Windows 11には新しいOutlookアプリがプリインストールされています。多くの方は従来のクラシックOutlookに慣れており、機能の豊富さから戻したいと考えます。この記事では、プリインストールのOutlookアプリからクラシックOutlookに切り替える具体的な手順を解説します。トグル操作や個別インストールの方法を順を追って説明します。
【要点】クラシックOutlookに戻すための3つの方法
- 新しいOutlook内のトグル: 「新しいOutlookを試す」をオフに切り替えると一発で戻ります。
- Microsoft 365のインストール: クラシックOutlookが含まれるOffice製品をインストールします。
- 既定のアプリ設定: クラシックOutlookを既定のメールアプリに設定して完了です。
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目次
新しいOutlookがプリインストールされている背景
Microsoftは新しいOutlookを段階的に展開しています。Windows 11では初期セットアップ時にこの新しいOutlookが自動的にインストールされます。新しいOutlookはオンライン連携に優れていますが、クラシックOutlookのようにオフラインで使える機能やCOMアドインのサポートが限られています。そのため、ビジネスユーザーを中心にクラシックOutlookへの回帰を求める声が少なくありません。
例えば、新しいOutlookではローカルPSTファイルの直接開封ができません。また、予定表の共有設定が簡略化されており、詳細な権限管理が必要な場合に不便です。こうした具体例から、多くの方がクラシックOutlookを必要としています。
クラシックOutlookに戻す方法は主に2つです。1つは新しいOutlookアプリ自体に用意されたトグルスイッチを使う方法、もう1つはMicrosoft 365のインストーラーからクラシックOutlookを個別にインストールする方法です。以下でそれぞれの手順を詳しく紹介します。
クラシックOutlookに戻す手順
ここでは、最も簡単なトグルを使った方法と、トグルが使えない場合の代替手順を説明します。関連サービスとしてMicrosoft 365、Exchange Online、Outlook Web Accessが関わります。
- 新しいOutlookアプリを起動します。
タスクバーまたはスタートメニューから「Outlook」のアイコンをクリックします。 - 設定画面を開きます。
右上の歯車アイコンをクリックし、「設定」を選びます。 - [全般]セクションに移動します。
左側のメニューから「全般」をクリックします。 - 「新しいOutlookを試す」トグルを探します。
画面上部に「新しいOutlookを試す」というトグルのオン/オフ表示があります。現在オンになっているので、これをオフに切り替えます。 - 確認ダイアログで「はい」を選択します。
「クラシックOutlookに切り替えますか?」というメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。 - 自動的にクラシックOutlookが起動します。
切り替えが完了すると、従来のクラシックOutlookが開きます。初回はアカウント設定が必要な場合があります。
もし上記のトグルが表示されない場合は、以下の代替手順を試してください。まず、Microsoft 365のアカウントをお持ちであれば、Office.comからクラシックOutlookを含むOfficeアプリをダウンロードしてインストールします。インストール後、新しいOutlookは自動でクラシックに置き換わらないため、Windowsの設定で既定のメールアプリを変更する必要があります。[設定] → [アプリ] → [既定のアプリ] → [メール] で「Outlook (クラシック)」を選択します。
注意点と失敗例
落とし穴1: トグルが表示されない場合
会社や学校のアカウントを使っている場合、管理者ポリシーによってトグルが非表示になっている可能性があります。その場合は上記の代替手順で対処します。また、新しいOutlookのバージョンによってはトグル自体がまだ実装されていないこともあります。
落とし穴2: クラシックOutlookがインストールされていない
トグルをオフにしても、パソコンにクラシックOutlookがインストールされていなければ切り替わりません。その場合は、Microsoft 365のサブスクリプションが必要です。無料のOutlook.comではクラシック版は提供されていません。
落とし穴3: 既定のアプリ設定を忘れる
新しいOutlookが既定のメールアプリのままでは、メールリンクをクリックしたときに新しいOutlookが起動してしまいます。必ず[設定] → [アプリ] → [既定のアプリ]で「Outlook (クラシック)」を選択してください。
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新しいOutlookとクラシックOutlookの比較表
| 機能 | 新しいOutlook | クラシックOutlook |
|---|---|---|
| オフラインアクセス | 制限あり | 完全対応 |
| COMアドイン | 非対応 | 対応 |
| PSTファイル管理 | 非対応 | 対応 |
| 予定表の詳細共有 | 簡易のみ | 詳細設定可能 |
よくある質問
Q: 新しいOutlookとクラシックOutlookはどちらを使うべきですか?
A: オフライン作業やアドインが必要な業務ユーザーはクラシックを推奨します。オンラインメインの一般利用は新しいOutlookで十分です。
Q: クラシックOutlookに戻した後、新しいOutlookは削除したほうがいいですか?
A: 削除しなくても問題ありません。ただし、既定のアプリ設定がクラシックになっていれば影響はありません。容量が気になる場合はアンインストールしても構いません。
Q: プリインストールのOutlookアプリをアンインストールするとどうなりますか?
A: 新しいOutlookが削除されるだけで、クラシックOutlookには影響しません。ただし、再インストールが必要な場合はMicrosoft Storeから再度入手できます。
まとめ
Windows 11のプリインストールOutlookからクラシックOutlookに戻すには、トグル操作か個別インストールの2つの方法があります。トグルが使えない場合はMicrosoft 365からクラシック版をインストールし、既定のアプリ設定を変更してください。オフライン機能やアドインが必要な方は、ぜひクラシックOutlookを活用ください。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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