PDFファイルのタイトルや作成者といったメタ情報は、ファイル管理や検索に役立ちます。しかし、EdgeのPDFビューアではこれらの情報を確認する方法がわかりにくいことがあります。また、誤った情報が設定されている場合には、編集が必要となるケースがあります。この記事では、Edgeのビューア画面からメタ情報を確認する手順と、Edgeの機能を使って編集する方法を解説します。
【要点】EdgeのPDFビューアでタイトルと作成者を確認・編集する方法
- 確認方法(Ctrl+D): ドキュメントプロパティを開き、タイトルと作成者を瞬時に確認できます。
- 編集方法(印刷からMicrosoft Print to PDF): 印刷ダイアログのプロパティ設定でタイトルと作成者を変更し、新しいPDFとして保存します。
- 注意点: 編集方法は元のファイルを直接変更しないため、上書き保存はできません。
ADVERTISEMENT
目次
EdgeのPDFビューアでメタ情報を扱う基本的な仕組み
PDFのメタ情報は、ファイルのプロパティとして埋め込まれたデータであり、タイトル、作成者、サブジェクト、キーワードなどが含まれます。これらの情報は、ファイル管理ソフトや検索機能で利用され、適切に設定しておくことで目的のファイルを素早く見つけられます。EdgeのPDFビューアでは、セキュリティの観点からメタ情報の直接編集は許可されていません。そのため、編集には別のアプローチが必要です。本記事で紹介する印刷機能を使う方法は、Edgeの操作だけで完結する実用的な手法です。
また、Ctrl+Dで表示されるドキュメントプロパティダイアログには、PDFのバージョンやページ数、ファイルサイズなどの基本情報も表示されます。これらはあくまで参考情報であり、変更することはできません。
PDFのタイトルと作成者を確認する手順
Ctrl+Dでドキュメントプロパティを表示する
PDFのメタ情報を確認するには、以下の手順を実行します。
- EdgeでPDFファイルを開く
対象のPDFファイルをEdgeで開きます。 - キーボードショートカットを押す
キーボードのCtrlキーを押しながらDキーを押します。 - ドキュメントプロパティを確認する
画面中央にドキュメントプロパティダイアログが表示されます。「説明」タブでタイトルと作成者を確認してください。他のタブにはセキュリティ設定やフォント情報などが含まれています。
メニューからプロパティを開く方法
ショートカットが使えない場合や、マウス操作を好む場合には、メニューからもプロパティを開けます。
- 三点リーダーメニューを開く
Edgeのツールバー右上にある「…」アイコンをクリックします。 - 「PDFの編集」を選択する
メニューから「PDFの編集」をクリックします。編集ツールバーが表示されます。 - 「ファイルのプロパティ」アイコンをクリックする
編集ツールバーの右端にある「ファイルのプロパティ」アイコン(iマーク)をクリックします。ドキュメントプロパティが表示されます。
なお、メニューから開いたプロパティもCtrl+Dで開いたものと同じ情報です。どちらの方法でもタイトルと作成者を確認できます。
PDFのタイトルと作成者を編集する手順
印刷機能を使って新しいPDFを作成する
直接編集できないメタ情報は、Edgeの印刷機能を利用して新しいPDFを作成することで変更できます。以下の手順に従ってください。
- EdgeでPDFファイルを開く
編集したいPDFファイルをEdgeで開きます。 - 印刷ダイアログを開く
キーボードのCtrlキーとPキーを同時に押します。印刷ダイアログが表示されます。 - プリンターを選択する
プリンター一覧から「Microsoft Print to PDF」を選択します。 - プリンターのプロパティを開く
プリンター名の横または下にある「プリンターのプロパティ」リンクをクリックします。プリンターのプロパティダイアログが開きます。 - 詳細設定を開く
プリンターのプロパティダイアログで「詳細設定」ボタンをクリックします。ドキュメントのプロパティ画面が表示されます。 - ドキュメント情報を入力する
表示された画面で、「タイトル」や「作成者」のフィールドに希望の値を入力します。 - 設定を確定して印刷する
OKボタンで詳細設定を閉じ、さらにOKでプリンターのプロパティを閉じます。印刷ダイアログで「印刷」ボタンをクリックし、保存場所を指定して新しいPDFを作成します。
この方法では、元のPDFファイルは変更されず、指定したメタ情報を持つ新しいファイルが作成されます。元のファイルを更新したい場合は、新しいファイルで上書き保存するか、専用の編集ソフトを使用してください。
ADVERTISEMENT
操作時に注意すべきポイントとよくある誤解
ドキュメントプロパティの編集は元のファイルには反映されない
上記の編集方法では、元のPDFファイルのメタ情報は変更されません。新しいPDFファイルが作成され、そのファイルにのみ設定が反映されます。元のファイルを更新したい場合は、新しいファイルで上書き保存するか、別の専門ツールを使用する必要があります。
Ctrl+Dで開くプロパティと印刷時のプロパティの違い
Ctrl+Dで表示されるドキュメントプロパティは読み取り専用です。一方、印刷時のプリンタープロパティは出力ファイルのメタ情報を設定するためのものです。両者は異なるものであることを理解しておきましょう。よくある誤解として、Ctrl+Dで開いた画面で直接編集できると思い込んでしまうケースがありますが、これは不可能です。
Microsoft Print to PDFが利用できない場合
Microsoft Print to PDFはWindowsの標準機能です。利用できない場合は、Windowsの機能の有効化が必要です。コントロールパネルの「プログラムと機能」から「Windowsの機能の有効化または無効化」を開き、「Microsoft Print to PDF」にチェックを入れて有効にしてください。有効後、Edgeを再起動するとプリンター一覧に表示されるようになります。
確認方法と編集方法の比較
以下の表で、確認方法と編集方法の特徴をまとめます。
| 項目 | 確認方法 | 編集方法 |
|---|---|---|
| 操作の種類 | 情報の表示 | 新しいファイルの作成 |
| 使用する機能 | Ctrl+Dまたはメニュー | 印刷(Microsoft Print to PDF) |
| 元ファイルへの影響 | なし(表示のみ) | なし(別ファイル作成) |
| 作業の手軽さ | 即座に確認可能 | 手順が多い |
| メタ情報の変更可否 | 不可 | 可 |
まとめ
この記事では、EdgeのPDFビューアでタイトルと作成者を確認する方法と、印刷機能を使って編集する方法を解説しました。確認はCtrl+Dで瞬時に行えます。編集はやや手順が多いですが、新しいファイルを作成することで安全に変更できます。また、メタ情報を適切に設定することで、ファイル管理の効率が向上します。必要に応じて、他のメタ情報(サブジェクト、キーワードなど)も同様の手順で編集できます。試す価値があります。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Windows・PCの人気記事ランキング
- 【Edge】起動時や新しいタブを「Google」にする設定!ニュースを消してシンプルにする方法
- 【直し方】F7でカタカナにならない!ファンクションキーが効かず音量などが変わる時のFnロック解除法
- 【Windows】標準アプリのショートカットアイコンが白い紙になった時の情報の更新
- 【Windows】「ゲーミングサービス」がインストールできない!Xboxアプリとの無限ループを脱出する修復コマンド
- 【Windows】デスクトップのアイコンが「白い紙」になった!アイコンキャッシュを削除して元に戻すコマンド
- 【Windows】パスワードなしで起動!PIN入力を省略して自動ログイン(サインイン)させる設定手順
- 【Windows】サブモニターが映らない!HDMIを挿しても「信号なし」になる時の認識・設定手順
- 【PC周辺】2台のモニターで壁紙を「別々」にする方法!Windows11での配置と調整
- 【Windows】音が出ない!スピーカーに×が付く・ミュート解除しても無音になる時の直し方5選
- 【Windows】デスクトップアイコンの「緑のチェック」は何?OneDriveの同期マークを非表示にする方法
