EdgeのSmartScreenは、フィッシングサイトや悪意のあるダウンロードからユーザーを保護する重要なセキュリティ機能です。デフォルトでは標準の保護レベルが適用されていますが、より厳格な保護を求める場合にはEnhanced設定に切り替えることが可能です。この記事では、EdgeのSmartScreenにおけるPhishing保護を強化版に変更する具体的な手順を解説します。設定は数クリックで完了し、セキュリティレベルを一段階引き上げることができます。
【要点】SmartScreenのPhishing保護をEnhancedに切り替える手順
- Edge設定の「プライバシー、検索、サービス」を開く: 設定画面からセキュリティ関連項目にアクセスします。
- 「Microsoft Defender SmartScreen」のPhishing保護を変更: ドロップダウンリストから「Enhanced」を選択します。
- 設定は即座に反映: 再起動などの追加操作は不要で、すぐに強化された保護が有効になります。
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目次
SmartScreenのEnhanced設定を理解する
SmartScreenはMicrosoftが提供するクラウドベースのセキュリティサービスで、Edgeに統合されています。Phishing保護は、フィッシングサイトとして報告されたURLへのアクセスをブロックしたり、危険なダウンロードを警告したりします。Edgeではこの保護レベルを3段階から選択でき、「Standard」「Balanced」「Enhanced」の順に厳格さが増します。
Enhanced設定では、より多くのデータをMicrosoftに送信して脅威を分析するため、未知のフィッシングサイトやゼロデイ攻撃への防御力が高まります。ただし、プライバシーとパフォーマンスにわずかな影響がある点を理解しておく必要があります。
Phishing保護をEnhancedに切り替える手順
以下の手順はWindows 11上のEdge最新版を基準としています。Windows 10でも同様の操作で設定可能です。
- Edge設定を開く
Edgeウィンドウ右上の「…」メニューアイコンをクリックし、メニューから「設定」を選択します。アドレスバーに「edge://settings」と入力して開くこともできます。 - 「プライバシー、検索、サービス」に移動
左側のナビゲーションペインで「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。この画面では、ブラウザのプライバシーとセキュリティに関する設定が一覧表示されます。 - 「セキュリティ」セクションを見つける
画面を下にスクロールし、「セキュリティ」の見出しを探します。その中に「Microsoft Defender SmartScreen」という項目があります。 - Phishing protectionのドロップダウンを操作
「Microsoft Defender SmartScreen」の下に「Phishing protection」というラベルとドロップダウンリストがあります。現在の設定が表示されていますので、クリックしてリストを開きます。 - 「Enhanced」を選択
リストから「Enhanced」をクリックして選択します。これにより、フィッシング保護が最も厳格なレベルに切り替わります。 - 設定を確認する
選択後、特別な確認ダイアログは表示されません。設定は即座に適用されます。ドロップダウンに「Enhanced」と表示されていれば完了です。また、設定ページ上部に「設定が保存されました」という通知が表示されることもあります。
以上で手順は終了です。Edgeを再起動する必要はなく、すぐにEnhanced保護が有効になります。なお、後日標準に戻したい場合は、同じ手順で「Standard」または「Balanced」を選択し直してください。
Enhanced設定で注意すべきポイント
Enhancedにすると警告が増える場合がある
Enhanced設定では、危険性が低いサイトでも警告が表示されることがあります。これは、より多くのデータを分析するために、MicrosoftのクラウドにURLやコンテンツの情報が送信されるためです。業務で頻繁にアクセスするサイトがブロックされる可能性もわずかながらあります。そのような場合は、サイト管理者が正当なものであることを確認した上で、一時的に保護レベルを下げることも検討してください。
パフォーマンスへの影響
Enhanced設定では、ページ読み込み時に追加のチェックが行われるため、通常よりわずかに読み込み時間が長くなることがあります。特に古い端末やリソースの少ない環境では顕著になる場合があります。パフォーマンスを重視する場合はBalanced設定が適切なバランスを提供します。
プライバシーに関する考慮
Enhanced設定は、より多くのデータをMicrosoftに送信するため、プライバシーを気にする方には不向きです。Edgeのプライバシー設定を確認し、必要なデータのみが送信されるように調整することをお勧めします。ただし、セキュリティとプライバシーはトレードオフの関係にあることを理解しておきましょう。
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SmartScreen保護レベルの比較
EdgeではPhishing保護に3つのレベルが用意されています。以下の表でそれぞれの特徴を比較します。
| 項目 | Standard | Balanced | Enhanced |
|---|---|---|---|
| 保護の厳格さ | 低い | 中間 | 高い |
| データ送信量 | 最小限 | 標準 | 多い |
| パフォーマンスへの影響 | ほとんどなし | わずか | ややあり |
| 未知の脅威への対応 | 限定的 | 中程度 | 強力 |
| 推奨用途 | プライバシー重視 | 一般ユーザー | セキュリティ重視 |
まとめ
EdgeのSmartScreenでPhishing保護をEnhancedに切り替える手順は、設定画面から数回のクリックで完了します。Enhancedにすることで、フィッシングサイトや悪意のあるダウンロードに対する防御が強化され、特に社内の機密情報を取り扱う業務環境での利用に適しています。ただし、警告の増加やパフォーマンスへの影響を考慮し、必要に応じてBalancedやStandardとの使い分けを検討してください。また、プライバシー設定と併せて定期的に見直すことをお勧めします。この設定変更で、より安心してEdgeをご利用いただけるでしょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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