを開く
      「スタート」ボタンをクリックし、「設定」アイコンをクリックします。
    2. 時刻と言語の項目に進む
      「時刻と言語」をクリックし、「日付と時刻」を選択します。
    3. 時刻の自動設定をオンにする
      「時刻を自動的に設定」と「タイムゾーンを自動的に設定」のトグルスイッチを「オン」にします。
    4. 今すぐ同期をクリックする
      必要に応じて、「今すぐ同期」ボタンをクリックし、時刻を手動で同期させます。
  2. DNSキャッシュをクリアする
    古いDNS情報がPCに保存されていると、誤ったWebサイト情報に接続しようとしてエラーになる場合があります。DNSキャッシュをクリアして最新の情報に更新しましょう。

    1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
      「スタート」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。「cmd」と入力し、CtrlキーとShiftキーを押しながらEnterキーを押して管理者権限で開きます。
    2. DNSキャッシュクリアコマンドを実行する
      コマンドプロンプトのウィンドウで `ipconfig /flushdns` と入力し、Enterキーを押します。「DNSリゾルバーキャッシュが正常にフラッシュされました。」と表示されれば完了です。
  3. EdgeのキャッシュとCookieをクリアする
    Edgeに保存された古いキャッシュデータやCookieが原因で、証明書の検証が正しく行われないことがあります。ブラウザのデータをクリアして問題を解消しましょう。

    1. Edgeの設定を開く
      Edgeを開き、右上の「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。
    2. プライバシー、検索、サービスの項目に進む
      左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
    3. 閲覧データをクリアする
      「閲覧データをクリア」セクションで「クリアするデータの選択」をクリックします。
    4. クリアするデータを選択し実行する
      「時間の範囲」を「すべての期間」に設定し、「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieおよびその他のサイトデータ」にチェックを入れ、「今すぐクリア」をクリックします。
  4. セキュリティソフトウェアを一時的に無効にする
    一部のセキュリティソフトウェアは、WebサイトのSSL/TLS通信を監視し、証明書の検証プロセスに干渉する場合があります。一時的にセキュリティソフトウェアを無効にして、問題が解決するか確認してください。

    1. セキュリティソフトウェアの設定を開く
      インストールされているセキュリティソフトウェアのアイコンを右クリックし、「設定」または「無効にする」などのオプションを選択します。
    2. リアルタイム保護を一時停止する
      リアルタイム保護やWeb保護などの機能を一時的に無効にします。無効にする時間は、問題の確認に必要な最小限に留めてください。
    3. EdgeでWebサイトを再確認する
      セキュリティソフトウェアが無効な状態で、エラーが発生していたWebサイトにアクセスし、問題が解消されているか確認します。
    4. セキュリティソフトウェアを再度有効にする
      確認後は、必ずセキュリティソフトウェアを元の状態に戻して有効にしてください。
  5. Edgeの証明書エラー無視設定を適用する(非推奨)
    この方法はセキュリティリスクを伴うため、開発環境でのテストなど、限定的な状況でのみ使用してください。通常のWeb閲覧では絶対に使用しないでください。

    1. Edgeのショートカットを右クリックする
      デスクトップまたはスタートメニューにあるEdgeのショートカットを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    2. リンク先に引数を追加する
      「ショートカット」タブの「リンク先」フィールドに表示されているパスの末尾に、半角スペースを空けて `–ignore-certificate-errors` を追加します。
      例: "C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --ignore-certificate-errors
    3. 変更を適用する
      「適用」をクリックし、「OK」をクリックしてプロパティウィンドウを閉じます。
    4. Edgeを再起動する
      このショートカットからEdgeを起動すると、証明書エラーが無視されます。

エラー解決時に見落としがちなポイントと関連するトラブル

上記の手順を試してもエラーが解決しない場合や、特定の状況で問題が発生する際の追加の確認ポイントを説明します。

システム時刻が頻繁にずれてしまう場合

Windowsの自動時刻同期を設定しても、PCのシステム時刻が定期的にずれてしまうことがあります。

これは、PC内部のCMOSバッテリーが消耗している可能性が高いです。CMOSバッテリーは、PCの電源が切れていても時刻情報を保持するための電池です。

バッテリーが消耗すると、PCをシャットダウンするたびに時刻がリセットされることがあります。

この場合、PCメーカーに問い合わせてCMOSバッテリーの交換を依頼するか、自力で交換できる場合は交換を検討してください。

特定のサイトでのみエラーが発生する場合

すべてのWebサイトでなく、特定のWebサイトでのみ「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーが表示される場合、そのWebサイト自体のSSL/TLS証明書に問題がある可能性があります。

Webサイトの管理者が証明書の更新を怠っている、または設定ミスがあるかもしれません。

この場合は、Webサイトの管理者へ問い合わせを行い、問題の調査と対応を促すのが最も適切な対処法です。

また、特定のネットワーク環境、例えば会社のプロキシサーバーやVPN接続が証明書検証に影響を与えている可能性もあります。可能であれば、一時的にプロキシやVPNを無効にして確認してください。

証明書エラーを無視する設定の危険性

Edgeのショートカットに `–ignore-certificate-errors` 引数を追加して証明書エラーを無視する設定は、セキュリティ上の重大なリスクを伴います。

この設定を有効にすると、EdgeはWebサイトのセキュリティ証明書が不正であっても警告なしに接続を確立します。

これにより、悪意のあるサイトやフィッシング詐欺サイトに誘導されても気づきにくくなり、個人情報や機密情報の漏洩につながる危険性があります。

この設定は、開発者がテスト環境で一時的に使用する目的以外では、決して使用しないでください。使用後は必ず引数を削除し、元の状態に戻してください。

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EdgeとChromeの証明書エラー表示と対処法の違い

EdgeとChromeはどちらもChromiumベースのブラウザであるため、証明書エラーの表示や基本的な対処法は非常に似ています。

しかし、細かなメッセージや設定画面の表現には違いがあります。

項目 Edge Chrome
エラーメッセージ NET::ERR_CERT_DATE_INVALID NET::ERR_CERT_DATE_INVALID
設定画面のパス 設定 > プライバシー、検索、サービス > 閲覧データをクリア 設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データの削除
証明書無視設定の引数 –ignore-certificate-errors –ignore-certificate-errors
セキュリティ警告の強度 警告画面が表示され、詳細情報と進むオプションが表示される 警告画面が表示され、詳細情報と進むオプションが表示される
時刻同期の設定場所 Windowsの「設定」アプリ Windowsの「設定」アプリ

まとめ

この記事では、Edgeで「NET::ERR_CERT_DATE_INVALID」エラーが発生した際の解決策として、システム時刻の同期、DNSキャッシュのクリア、EdgeのキャッシュとCookieのクリアなど、具体的な手順を解説しました。

これらの手順を実行することで、多くのケースでWebサイトへのアクセス問題が解消されます。

エラーが解消されない場合や、特定のサイトでのみ発生する場合は、CMOSバッテリーの確認やWebサイト管理者への問い合わせを検討してください。

セキュリティを維持しつつ、安全にEdgeを利用するために、今回ご紹介した「システム時刻の同期」や「ブラウザキャッシュのクリア」の定期的な実施をおすすめします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。