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【Googleスプレッドシート】COUNTIF/COUNTIFSで条件付きカウント!複合条件のカウント

【Googleスプレッドシート】COUNTIF/COUNTIFSで条件付きカウント!複合条件のカウント
🛡️ 超解決

「条件に合うデータの件数を数えたいけれど、COUNTIFとCOUNTIFSの違いがわからない」「複数の条件を指定する方法が知りたい」とお悩みではありませんか。Googleスプレッドシートでは、COUNTIF関数で1つの条件、COUNTIFS関数で複数の条件を指定してセルをカウントできます。本記事では、基本構文からワイルドカードを使った部分一致、数値の大小比較など、実務で使える条件付きカウントの全手法を詳しく解説します。

【要点】COUNTIF/COUNTIFSで条件に合うセルを正確に数える方法

  • =COUNTIF(範囲, 条件): 1つの条件に一致するセルをカウントします。条件は数値・文字列・セル参照・比較演算子で指定します。
  • =COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, …): 複数の条件をすべて満たすセルをカウントします。最大127組の条件を指定できます。
  • ワイルドカード「*」「?」の活用: 文字列の部分一致や1文字の不一致を条件にできます。例えば「*東京*」で「東京」を含むセルをカウントします。

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COUNTIFとCOUNTIFSの基本機能と仕組み

COUNTIF関数は、指定した範囲の中から条件に合うセルの個数を返します。たとえば「売上が100万以上の案件の数」を数えるときに使います。COUNTIFS関数は、複数の条件をすべて満たすセルをカウントします。たとえば「売上100万以上かつ担当者が田中」のようなAND条件を指定できます。

両関数とも、条件の書き方にいくつかのルールがあります。条件は直接入力する文字列、数値、または別のセルを参照できます。また、不等号(> < >= <= <>)を使って大小比較ができ、ワイルドカード(* ?)で部分一致も実現できます。条件に合わないセルはカウントされません。空白セルは無視されるか、条件次第でカウントできます。

これらの関数は、データ分析や集計作業で頻繁に使われます。業務報告書の作成、在庫管理、アンケート集計など、あらゆる場面で役立つ基本関数です。この機会にしっかりマスターしましょう。

COUNTIFで1つの条件を指定する手順

基本的なCOUNTIFの書き方

  1. 結果を表示するセルを選択します
    カウント結果を出力したいセルを1つクリックします。
  2. =COUNTIF( と入力します
    半角で「=COUNTIF(」と入力すると、関数のヘルプが表示されます。
  3. 範囲を指定します
    カウント対象のセル範囲をマウスでドラッグするか、手入力します。例:「A2:A100」
  4. カンマで区切って条件を指定します
    条件はダブルクォーテーションで囲む文字列、または数値、セル参照で指定します。例:「”東京”」や「100」または「C1」
  5. ) で閉じてEnterキーを押します
    例:=COUNTIF(A2:A100, “東京”) で範囲内の「東京」という文字列の個数がカウントされます。

比較演算子を使った条件の指定

条件に不等号や等号を含めるときは、演算子をダブルクォーテーションで囲み、アンバサンド(&)でセル参照と連結します。たとえば「B列の値が50より大きいセルを数える」場合は =COUNTIF(B2:B100, “>&50”) と書きます。セルC1の値より大きい場合は =COUNTIF(B2:B100, “>&”&C1) とします。この書き方はCOUNTIFSでも同様です。

COUNTIFSで複数の条件を指定する手順

複数条件の基本構文

  1. 結果セルを選択し、=COUNTIFS( と入力します
    COUNTIFSは複数の範囲と条件のペアをカンマで区切って指定します。
  2. 最初の範囲と条件を指定します
    例:範囲1「A2:A100」、条件1「”東京”」
  3. 次の範囲と条件を指定します
    例:範囲2「B2:B100」、条件2「”>100″」
  4. 必要なだけペアを繰り返し、) で閉じます
    例:=COUNTIFS(A2:A100, “東京”, B2:B100, “>100”) で、「東京」かつ売上が100より大きい行の件数をカウントします。

ワイルドカードを使った部分一致条件

文字列の一部が一致するかどうかを条件にしたい場合、ワイルドカード「*」(任意の0文字以上の文字列)や「?」(任意の1文字)を使います。たとえば「商品名が「コーヒー」で始まる」をカウントするには =COUNTIF(A2:A100, “コーヒー*”) と書きます。「東京」を含むすべてのセルは =COUNTIF(A2:A100, “*東京*”) です。COUNTIFSでも同様に使えます。

複数条件でOR条件(いずれかに一致)を実現する方法

COUNTIFSはAND条件専用です。OR条件(条件Aまたは条件B)をカウントしたいときは、複数のCOUNTIFを足し算します。たとえば「東京または大阪」の件数は =COUNTIF(A2:A100, “東京”) + COUNTIF(A2:A100, “大阪”) です。重複を避けたい場合はSUM関数とCOUNTIFを組み合わせるなど工夫が必要です。

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COUNTIF/COUNTIFSで気をつけるポイントとよくある失敗

範囲のサイズが異なるとエラーになる

COUNTIFSで複数の範囲を指定するとき、すべての範囲の行数(または列数)が同じでなければなりません。たとえば範囲1がA2:A100、範囲2がB2:B101だとエラー(#VALUE!)になります。必ず同じサイズの範囲を指定しましょう。

条件の引用符の付け忘れ

条件を直接文字列で指定するときはダブルクォーテーションで囲みます。数値やセル参照の場合は囲みませんが、比較演算子と組み合わせるときは演算子部分だけ囲む必要があります。たとえば =COUNTIF(B2:B100, “>”&D1) のように書きます。よくあるミスは =COUNTIF(B2:B100, >D1) のように全体を引用符で囲まないことです。

ワイルドカードをそのまま検索したい場合

「*」や「?」を文字として扱いたい(たとえば「A*」という文字列をカウントしたい)ときは、チルダ(~)を前に付けます。条件を “~*” とすればアスタリスクそのものを検索します。このエスケープ処理を忘れると、意図しない部分一致になります。

大文字と小文字の区別

COUNTIFとCOUNTIFSは、文字列の比較で大文字と小文字を区別しません。「ABC」と「abc」は同じとみなされます。区別したい場合は、EXACT関数やSUMPRODUCT関数を使う必要があります。

空白セルやエラーセルの扱い

条件に空文字「””」を指定すると、空白のセルをカウントします。空白以外のセルをカウントするには「”<>“」とします。エラーセル(#N/Aなど)は自動的にはカウントされません。エラーセルを無視するには、条件から除外するか、IFERRORと組み合わせる必要があります。

COUNTIFとCOUNTIFSの機能比較

項目 COUNTIF COUNTIFS
指定できる条件数 1つのみ 最大127組の条件(AND結合)
引数の書き方 =COUNTIF(範囲, 条件) =COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, …)
ワイルドカードの使用
比較演算子の使用
OR条件の実現 複数COUNTIFの加算 複数COUNTIFSの加算または配列数式

まとめ

COUNTIFとCOUNTIFSを使えば、条件に合うセルを簡単にカウントできます。1つの条件ならCOUNTIF、複数の条件をすべて満たすデータを数えるならCOUNTIFSを選びましょう。ワイルドカードや比較演算子を駆使すれば、部分一致や数値範囲の指定もスムーズです。次に挑戦したいのは、QUERY関数やSUMPRODUCT関数を使ったより柔軟な集計です。ぜひ今回の知識を実務で活用してみてください。


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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。