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【Google Drive】ウイルススキャンできない警告が出る場合の確認手順

【Google Drive】ウイルススキャンできない警告が出る場合の確認手順
🛡️ 超解決

Google Driveにファイルをアップロードした際、「ウイルススキャンできませんでした」という警告が表示されることがあります。この警告は、ファイルがウイルスやマルウェアに感染している可能性を示唆するものではなく、多くの場合、何らかの技術的な理由でスキャンが実行できなかったことを示しています。本記事では、会社のPCでGoogle Driveを利用する際にこの警告が表示された場合の原因特定と、具体的な対処手順を解説します。適切な対応をすることで、業務に支障をきたさないようにしましょう。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: ファイルの種類とサイズ、アップロード元(Webかアプリか)、スキャン設定
  • 切り分けの軸: ファイル側の問題(形式・容量)か、環境側の問題(ブラウザ・ネットワーク・アカウント権限)か
  • 注意点: 会社のセキュリティポリシーによってはスキャン制限がかかっている可能性があるため、無理に回避しようとせず、IT管理者に確認すること

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1. 警告表示の原因と背景

Google Driveは、アップロードされたファイルを自動的にウイルススキャンします。しかし、何らかの理由でスキャンが完了しなかった場合に「ウイルススキャンできませんでした」というメッセージが表示されます。原因として最も多いのは、ファイルサイズが大きすぎる(100MB超)か、対応していないファイル形式であることです。また、社内ネットワークのプロキシ設定やセキュリティソフトがスキャンを妨げているケースもあります。さらに、アカウントにスキャン機能を利用する権限がない場合も同様の警告が発生します。

1.1 よくある原因リスト

  • ファイルサイズ超過: 100MBを超えるファイルはスキャン対象外となり、警告が出ます。
  • 非対応形式: 暗号化されたファイル(.zip, .rar)や一部のバイナリ形式はスキャンできない場合があります。
  • ネットワーク制限: 社内ファイアウォールやプロキシがGoogleのスキャンサーバーへの通信を遮断している可能性があります。
  • ブラウザの問題: キャッシュや拡張機能が原因でスキャンのトリガーが正常に動作しないことがあります。
  • アカウント権限: Google Workspaceの管理ポリシーで、特定のユーザーや組織単位でスキャンが無効化されている場合があります。

2. 最初に試すべき基本手順

警告が表示されたら、まず以下の基本的な対処を順に試してください。多くの場合、これらの手順で問題が解決します。

  1. ファイルを再アップロードする: 一時的な通信エラーの可能性があります。ファイルを削除してから再度アップロードしてください。
  2. ファイル名を簡略化する: 特殊文字や長すぎるファイル名はスキャンに影響することがあります。半角英数字の短い名前に変更して試してください。
  3. ブラウザのキャッシュをクリアする: Chromeの場合、設定→プライバシーとセキュリティ→閲覧履歴データの削除から、キャッシュされた画像とファイルを削除します。
  4. シークレットモードで試す: 拡張機能の干渉を排除するため、シークレットウィンドウ(Ctrl+Shift+N)でGoogle Driveにアクセスしてアップロードしてください。
  5. 別のブラウザやデバイスで試す: EdgeやFirefoxなど別のブラウザ、あるいはスマートフォンのGoogle Driveアプリからアップロードして現象が再現するか確認します。
  6. ファイルを圧縮せずにアップロードする: 暗号化されたZIPファイルなどはスキャン対象外です。必要であれば、暗号化を解除してからアップロードしてください。

3. ファイルの種類とサイズによる制限の確認

Google Driveのウイルススキャンには、ファイル形式とサイズに関する明確な制限があります。以下の表を参考に、該当するファイルがスキャン対象かどうかを判断してください。

ファイル属性 スキャン可能 注意点
100MB未満の一般的なファイル(.docx, .xlsx, .pdf, .jpg など) スキャンされます 特に問題なし
100MB以上のファイル スキャンされません 警告が表示される典型的なケース。回避策は後述。
暗号化されたZIP/RARファイル スキャンされません パスワード付き圧縮ファイルは対象外。
実行可能ファイル(.exe, .bat, .msi) スキャンされる場合もありますが、警告が出やすい 組織のポリシーでブロックされている可能性あり。
ショートカットファイルやリンク スキャン対象外 実体がないためスキャン不可。

3.1 100MB超のファイルを扱う場合の対処

ファイルが100MBを超える場合は、自動スキャンが行われません。そのため、アップロード前にご自身でウイルス対策ソフトを使ってスキャンし、安全を確認してからアップロードすることをお勧めします。また、Google Driveの「ドライブ内でスキャン」機能を手動で実行することも可能です(ファイルを右クリック→「ウイルススキャン」がない場合は、アカウント設定で有効になっている必要があります)。ただし、手動スキャンも100MB以上のファイルには対応していない場合があります。業務上どうしても大きなファイルを共有する必要がある場合は、ファイルを分割するか、社内のファイル転送サービスを利用するなどの代替手段を検討してください。

4. 環境依存の原因と確認手順

ファイル自体に問題がないのに警告が出続ける場合、利用環境に原因がある可能性が高いです。以下の項目を一つずつ確認してください。

4.1 ネットワークの制限を確認する

社内ネットワークでは、セキュリティポリシーによりGoogle Driveのスキャンサーバーへの通信がブロックされることがあります。IT管理者に確認し、以下のURLが許可されているかどうかを問い合わせてください。
https://drive.google.com/
https://ssl.gstatic.com/
https://clients6.google.com/
これらのドメインへのアクセスが制限されていると、スキャンがタイムアウトすることがあります。また、会社のVPNを使用している場合は、VPNを一度切断して再試行してみるのも一つの方法です(ただし、業務ポリシーに違反しない範囲で行ってください)。

4.2 ブラウザの拡張機能やプロファイルの問題

ブラウザにインストールしている拡張機能が、Google Driveの動作を妨げている場合があります。特に広告ブロッカーやセキュリティ関連の拡張機能が原因になることが多いです。シークレットモードで問題が解決した場合は、拡張機能の一時無効化を試してください。また、ブラウザのプロファイルが破損している可能性も考えられます。新しいプロファイルを作成してテストすることも有効です。

4.3 Google Driveアプリ(バックアップと同期)の場合

デスクトップアプリ「Google Drive」を使用している場合、アプリのバージョンが古いとスキャンに失敗することがあります。アプリを最新版に更新し、さらに一度アプリを終了して再起動してください。また、アプリの設定で「ファイルをアップロードする前にスキャンする」オプションが有効になっているか確認します(Mac版では「環境設定」、Windows版では「設定」→「詳細設定」)。

5. アカウントと管理設定の確認

Google Workspace(旧G Suite)を利用している場合、管理者がGoogle Driveのウイルススキャン機能を組織全体または特定の組織単位で無効にしている可能性があります。この設定は「管理コンソール」→「アプリ」→「Google Workspace」→「ドライブとドキュメント」→「共有設定」→「ウイルススキャン」の項目で確認できます。一般ユーザーはこの設定を変更できません。そのため、警告が頻発する場合はIT管理者に以下の点を伝えてください。

  • 発生しているファイルの種類とサイズ
  • ブラウザやアプリのバージョン
  • エラーメッセージのスクリーンショット

管理者は、Google Workspaceの監査ログを確認することでスキャン失敗の詳細を追跡できます。また、必要に応じてスキャン設定を変更したり、代替のセキュリティ対策を導入したりすることが可能です。

6. 失敗パターンと注意点

警告が出たからといって、ファイルがウイルスに感染しているわけではありません。しかし、「スキャンできない=安全」という意味でもないため、注意が必要です。以下のような失敗パターンを避けてください。

  • 無視してそのまま共有する: 警告が出たファイルをそのまま他のユーザーと共有すると、受け取った側も同様の警告が表示される可能性があり、セキュリティリスクが高まります。
  • 強引にファイル形式を変更する: 例えば、拡張子を変えるだけではスキャン回避にならず、かえってファイルが破損する恐れがあります。
  • 管理者権限で設定を変更しようとする: 会社のポリシーに反する操作は懲戒対象になる可能性があります。必ず管理者に相談してください。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. 警告が出たファイルはウイルスに感染している可能性がありますか?

いいえ、警告はスキャンが実行できなかったことを示すものであり、感染を示すものではありません。ただし、スキャンできないファイルはリスクが不明なため、ダウンロードや実行の際にはご自身でウイルス対策ソフトでスキャンしてください。

Q2. 手動でスキャンを実行する方法はありますか?

Google Drive上でファイルを右クリックし、「ウイルススキャン」を選択します(このオプションは一部のアカウントでのみ表示されます)。表示されない場合は、管理者が機能を無効にしている可能性があります。

Q3. 会社のポリシーでスキャンが無効になっている場合、どうすればよいですか?

管理者に連絡し、代替のセキュリティ対策(例えば、ファイルアップロード前のクライアントスキャンの義務化など)を依頼してください。また、社内のファイルサーバーなど別の経路でファイルを共有することも検討します。

まとめ

Google Driveで「ウイルススキャンできませんでした」という警告が表示された場合、まずはファイルのサイズと形式を確認し、基本的な再アップロードやブラウザの変更を試してください。それでも解決しない場合は、ネットワークやアカウント設定が原因である可能性が高いです。会社のセキュリティポリシーに従い、必要に応じてIT管理者に相談することをお勧めします。警告を無視せず、適切に対処することで安全なファイル管理を実現しましょう。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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