【誤用】「延々と」の意味で「永遠と」を使ってはいけない理由

近年、ネット上で散見されるようになった「永遠と」との表記。

一部では「若者言葉」として扱う向きもありますが、本来、日本語には「永遠と」という言葉はありません。

これらは、すべて「延々と」の誤用と解釈すべきです。

どちらも時間の長さや継続性を表す言葉

「永遠」「延々」ともに、どちらも時間の長さや継続性を表す言葉ですが、その意味やニュアンスには違いがあります。

「永遠」とは、文字通り「永遠に」つまり、時間の限りない継続を意味します。これは、終わりのない状態や無限の時間を指し示します。例えば、「永遠の愛」や「永遠の命」のように、永続的であり、終わりがないことを表現する際に使われます。

一方、「延々と」は、非常に長い時間が経過していることや、繰り返し続くことを指します。しかし、「永遠」のように終わりがないわけではなく、ある時点で終わることが想定されています。例えば、「延々と続く会議」や「延々と続く作業」のように、長い時間が経過しているがいつかは終わることを示しています。

「延々と」のつもりで「永遠と」を使うことは誤用

なかなか間違いに気付きにくい「永遠と」表記。

上記のように、そもそも「永遠」と「延々」は異なる意味合いのため、「延々と」のように「永遠と」を使うことは誤用なのです。

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