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【Googleスプレッドシート】ファイル名を一括で変更する!Driveでの命名規則の整え方

【Googleスプレッドシート】ファイル名を一括で変更する!Driveでの命名規則の整え方
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Googleスプレッドシートのファイルが増えてくると、ファイル名を整理したくなります。しかし、1つずつ名前を変更するのは手間がかかります。この記事では、Google Drive上で複数のスプレッドシートファイル名を一括で変更する方法を解説します。アドオンやGoogle Apps Scriptを使った効率的な手順を紹介しますので、ファイル管理の時間を大幅に短縮できます。特に、プロジェクトごとの命名規則を統一したい方におすすめの内容です。

【要点】スプレッドシートのファイル名を一括変更する3つの方法

  • アドオン「Batch Rename」: インストール後、複数ファイルを選択して一括改名が簡単に行えます。
  • Google Apps Script: 独自のスクリプトを作成し、柔軟なファイル名変更を自動化できます。
  • Windows/Macのファイラ: Drive File Streamを利用してエクスプローラー上で一括変更も可能ですが、同期に注意が必要です。

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ファイル名一括変更が役立つシーン

プロジェクトが進行すると、スプレッドシートのファイル数は増え続けます。例えば、顧客ごとの見積書、月次の報告書、バージョン管理用のシートなど、命名規則がバラバラだと目的のファイルを見つけるのに時間がかかります。ファイル名を一括で変更すれば、日付やプロジェクト名を統一し、管理が格段に楽になります。また、チームで共有する際に命名規則を整えることで、誤操作の防止にもつながります。

方法1:アドオン「Batch Rename」を使う

「Batch Rename」は、Google Workspace Marketplaceからインストールできる便利なアドオンです。複数のファイルを選択して、一括で名前を変更できます。操作が直感的で、プログラミングの知識がなくても使える点が魅力です。

アドオンのインストール手順

  1. Google Driveを開く
    ブラウザでGoogle Driveにアクセスし、左側のメニューから「マイドライブ」を開きます。
  2. アドオンを追加する
    画面上部の「新規」ボタンの横にある「その他」アイコン(縦3点)をクリックし、「アドオンを入手」を選択します。検索窓に「Batch Rename」と入力し、見つかったアドオンをインストールします。
  3. 権限を承認する
    インストール時に、ファイルの表示・編集などの権限が求められます。「許可」をクリックして進めてください。

一括改名の操作手順

  1. ファイルを選択する
    改名したいスプレッドシートファイルを複数選択します(Shiftキーで連続選択、Ctrlキーで個別選択)。
  2. アドオンを起動する
    選択した状態で、右クリックメニューから「その他のアクション」→「Batch Rename」を選びます。または、アドオンメニューから直接起動します。
  3. リネームルールを設定する
    アドオンのウィンドウが開きます。「Search」フィールドに置き換え前の文字列、「Replace with」に新しい文字列を入力します。「Add prefix/suffix」で接頭辞や接尾辞を追加することもできます。また、「Pattern」タブでは日付や連番を挿入可能です。設定が終わったら「Rename」ボタンをクリックします。
  4. 変更を確認する
    ダイアログが表示され、変更後のファイル名のプレビューが表示されます。問題がなければ「Rename」をクリックして実行します。変更はすぐに反映され、元に戻せないので注意してください。

方法2:Google Apps Scriptで自作関数を使う

より柔軟なリネームを行いたい場合や、アドオンでは対応できない複雑なルールが必要な場合は、Google Apps Scriptがおすすめです。コードを書く必要がありますが、指定フォルダ内の全ファイルを一括処理したり、ファイル名に特定のルールを適用したりできます。

スクリプトの作成と実行手順

  1. Apps Scriptプロジェクトを作成する
    Google Driveで任意の場所(例:マイドライブ)で右クリック→「その他」→「Google Apps Script」を開きます。プロジェクト名を「一括リネーム」などに変更します。
  2. コードを記述する
    以下のような関数を記述します。例えば、特定のフォルダ内のスプレッドシートファイル名に「_2024」を追加するスクリプトです。
    function renameFiles() {
      var folderId = 'フォルダのIDをここに'; // フォルダIDを取得
      var folder = DriveApp.getFolderById(folderId);
      var files = folder.getFiles();
      while (files.hasNext()) {
        var file = files.next();
        var name = file.getName();
        if (name.indexOf('_2024') === -1) { // 既に付いていなければ
          file.setName(name + '_2024');
        }
      }
    }
  3. フォルダIDを取得する
    フォルダを開いたときのURLの最後の部分(例:https://drive.google.com/drive/folders/ABCDEF123)の「ABCDEF123」がIDです。
  4. スクリプトを実行する
    関数「renameFiles」を選択し、「▶実行」ボタンをクリックします。初回は権限の承認が必要です。承認後、スクリプトが実行され、ファイル名が変更されます。

スクリプトの応用例

・ファイル名の一部を正規表現で置換する
・作成日や更新日をファイル名に埋め込む(例:「2024-01-15_見積書_ABC」)
・特定のキーワードを含むファイルだけを変更する

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方法3:Windows/Macのファイラを経由する(参考)

Google Drive File Stream(現在は「Google ドライブ for デスクトップ」)をインストールしている場合、ローカルのエクスプローラーやファインダーからファイル名を一括変更できます。ただし、この方法は同期の仕組み上、大量のファイルを変更すると不安定になることがあり、また変更が反映されるまで時間がかかる場合があります。そのため、数ファイル程度の小規模な変更に限定して使用することをおすすめします。

各方法の比較表

それぞれの方法の特徴を比較しました。自分の環境やスキルに合わせて選んでください。

比較項目 「Batch Rename」アドオン Google Apps Script ファイラ(File Stream)
難易度 簡単(インストールのみ) 中級(コード記述が必要) 簡単(通常のファイル操作)
柔軟性 高い(置換・プレフィックス/サフィックス・連番・日付など) 非常に高い(自由なロジックが組める) 低い(基本的なリネームのみ。リネームソフトとの併用で多少柔軟に)
対応ファイル数 数百ファイルまで実用的 数百〜数千ファイルまで可能(制限あり) 数十ファイルまで推奨
元に戻せるか 不可(変更後は手動で戻す必要あり) 不可(ただし履歴機能で復元可能な場合あり) 不可(ただしOSの元に戻す機能が使える場合あり)
安全性 安全(プレビュー表示あり) ややリスクあり(コードのバグで誤変更の可能性) 安全だが同期のタイミング注意

ファイル名変更の注意点と制限

変更は元に戻せない

一度変更したファイル名は、ゴミ箱から復元しても古い名前には戻りません。必ず変更前にファイル名のリストを保存するなど、予防策を取ってください。

共有リンクの影響

ファイル名を変更しても、共有リンクのURLは変わりません。ただし、リンクの表示名が変わるため、共有相手に「ファイル名が変更された」ことを通知しておくと親切です。

ファイル名に使えない文字

スラッシュ(/)、バックスラッシュ(\)、コロン(:)など、一部の記号はファイル名に使えません。また、ファイル名の最大長は255文字ですので、長くなりすぎないように注意します。

スクリプトの実行制限

Google Apps Scriptには1日あたりの実行時間制限(総計6時間)や、1回あたりの処理時間制限(30分)があります。大量のファイルを処理する場合は、複数回に分けて実行するか、アドオンを検討してください。

以上、スプレッドシートファイル名を一括変更する3つの方法を紹介しました。アドオン「Batch Rename」は直感的で初心者向け、Google Apps Scriptはカスタマイズ性に優れています。自分の業務に合わせて最適な方法を選び、ファイル管理を効率化してください。まずは、目的に合った手順から試してみてください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。