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【Salesforce】商談の関連リストが表示されない時のページ設定確認

【Salesforce】商談の関連リストが表示されない時のページ設定確認
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Salesforceで商談画面を開いた際、取引先担当者や見積もり、活動などの関連リストが表示されず、業務に支障をきたすことがあります。関連リストの表示制御には複数の要素が関わるため、原因の特定には段階的な切り分けが必要です。本記事では、最も多い原因であるページレイアウト設定に焦点を当て、確認手順や失敗パターン、管理者に依頼すべきポイントを解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: 商談オブジェクトのページレイアウト設定です。関連リストがレイアウトに追加されていないと表示されません。
  • 切り分けの軸: ユーザのプロファイルや権限セット、Lightningページの設定、動的関連リストの条件、および共有設定の影響を段階的に確認します。
  • 注意点: ページレイアウトの変更やLightningページの編集は、システム管理者権限が必要です。自分で変更できない場合は管理者に依頼してください。また、動的関連リストを使用している場合は条件を見直す必要があります。

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関連リストが表示されない主な原因

商談の関連リストが表示されない原因は多岐にわたりますが、多くはページレイアウト設定に起因します。以下に代表的な原因を挙げます。

ページレイアウトに関連リスト項目がない

最も基本的な原因です。商談のページレイアウトに、取引先担当者や見積もりなどの関連オブジェクトのリストが追加されていないと、該当のセクションが表示されません。特に、新しく作成したカスタムオブジェクトの関連リストを追加し忘れるケースが多く見られます。

プロファイルや権限セットで関連リストが非表示

プロファイルまたは権限セットの「オブジェクト設定」で、関連オブジェクト自体の参照権限がない場合、その関連リストは表示されません。また、「タブの非表示」や「関連リストの表示設定」によって制御されている可能性もあります。

Lightningページ設定での表示条件

Lightning Experienceでは、商談のレコードページに配置された「関連リスト」コンポーネントの表示条件が設定されていることがあります。例えば、特定のレコードタイプのみ表示するようにフィルターがかかっていると、それ以外の商談ではリストが表示されません。

関連オブジェクトの必須項目やフロー設定

関連オブジェクト側の必須項目が空の場合や、フローによってリストが非表示になる設定がされていることもまれにあります。ただし、これはページレイアウトよりも優先度が低い原因です。

ページレイアウト設定の確認手順

ここでは、システム管理者権限を持つユーザが実際にページレイアウトを確認・修正する手順を説明します。権限がない場合は、この手順を参考に管理者に依頼してください。

  1. 設定メニューを開く: Salesforceの画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックし、「設定」を選択します。Lightning Experienceの場合は「設定」画面が開きます。
  2. オブジェクトマネージャへ移動: 左側のメニューから「オブジェクトマネージャ」をクリックし、検索ボックスに「商談」と入力して商談オブジェクトを選択します。
  3. ページレイアウトを開く: 商談オブジェクトの詳細画面で「ページレイアウト」をクリックし、現在割り当てられているページレイアウト(例:「商談レイアウト」)をダブルクリックして編集画面を開きます。
  4. 関連リストセクションを確認: ページレイアウト編集画面で、上から「関連リスト」の領域を探します。ここに表示したいオブジェクト(例:「取引先担当者」「見積もり」「活動」など)がリストとして追加されているか確認します。もし表示したいオブジェクトがない場合は、パレットから「関連リスト」をドラッグ&ドロップで追加します。
  5. 表示項目とボタンを設定: 追加した関連リストをクリックし、歯車アイコンから「プロパティ」を開きます。そこで「表示する列」や「並び替え」、「ボタン」の表示設定を行います。特に「表示する列」に項目が何も選択されていないと、リストは空に見えるため注意してください。
  6. 保存と割り当ての確認: 設定が完了したら「保存」をクリックします。その後、ページレイアウトの割り当て画面で、変更したレイアウトが正しいプロファイルまたはレコードタイプに割り当てられていることを確認します。割り当てが間違っていると、変更が反映されません。

上記手順で関連リストが正しく追加されているのに表示されない場合は、次のセクションで紹介する他の原因を確認してください。

状況別の比較表

関連リストが表示されない状況を、ユーザの権限や設定に応じて以下の表にまとめました。

状況 原因の可能性 確認箇所 対応例
特定のユーザだけ関連リストが表示されない プロファイルまたは権限セットでオブジェクト参照権限がない、またはレコードタイプの割り当てが異なる ユーザのプロファイル、権限セット、レコードタイプ プロファイルで該当オブジェクトの「参照」権限を付与し、ページレイアウトを適切なレコードタイプに割り当てる
全ユーザで関連リストが表示されない ページレイアウトに関連リストが追加されていない、またはLightningページのコンポーネントが削除された ページレイアウト、Lightningレコードページ ページレイアウトに関連リストを追加し、Lightningページに「関連リスト」コンポーネントを配置する
特定のレコードタイプの商談だけ表示されない レコードタイプごとに別のページレイアウトが割り当てられており、そのレイアウトに関連リストがない レコードタイトルのページレイアウト割り当て 該当のレコードタイプに割り当てられているページレイアウトを編集して関連リストを追加する
関連リストは表示されるが、一部のレコードしか表示されない 動的関連リストの条件設定、または共有ルールによる制限 関連リストコンポーネントのフィルター条件、共有設定 動的関連リストの条件を確認し、共有設定でユーザが該当レコードを参照できるか確認する

失敗パターンと注意点

実際の現場で発生しやすい失敗パターンをいくつか紹介します。

パターン1: ページレイアウトを修正したのに、Lightningページの設定が優先される

Lightning Experienceでは、商談のレコードページに配置された「関連リスト」コンポーネントが、ページレイアウトの設定よりも優先される場合があります。例えば、ページレイアウトで関連リストを追加しても、Lightningページのコンポーネントで「関連リストを表示しない」設定になっていると、表示されません。このため、ページレイアウトとLightningページの両方を確認する必要があります。

パターン2: 動的関連リストの条件が厳しすぎる

Lightningページの「関連リスト」コンポーネントでは、表示条件を詳細に設定できます。例えば「関連レコードの所有者が現在のユーザである」といった条件を指定した場合、条件を満たさないレコードは表示されません。このようなフィルター設定が意図せず有効になっていると、リストが空に見えることがあります。

パターン3: 権限セットで「関連リストの非表示」設定が上書きされている

プロファイルでは参照権限が付与されていても、権限セットで「オブジェクトの非表示」設定が有効になっていると、関連リスト自体が表示されません。権限セットの設定はプロファイルより優先されるため、権限セットを適用しているユーザの場合は注意が必要です。

管理者に確認すべきポイント

一般ユーザでは確認や変更ができない設定もあるため、以下のポイントを管理者に伝えるとスムーズに解決できます。

  • プロファイルのオブジェクト権限: 商談と関連オブジェクト(取引先担当者、見積もりなど)の「参照」権限が有効になっているか確認してください。特にカスタムオブジェクトの場合は権限が漏れやすいので注意が必要です。
  • ページレイアウトの割り当て: 対象のユーザが使用しているレコードタイプとプロファイルに、正しいページレイアウトが割り当てられているか確認してください。割り当て画面で「レコードタイプ別」の設定も見直すとよいでしょう。
  • Lightningページのコンポーネント: 商談のレコードページ(Lightningページ)に「関連リスト」コンポーネントが配置されているか、またその表示条件に問題がないか確認してください。特に動的関連リストを使用している場合は、フィルター条件を見直してください。
  • 権限セットの確認: ユーザに権限セットが割り当てられている場合、その権限セットで関連オブジェクトが非表示になっていないか確認してください。権限セットの設定はプロファイルより優先されることを念頭に置いてください。

よくある質問(FAQ)

ここでは、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

  • Q1: ページレイアウトを変更してもすぐに反映されません。なぜですか?
    A1: 変更が反映されるまでに数分かかることがあります。ブラウザのキャッシュをクリアするか、シークレットウィンドウで確認してみてください。また、割り当てが正しいか再確認してください。
  • Q2: 関連リストは表示されるが、列が正しく表示されません。
    A2: ページレイアウトの関連リストプロパティで「表示する列」を設定してください。不要な列を削除したり、順序を変更したりできます。列が多いとスクロールが必要になるため、必要な列だけ残すことをおすすめします。
  • Q3: 動的関連リストの条件を設定しても、すべてのレコードが表示されません。
    A3: 動的関連リストは、商談と関連レコードの一致条件に加えて、表示条件(フィルター)を設定できます。条件が厳しすぎるとレコードが表示されないため、条件式を見直してください。また、関連レコードにアクセス権限がない場合も表示されません。
  • Q4: Salesforce ClassicとLightningで表示が異なります。どちらを優先すべきですか?
    A4: 組織でLightning Experienceを標準としている場合、Lightningページの設定が優先されます。Classicでの表示を維持したい場合は、Lightningページにも同じ設定を反映させる必要があります。基本的にはLightningに統一することをおすすめします。
  • Q5: 管理者に依頼するとき、どのような情報を伝えればよいですか?
    A5: 問題が発生しているユーザ名、商談のレコードタイプ、表示されない関連オブジェクト名、スクリーンショットを添えて依頼すると、管理者が原因を特定しやすくなります。

まとめ

商談の関連リストが表示されない場合、まずはページレイアウト設定を確認することが第一歩です。それでも解決しない場合は、プロファイル権限、Lightningページのコンポーネント設定、動的関連リストの条件などを段階的に確認してください。一般ユーザでは変更できない設定もあるため、必要に応じてシステム管理者に正確な情報を伝えて依頼することが重要です。定期的にページレイアウトと権限設定を見直し、ユーザが求める情報にすぐアクセスできる環境を維持しましょう。


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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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