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【Googleスプレッドシート】PMT関数で月々のローン返済額を計算!元利均等返済の試算

【Googleスプレッドシート】PMT関数で月々のローン返済額を計算!元利均等返済の試算
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住宅ローンや自動車ローンを組むとき、月々の返済額を正確に知りたいですよね。GoogleスプレッドシートのPMT関数を使えば、元利均等返済方式における毎月の返済額を一瞬で計算できます。この記事では、PMT関数の基本的な使い方から、返済計画のシミュレーションまでを詳しく解説します。関数の引数の意味や注意点も含めて、実践的な知識を身につけられます。

元利均等返済は、毎月の返済額が一定になるローン方式です。返済額の内訳は利息と元金ですが、返済期間を通じて支払総額が変わりません。PMT関数はこの計算を自動化するための便利な関数です。この記事では、具体的な例を使ってステップごとに説明します。

【要点】PMT関数でローン返済額を簡単に計算

  • =PMT(利率, 期間, 現在価値, [将来価値], [支払期日]): 元利均等返済の毎月返済額を算出する基本構文です。利率と期間の単位を揃えることが重要です。
  • 利率の月利換算: 年利を12で割り、期間を月数で指定することで、月々の返済額を正しく計算できます。
  • 結果のマイナス符号: PMT関数は支払いを負の値で返します。絶対値またはマイナスを付けて表示を調整します。

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PMT関数とは何か:元利均等返済の計算を自動化

PMT関数は、一定利率の定期返済額を計算する関数です。元利均等返済方式では、毎回の支払額が同じになるため、ローンの返済計画を立てるときに非常に便利です。この関数は、借入額(現在価値)、利率、返済期間を入力するだけで、毎月の返済額を自動で算出します。

例えば、300万円を年利3%で5年間(60ヶ月)借りた場合、月々の返済額はいくらになるでしょうか。PMT関数を使えば、この計算を瞬時に行えます。なお、PMT関数は利息と元本を含めた総返済額を計算するわけではありません。利息部分だけを知りたい場合はIPMT関数、元本部分だけならPPMT関数を使います。

関数の構文は =PMT(利率, 期間, 現在価値, [将来価値], [支払期日]) です。利率と期間の単位は必ず一致させる必要があります。月払いの場合は年利を12で割り、期間を月数にします。また、現在価値は借入額を正の数で入力します。将来価値と支払期日は省略可能で、将来価値はローン終了時の残高(通常0)、支払期日は0(期末払い)か1(期初払い)を指定します。

PMT関数で返済額を計算する具体的な手順

基本構文をセルに入力する

  1. 利率(月利)を準備する
    年利が3%の場合、月利は3%/12=0.25%です。この値をセルに入力するか、直接数式に組み込みます。
  2. 返済期間(月数)を決める
    5年ローンなら60ヶ月です。この数値をセルに入力します。
  3. 借入額(現在価値)を入力する
    300万円の場合は3000000と入力します。借入額は正の数で指定します。
  4. PMT関数を入力する
    例:=PMT(3%/12, 60, 3000000) と入力します。結果は約-53,900円と表示されます。マイナスは支払いを意味します。

引数を別セル参照にして柔軟に試算する

引数を別のセル参照にすることで、金利や期間を変更したときの返済額をすぐに確認できます。例えば、A1に年利、A2に期間(月)、A3に借入額を入力しておき、=PMT(A1/12, A2, A3) とします。すると、A1やA2の値を変えるだけで自動的に再計算されます。

  1. セルに利率・期間・借入額を入力する
    例:A1に3%(0.03)、A2に60、A3に3000000と入力します。
  2. PMT関数でこれらのセルを参照する
    セルB1に =PMT(A1/12, A2, A3) と入力します。結果が表示されます。
  3. 条件を変えてシミュレーションする
    A1を3.5%に変えたり、A2を72に変えたりして返済額の変化を確認します。

結果を正の値で表示する方法

PMT関数は支払いを負の値で返すため、表示が直感的でない場合があります。正の値で表示したいときは、関数の前にマイナス記号を付けるか、ABS関数で絶対値を求めます。

  1. マイナス記号を付ける
    =-PMT(3%/12, 60, 3000000) と入力します。結果は約53,900円と正の値になります。
  2. ABS関数を使う
    =ABS(PMT(3%/12, 60, 3000000)) でも同様の結果が得られます。

PMT関数を使う際の注意点とよくあるミス

利率と期間の単位を間違えると計算が狂う

最も多いミスは、年利のまま期間を月数で指定してしまうことです。必ず利率は月利(年利÷12)に変換し、期間は月数で指定します。例えば、年利3%なのに利率に3と入力し、期間に5(年)と入力すると、まったく異なる結果になります。

将来価値と支払期日を適切に設定する

将来価値はローンの残高であり、完済時は0(省略可)です。ただし、一部繰り上げ返済などで途中の残高を指定する場合は、正の数で入力します。支払期日は通常0(期末払い)で問題ありません。期初払いのローン(例えば初回だけ前払い)の場合は1を指定します。

結果がマイナス表示になる理由を理解する

PMT関数は、返済額を負の値で表します。これは、お金が出ていく(支払う)ことを意味します。銀行などから見れば、お金が入ってくるので正の値になります。個人の返済計画では、慣習的に正の値で表示することが多いです。その場合は、前述のようにマイナスを付けるかABS関数を使います。

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PMT関数とIPMT・PPMT関数の違い

関数 計算内容 返り値の符号
PMT 毎回の支払総額(元金+利息) 負の値(支払い)
IPMT 指定した回の利息部分 負の値(支払い)
PPMT 指定した回の元金部分 負の値(支払い)

これらの関数を組み合わせると、返済計画の詳細を把握できます。例えば、1回目の返済で利息と元金がそれぞれいくらかを計算し、残高を更新していけば、返済スケジュール表を作成できます。

まとめ

PMT関数を使えば、複雑な元利均等返済の計算を簡単に行えます。利率と期間の単位を揃え、引数をセル参照にすることで、柔軟なシミュレーションが可能です。また、IPMT関数やPPMT関数と組み合わせれば、返済の内訳や残高推移も把握できます。返済計画を立てる際には、ぜひこれらの関数を活用してみてください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。