【PDF】PDFに丸数字(①、②など)や特殊記号(㈱)を入力すると文字化けする時の対処法

【PDF】PDFに丸数字(①、②など)や特殊記号(㈱)を入力すると文字化けする時の対処法
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PDF資料に丸数字や特殊記号を入力した際、意図せず文字化けしてしまう経験はありませんか。これは、使用されているフォントやPDFの互換性が原因で発生することが多い問題です。

この記事では、PDFで丸数字や特殊記号が文字化けする現象を解消し、誰でも正しく表示できる状態にするための具体的な方法を解説します。Acrobat Reader、Edge、スマホアプリそれぞれの対処法を詳しくご紹介しますので、ぜひご活用ください。

【要点】PDFの文字化けはフォント埋め込みと互換性の設定で解決

  • Acrobat Readerのフォント設定確認: PDFで使用されているフォント情報を確認し、必要に応じてテキスト編集ツールのフォントを変更することで文字化けを解消できます。
  • Edgeのフォント設定調整: EdgeでPDFを開いた際に文字化けする場合、ブラウザのフォント設定を調整することで表示を改善できます。
  • PDF作成時のフォント埋め込み: PDFを作成する際、使用するすべてのフォントを埋め込む設定にすることで、閲覧環境に依存しない安定した表示を実現できます。
  • 特殊記号の画像化: 環境依存の特殊記号は、画像として挿入することで文字化けを根本的に回避し、確実に表示させることができます。

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PDFで丸数字や特殊記号が文字化けする原因

PDFファイルで丸数字や特殊記号が文字化けする主な原因は、フォントの埋め込み状況とPDFの互換性設定にあります。PDFは、文書の見た目を固定するために、使用されているフォント情報をファイル内に埋め込むことが一般的です。

しかし、特定のフォントが埋め込まれていない場合や、閲覧環境にそのフォントが存在しない場合、代替フォントで表示しようとして文字が正しく表示されません。特に、環境依存文字やJIS X 0213のような拡張文字セットに含まれる文字は、古いPDF規格や一般的なフォントではサポートされていないことがあります。

また、PDFファイルの作成時に指定された互換性レベルも影響します。古いPDF規格では、新しい文字コードやフォント形式に対応していない場合があります。これにより、新しい環境で作成されたPDFを古い環境で開くと文字化けが発生する可能性があります。加えて、閲覧するソフトウェアやデバイスによって、フォントのレンダリング方法や対応する文字セットが異なることも原因の一つです。

文字化けを解消する具体的な対処手順

Acrobat Readerでのフォント設定確認と編集

  1. 文書のプロパティを開く
    Acrobat Readerで問題の.pdfファイルを開きます。メニューバーの「ファイル」から「プロパティ」を選択します。
  2. フォント情報を確認する
    プロパティダイアログの「フォント」タブをクリックします。ここで、文書内で使用されているフォントの一覧と、それらが「埋め込みサブセット」になっているかを確認します。
  3. テキスト編集ツールでフォントを変更する
    文字化けしている箇所がテキストとして編集可能な場合、ツールバーの「テキストを編集」を選択します。文字化けしているテキストを選択し、右側のプロパティパネルで別のフォントに変更します。
  4. 変更を保存する
    フォント変更後、ファイルメニューから「上書き保存」または「名前を付けて保存」を選択し、変更を適用します。

Edgeでのフォント設定調整

  1. Edgeの設定を開く
    Edgeで.pdfファイルを開き、右上の三点リーダーメニューから「設定」を選択します。
  2. フォント設定に移動する
    左側のメニューから「外観」を選択し、「フォント」セクションを見つけます。
  3. フォントをカスタマイズする
    「フォントをカスタマイズする」をクリックします。「標準フォント」や「セリフフォント」などを、より一般的な日本語フォントに変更してみます。例えば、「メイリオ」や「游ゴシック」などを選択すると良いでしょう。
  4. Edgeを再起動する
    設定変更後、Edgeを一度閉じてから再度開くと、設定が適用され、.pdfファイルの表示が改善される可能性があります。

PDF作成時のフォント埋め込み設定

  1. 元のアプリケーションで文書を開く
    WordやExcelなど、.pdfファイルの元になったアプリケーションで文書を開きます。
  2. PDF変換設定を開く
    「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」または「印刷」を選択し、.pdf出力のオプションを開きます。多くのアプリケーションには.pdf変換設定があります。
  3. フォントの埋め込みオプションを選択する
    .pdf変換オプション内で、「すべてのフォントを埋め込む」または「フォントサブセットを埋め込む」といった項目を探し、有効にします。
  4. PDFを再作成する
    これらの設定を適用した上で、再度.pdfファイルを作成し、文字化けが解消されているか確認します。

スマホPDFアプリでの表示改善(iPhone・Android共通)

  1. 別のPDFアプリを試す
    現在使用しているアプリで文字化けが発生する場合、Acrobat Readerモバイル版やGoogle PDFビューアなど、別の高機能な.pdfビューアアプリをインストールして開いてみてください。アプリによってフォントのレンダリングエンジンが異なるため、改善されることがあります。
  2. フォントパックのインストール
    一部の.pdfビューアアプリでは、追加のフォントパックをインストールすることで、表示できる文字の種類を増やすことができます。アプリの設定を確認し、利用可能な場合は試してみましょう。
  3. ファイルを再ダウンロードする
    ダウンロードした.pdfファイルが破損している可能性も考慮し、可能であれば元の場所から再度ダウンロードを試みます。

対処しても文字化けが解消されない場合の確認ポイント

PDFが編集できない

保護された.pdfファイルや画像として認識されている.pdfファイルは、テキスト編集ツールで直接フォントを変更できません。この場合、.pdf編集ソフトのOCR機能(光学文字認識)を利用してテキストを認識させるか、元の文書を編集し直す必要があります。または、文字化け箇所を画像として上から貼り付ける方法も有効です。

特定の環境でだけ文字化けする

特定のPCやスマートフォンでのみ文字化けが発生する場合、その環境のフォント設定や.pdfビューアアプリの問題が考えられます。OSのフォントキャッシュをクリアしたり、.pdfビューアアプリを最新版にアップデートしたりすることで改善されることがあります。また、OSの言語設定が影響することもあります。

埋め込みフォントが見つからない

.pdfファイルのプロパティで「埋め込みサブセット」と表示されていても、文字化けが解消されないことがあります。これは、埋め込まれたフォントが丸数字や特殊記号をサポートしていない場合に発生します。この場合、元の文書で一般的なフォントに置き換えるか、特殊記号を画像として挿入する対策が必要です。

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Acrobat ReaderとEdgeのPDF機能比較

項目 Acrobat Reader Edge
主な用途 PDFの閲覧、注釈、簡易編集 Webブラウザ内でのPDF閲覧
フォント情報確認 可能(プロパティから詳細確認) 不可(ブラウザのフォント設定に依存)
テキスト編集機能 限定的だが可能 不可(閲覧のみ)
フォント埋め込み設定 PDF作成時に詳細設定可能 PDF作成機能なし
互換性 様々なPDF規格に対応 Web標準に準拠

この記事では、PDFで丸数字や特殊記号が文字化けする原因と、その具体的な対処法について解説しました。フォントの埋め込み状況やPDFの互換性設定を見直すことで、多くの文字化け問題は解決できます。

Acrobat Readerでのフォント確認やEdgeの表示設定調整、PDF作成時のフォント埋め込みなど、状況に応じた方法を試してください。これらの手順を通じて、PDFが意図した通りに表示されるようになり、情報の正確な伝達が可能になります。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。