Microsoft Teamsを利用中に、iOSの集中モードがかかっているとTeamsからの通知が届かず、重要な連絡を見逃してしまうことがあります。
ビジネスシーンでは、会議中や作業中に集中したい場面は多いものの、Teamsの通知が来ないことで業務に支障が出るのは避けたいものです。
この記事では、iOSの集中モード設定において、Microsoft Teamsの通知だけを例外的に許可する方法を、具体的な手順に沿って解説します。これにより、集中モード中でもTeamsの重要な通知を見逃す心配がなくなります。
【要点】iOS集中モードでTeams通知を例外許可する設定
- 集中モードの設定: iOSデバイスの集中モード設定画面を開く手順。
- アプリの追加: 集中モードの許可アプリ一覧にMicrosoft Teamsを追加する手順。
- 通知のカスタマイズ: Teamsからの通知を個別に許可・制限する設定方法。
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目次
- 1 iOS集中モードでTeams通知がブロックされる仕組み
- 2 iOS集中モードでTeams通知を例外許可する設定手順
- 3 新しいTeams(v2)と従来Teamsでの設定の違い
- 4 新しいOutlookと従来Outlookでの設定の違い
- 5 Mac版Teamsでの集中モード連携設定
- 6 モバイル版Teamsでの通知設定(iOS以外)
- 7 Web版Teamsでの通知設定
- 8 Teamsのマイク設定が集中モードで影響を受けるか
- 9 Teamsの通知音が集中モードで鳴らない場合の対処法
- 10 集中モードでTeamsからのメンション通知だけを許可したい場合
- 11 集中モードの「常に通知を許可」と「指定した時間のみ」の違い
- 12 組織ポリシーによるTeams通知の制限について
- 13 まとめ
iOS集中モードでTeams通知がブロックされる仕組み
iOSの集中モードは、ユーザーが設定した特定の状況下で、通知や着信を制限するための機能です。これにより、仕事や睡眠、運転中など、集中したい時間帯に不要な通知による中断を防ぐことができます。
集中モードがオンになっている間は、デフォルト設定では全てのアプリからの通知が一時的に停止されます。ユーザーは、どのアプリからの通知を許可するかを個別に設定できます。Microsoft Teamsも例外ではなく、この集中モードの制限対象となります。そのため、集中モードが有効な状態では、Teamsのチャットメッセージや会議の通知などが届かなくなります。
この機能は、ユーザーの生産性向上を目的としていますが、ビジネスでTeamsを頻繁に利用するユーザーにとっては、重要な通知を見逃すリスクとなります。そこで、集中モード中でもTeamsの通知だけは受け取れるように、例外設定を行うことが重要です。
iOS集中モードでTeams通知を例外許可する設定手順
このセクションでは、iOSデバイスで集中モードがオンになっている際にも、Microsoft Teamsからのプッシュ通知を受け取れるように設定する手順を解説します。この設定により、作業に集中しつつも、Teamsの重要な連絡を見逃すことを防げます。
- 設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリをタップします。 - 集中モードを選択する
設定メニューの中から「集中モード」をタップします。 - 通知を許可したい集中モードを選択する
現在有効な集中モード、または設定を変更したい集中モード(例:「おやすみモード」「仕事」「パーソナル」など)をタップします。 - 「通知を許可」セクションを確認する
集中モードの設定画面を下へスクロールし、「通知を許可」という項目を探します。 - 「アプリ」をタップする
「通知を許可」の下にある「アプリ」をタップします。 - Microsoft Teamsを追加する
画面右上にある「アプリを追加」をタップします。 - Teamsを選択し「追加」をタップする
アプリ一覧から「Microsoft Teams」を探してタップし、画面右上にある「追加」をタップします。 - Teamsの通知設定を確認・調整する
「通知を許可」のアプリ一覧にMicrosoft Teamsが追加されていることを確認します。Teamsの横にある「許可」または「許可しない」のトグルスイッチで、個別に通知の許可・制限が可能です。通常は「許可」の状態にしておきます。 - (オプション)通知のカスタマイズ
Teamsの通知が届いた際に、通知バナーの表示方法やサウンドなどをさらに細かく設定したい場合は、Teamsアプリ自体の通知設定(iOSの設定アプリ内にある「通知」>「Microsoft Teams」)で調整できます。
新しいTeams(v2)と従来Teamsでの設定の違い
Microsoft Teamsは、新しいTeams(v2)への移行が進んでいます。新しいTeams(v2)では、ユーザーインターフェースや一部機能の動作が変更されていますが、iOSの集中モードにおけるプッシュ通知の例外許可設定方法については、基本的な流れは従来Teamsと大きく変わりません。
いずれのバージョンのTeamsを利用している場合でも、iOSの「設定」アプリから「集中モード」を選択し、通知を許可したいアプリとして「Microsoft Teams」を追加する手順は共通しています。アプリの追加方法や、通知の個別許可設定など、基本的な操作は同じです。
ただし、Teamsアプリ自体の設定画面で通知に関する項目が増減したり、表示が変わったりする可能性はあります。もし、iOSの設定アプリでTeamsを追加しても通知が来ない場合は、Teamsアプリ内の通知設定も併せて確認することをお勧めします。Teamsアプリ内の通知設定は、Teamsアプリを開き、「プロフィール写真」>「設定」>「通知」からアクセスできます。
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新しいOutlookと従来Outlookでの設定の違い
Microsoft Outlookも、新しいOutlookへの移行が進んでおり、インターフェースや機能に変化があります。しかし、Microsoft Teamsのプッシュ通知をiOSの集中モードで例外許可する設定は、Outlookのバージョンとは直接関係ありません。
この設定は、iOSオペレーティングシステム側の機能である「集中モード」に対して、どのアプリからの通知を許可するかを定義するものです。そのため、Outlookが新しいバージョンであっても、従来バージョンであっても、Teamsの通知設定に影響を与えることはありません。設定手順は、前述したTeamsの通知許可設定と同様に、iOSの「設定」アプリから行います。
Outlookの通知を集中モードで例外許可したい場合も、同様の手順でOutlookアプリを集中モードの許可アプリ一覧に追加する必要があります。TeamsとOutlookの両方で通知を受け取りたい場合は、それぞれ個別に許可アプリとして追加してください。
Mac版Teamsでの集中モード連携設定
Microsoft Teamsは、iOSだけでなくmacOSでも利用されており、Mac版Teamsでも集中モードとの連携設定が可能です。
Mac版Teamsの通知を集中モードで例外許可するには、macOSの「システム設定」(または「システム環境設定」)を開き、「集中モード」を選択します。そこで、通知を許可したい集中モードを設定し、「アプリ」の項目から「Microsoft Teams」を追加します。これにより、Macで集中モードがオンになっている場合でも、Teamsからの通知を受け取れるようになります。
macOSのバージョンやTeamsのバージョンによって、設定項目の名称や位置が若干異なる場合がありますが、基本的な考え方はiOSと同様です。集中したい時間帯に通知を管理し、必要な通知だけを受け取ることで、作業効率を高めることができます。
モバイル版Teamsでの通知設定(iOS以外)
iOS以外のモバイルOS、例えばAndroidでもMicrosoft Teamsは利用可能です。Androidの場合、iOSの「集中モード」に相当する機能は「おやすみモード」や「サイレントモード」など、メーカーやOSのバージョンによって名称が異なります。
AndroidでTeamsの通知を特定のモードで例外許可するには、まずOSの通知設定で、該当するモード(おやすみモードなど)を開きます。次に、通知を許可したいアプリとして「Microsoft Teams」を選択し、追加または許可リストに登録します。具体的な設定方法は、お使いのAndroidデバイスのメーカーやバージョンによって操作方法が異なりますので、OSのヘルプや設定画面をご確認ください。
いずれのモバイルOSでも、集中したい時間帯に通知による中断を防ぎつつ、重要な連絡を見逃さないように、アプリごとの通知設定を適切に行うことが重要です。Teamsの通知設定は、Teamsアプリ内の設定からも調整できるため、必要に応じてそちらも確認しましょう。
Web版Teamsでの通知設定
Microsoft Teamsは、Webブラウザから利用することも可能です。Web版Teamsの通知は、ブラウザのプッシュ通知機能を利用しています。
Web版Teamsの通知を集中モードで管理する場合、iOSの集中モード設定とは直接連携しません。これは、Webブラウザの通知はOSの集中モードとは別の制御下にあるためです。しかし、ブラウザ自体に通知をブロックする機能があったり、OSの通知設定でブラウザの通知を制限したりすることは可能です。
Web版Teamsで通知を受け取りたい場合は、まずブラウザの設定でTeamsからのプッシュ通知を許可しているか確認してください。通常、TeamsのWebサイトにアクセスした際に、「通知の許可」を求めるプロンプトが表示されます。ここで許可することで、ブラウザの通知機能を通じて通知が届きます。集中したい場合は、ブラウザの通知自体を一時的にオフにするか、OSの通知設定でブラウザの通知を制限するなどの方法が考えられます。
Teamsのマイク設定が集中モードで影響を受けるか
iOSの集中モード設定は、主にプッシュ通知の受信可否に影響を与えます。Teamsのマイク設定やカメラ設定といった、会議中のデバイス利用に関する設定に直接影響を与えるものではありません。
集中モードがオンになっていても、Teams会議に参加する際にマイクやカメラが自動的にオフになることはありません。会議への参加や、マイク・カメラのオンオフ操作は、Teamsアプリの機能として従来通り行えます。ただし、集中モードがオンになっていると、会議開始や参加者の入退室に関するプッシュ通知が届かなくなる可能性があるため、会議への参加タイミングを逃す、といった間接的な影響は考えられます。
もし、Teams会議中にマイクが認識されない、といった問題が発生した場合は、集中モードの設定ではなく、iOSの「設定」アプリ>「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」でTeamsのアクセス許可を確認したり、Teamsアプリ自体のマイク設定を見直したりする必要があります。
Teamsの通知音が集中モードで鳴らない場合の対処法
前述の設定を行ったにも関わらず、Teamsの通知音が集中モード中に鳴らない場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、iOSの「設定」アプリ>「集中モード」>(対象の集中モード)>「通知を許可」>「アプリ」で、Microsoft Teamsが正しく追加され、「許可」の状態になっているか再度確認してください。追加されていても、Teamsの横のスイッチがオフになっていると通知は届きません。
次に、Teamsアプリ自体の通知設定を確認します。iOSの「設定」アプリ>「通知」>「Microsoft Teams」を開き、「通知を許可」がオンになっているか、アラートスタイル(バナー、通知センター、ロック画面)が適切に設定されているかを確認します。
さらに、Teamsアプリ内の通知設定も重要です。Teamsアプリを開き、「プロフィール写真」>「設定」>「通知」で、チャット、メンション、会議などの通知設定が意図した通りになっているか確認してください。特に、「通知をミュートしない」などのオプションが有効になっているか確認しましょう。
これらの設定を確認しても問題が解決しない場合は、一度Teamsアプリを再起動したり、デバイスを再起動したりすることで改善する場合があります。また、TeamsアプリやiOSのバージョンが古い場合は、最新版にアップデートすることで問題が解消されることもあります。
集中モードでTeamsからのメンション通知だけを許可したい場合
集中モードでは、特定のアプリからの全ての通知を許可するだけでなく、さらに細かく通知の種類を絞り込むことが可能です。Teamsからのメンション通知だけを集中モード中に受け取りたい場合の設定方法を解説します。
この設定を行うには、まずiOSの「設定」アプリ>「集中モード」>(対象の集中モード)>「通知を許可」>「アプリ」から「Microsoft Teams」を追加します。Teamsが許可アプリ一覧に追加されていることを確認してください。
次に、Teamsアプリ内の通知設定で、メンション通知に関する設定を調整します。Teamsアプリを開き、「プロフィール写真」>「設定」>「通知」へと進みます。ここで、「チャット」や「メンション」などの項目を確認し、特に「メンション」に関する通知が有効になっているかを確認します。Teamsアプリの設定では、特定のユーザーからのメンションや、チーム・チャネルでのメンションなど、より詳細な条件で通知を設定できる場合があります。
iOSの集中モードでは、アプリ単位での許可・不許可が基本ですが、Teamsアプリ側で通知の種類を細かく設定することで、実質的に「メンション通知だけ」を許可するという運用が可能になります。ただし、iOSの集中モード自体が、アプリ内の通知種別(メンションかチャットかなど)を直接フィルタリングする機能は持っていない点に注意が必要です。Teamsアプリ側で「メンション」以外の通知をオフにすることで、意図した動作に近づけることができます。
集中モードの「常に通知を許可」と「指定した時間のみ」の違い
iOSの集中モードでは、通知を許可するアプリに対して、さらに2つの設定オプションがあります。「常に通知を許可」と「指定した時間のみ」です。
「常に通知を許可」を選択した場合、その集中モードがオンになっている間は、常にそのアプリからの通知が届きます。Teamsの通知を絶対に逃したくない場合にこの設定を選択します。
一方、「指定した時間のみ」を選択すると、その集中モードが有効な時間帯であっても、特定の条件(例えば、特定の人物からの連絡があった場合や、特定のアプリからの通知があった場合)にのみ通知が届くように設定できます。ただし、Teamsアプリ自体がこの「指定した時間のみ」というiOSの細かい条件設定に直接連動するわけではありません。このオプションは、主に電話の着信など、OSレベルでより詳細な条件設定が可能な場合に活用されます。
Teamsの通知においては、「常に通知を許可」を選択するのが最もシンプルで確実な方法です。もし、より細かく通知を制御したい場合は、Teamsアプリ内の通知設定で、通知を受け取る条件を絞り込むことを検討してください。
組織ポリシーによるTeams通知の制限について
Microsoft Teamsの通知設定は、基本的にユーザー個人のデバイス設定に依存しますが、組織によっては、IT管理者によってTeamsの利用や通知に関するポリシーが設定されている場合があります。
例えば、特定の種類の通知が無効化されていたり、外部ユーザーとのチャット通知に関する制限があったりする可能性があります。もし、上記の手順で設定を行ってもTeamsの通知が届かない場合、組織のIT管理者によって設定されたポリシーが影響している可能性も考えられます。
このような場合は、組織のIT管理者またはヘルプデスクに問い合わせて、Teamsの通知に関するポリシー設定について確認することをお勧めします。管理者側で設定されているポリシーによっては、ユーザー側での設定変更だけでは対応できない場合があります。
まとめ
この記事では、iOSの集中モードがオンになっている際でも、Microsoft Teamsのプッシュ通知を例外的に許可するための具体的な設定手順を解説しました。
「設定」アプリから集中モードを選択し、通知を許可したいアプリとして「Microsoft Teams」を追加することで、重要な連絡を見逃すリスクを軽減できます。新しいTeams(v2)や新しいOutlook、Mac版・モバイル版・Web版Teamsについても、基本的な考え方や設定のポイントを補足しました。
この設定により、集中モード中でも必要なTeamsの通知を受け取れるようになり、ビジネスの生産性とコミュニケーションの円滑化を両立させることが可能になります。次に、Teamsアプリ内の通知設定も確認し、さらに細かく通知をカスタマイズしてみましょう。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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