【Excel】NUMBERSTRING関数で数値を漢数字に変換する方法

【Excel】NUMBERSTRING関数で数値を漢数字に変換する方法
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Excelで数値を漢数字に変換したい場面はありませんか。

特に、請求書や領収書など、金額を漢数字で表記する必要がある場合に、手作業で変換するのは手間がかかります。

ExcelのNUMBERSTRING関数を使えば、この作業を自動化できます。

この記事では、NUMBERSTRING関数の基本的な使い方から、応用的な使い方、注意点までを詳しく解説します。

【要点】Excelで数値を漢数字に変換するNUMBERSTRING関数

  • NUMBERSTRING関数: 数値を指定した形式(漢数字、全角、半角など)の文字列に変換する。
  • 書式設定: NUMBERSTRING関数に「3」を指定すると、数値を漢数字(大字)に変換できる。
  • 応用: 請求書や領収書など、金額の漢数字表記が必要な書類作成に活用できる。

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NUMBERSTRING関数で数値を漢数字に変換する仕組み

NUMBERSTRING関数は、Excelで数値を指定した文字列形式に変換するための関数です。

この関数は、変換したい数値と、どのような形式で変換したいかを示す「書式コード」を引数として取ります。

書式コードに「3」を指定すると、数値を「壱」「弐」「参」といった漢数字(大字)に変換できます。

例えば、セルA1に「12345」という数値が入っている場合、=NUMBERSTRING(A1,3)と入力すると、「壱万弐阡参百四拾五」という文字列が返されます。

この関数は、Excel 2013以降のバージョンで利用可能です。Excel 2010以前のバージョンでは使用できないため注意が必要です。

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NUMBERSTRING関数で数値を漢数字に変換する手順

  1. 変換したい数値を準備する
    Excelシートの任意のセルに、漢数字に変換したい数値を入力します。ここでは例として、セルA1に「12345」と入力します。
  2. NUMBERSTRING関数を入力する
    漢数字に変換した結果を表示したいセル(例: B1セル)を選択します。
    数式バーに「=NUMBERSTRING(A1,3)」と入力し、Enterキーを押します。
  3. 結果を確認する
    B1セルに「壱万弐阡参百四拾五」と表示されれば、変換は成功です。

NUMBERSTRING関数でよくある質問と回答

1. NUMBERSTRING関数が認識されない

Excelのバージョンが2013より古い場合、NUMBERSTRING関数は利用できません。

Excelのバージョンを確認し、2013以降であれば、関数名のスペルミスがないか再確認してください。

2. ゼロの扱いについて

NUMBERSTRING関数で書式コード「3」を指定した場合、ゼロは「零」と変換されます。

例えば、1000は「壱阡」、1050は「壱阡伍拾」となります。これは一般的な漢数字の表記法に沿っています。

3. 負の数の変換

NUMBERSTRING関数で書式コード「3」を指定した場合、負の数は「マイナス」を付けずに変換されます。

例えば、-123は「百弐拾参」と表示されます。負の数を明示したい場合は、IF関数などを組み合わせて対応する必要があります。

4. 小数点以下の変換

NUMBERSTRING関数で書式コード「3」を指定した場合、小数点以下は変換されません。

例えば、123.45は「百弐拾参」と表示されます。小数点以下も漢数字で表記したい場合は、別の関数やVBAの利用を検討する必要があります。

5. 桁区切り(カンマ)の有無

NUMBERSTRING関数で書式コード「3」を指定した場合、数値を読みやすくするための桁区切り(カンマ)は自動的に付与されません。

例えば、1234567は「壱百弐拾参万四阡六百七拾」となります。桁区切りが必要な場合は、TEXTJOIN関数などと組み合わせる工夫が必要です。

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NUMBERSTRING関数のその他の書式コード

NUMBERSTRING関数は、書式コード「3」以外にも様々な書式設定が可能です。

以下に代表的な書式コードとその変換結果を示します。

書式コード「1」:全角数字

数値を全角数字に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,1) → 「12345」

書式コード「2」:全角カナ(通常)

数値を全角カナ(通常)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,2) → 「イチニサンヨンゴ」

書式コード「4」:全角カナ(頭文字)

数値を全角カナ(頭文字)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,4) → 「イチニサンヨンゴ」

書式コード「5」:全角カタカナ(金額)

数値を全角カタカナ(金額)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,5) → 「イチマンニセンサンビャクヨンジユウゴ」

書式コード「6」:全角カタカナ(頭文字)

数値を全角カタカナ(頭文字)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,6) → 「イチマンニセンサンビャクヨンジユウゴ」

書式コード「7」:半角カナ

数値を半角カナに変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,7) → 「12345」

書式コード「8」:半角英字(小文字)

数値を半角英字(小文字)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,8) → 「twelve thousand three hundred forty-five」

書式コード「9」:半角英字(大文字)

数値を半角英字(大文字)に変換します。

例:=NUMBERSTRING(12345,9) → 「TWELVE THOUSAND THREE HUNDRED FORTY-FIVE」

NUMBERSTRING関数と他の漢数字変換方法の比較

Excelで数値を漢数字に変換する方法は、NUMBERSTRING関数以外にもいくつか存在します。

ここでは、代表的な方法として「セルの書式設定」と「VBA」を挙げ、NUMBERSTRING関数と比較します。

項目 NUMBERSTRING関数 セルの書式設定 VBA(ユーザー定義関数)
対応バージョン Excel 2013以降 全バージョン 全バージョン
設定の手軽さ 数式入力のみで簡単 書式設定ダイアログで設定 VBAコードの記述が必要
変換できる形式 漢数字(大字)、全角、半角など多様 漢数字(大字)、漢数字(略字)、全角、半角など VBAコード次第で自由
負の数・小数点 NUMBERSTRING(数値,3)では変換されない 書式設定で対応可能 VBAコード次第で対応可能
桁区切り 自動で付与されない 書式設定で対応可能 VBAコード次第で対応可能
柔軟性 書式コードで限定的 ある程度設定可能 非常に高い
学習コスト 低い 低い 高い

NUMBERSTRING関数は、Excel 2013以降であれば数式だけで手軽に漢数字(大字)に変換できる点が最大のメリットです。

ただし、負の数や小数点以下の変換、桁区切りといった細かい対応が必要な場合は、セルの書式設定やVBAの利用も検討すると良いでしょう。

まとめ

ExcelのNUMBERSTRING関数を使えば、数値を簡単に漢数字(大字)に変換できます。

請求書や領収書など、改ざん防止や正式な表記のために漢数字が必要な書類作成で、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

また、書式コードを変更することで、全角・半角、カタカナなど、様々な形式への変換も行えます。

Excel 2013以降をご利用の方は、ぜひNUMBERSTRING関数を活用してみてください。

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この記事の監修者
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