Microsoft Teamsで会議をスケジュールした際に、作成される会議リンクが古い形式になっている問題が発生することがあります。リンクが「teams.microsoft.com/l/meetup-join/」から始まる場合、それは従来の形式であり、新しい形式「teams.microsoft.com/meet/」と比べて機能制限がある可能性があります。この問題はOutlookアドインやTeamsの設定、組織ポリシーに起因することが多いです。本記事では、リンクが古い形式になる原因と解決手順を詳しく解説します。
【要点】古い会議リンクを新しい形式に更新する方法
- 原因の特定: 古いリンク形式はOutlookアドインのバージョンや組織ポリシーが原因です。
- アドインの更新: Outlookで「Teams Meeting Add-in」を最新バージョンに更新します。
- Teams設定確認: Teamsの設定で「会議用のリンク形式」が新しい形式になっているか確認します。
- ポリシーの確認: 組織の管理者に問い合わせ、Teamsの会議ポリシーが古い形式を強制していないか確認します。
- クライアント再起動: 変更後はTeamsとOutlookを再起動して反映させます。
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なぜ古いリンク形式になるのか
Teamsの会議リンクには、新しい形式と古い形式が存在します。新しい形式は「https://teams.microsoft.com/meet/」で始まり、ブレイクアウトルームやライブ文字起こしなどの最新機能をサポートします。古い形式は「https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/」で始まり、Skype for Businessからの移行期に使われていたものです。この古いリンクが生成される主な原因は、Outlook用のTeamsアドインが古いバージョンであること、組織の会議ポリシーで古い形式が強制されていること、またはTeamsアプリのキャッシュが破損していることです。例えば、Outlookの予定作成時に「新しい会議」を選んでも、生成されるリンクが古い形式になるケースがあります。また、Exchange Onlineのメールボックス設定が影響することもあります。
解決手順:リンクを新しい形式に変更する
- Outlookアドインを更新する
Outlookで「ファイル」→「Officeアカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」を実行します。これによりTeamsアドインが最新になります。 - Teamsの会議設定を確認する
Teamsアプリで「設定」→「会議」を開き、「会議用のリンク形式」が「新しい形式」になっているか確認します。古い形式の場合は新しい形式に変更します。 - 組織の会議ポリシーを確認する
管理者が「Meeting link format」ポリシーを「Legacy」に設定している場合、変更が必要です。自分で変更できない場合はIT部門に連絡します。 - TeamsとOutlookを再起動する
設定変更後は必ず両方のアプリケーションを再起動します。キャッシュがクリアされ新しい設定が適用されます。 - キャッシュをクリアする
Outlookのキャッシュをクリアするには、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」→「Outlookの起動と終了」で「Officeストアのアカウント」の「管理」をクリックし、キャッシュをリセットします。 - テスト会議を作成する
手順完了後、TeamsまたはOutlookからテスト会議を作成し、リンクが新しい形式になっているか確認します。
注意点とよくある失敗例
失敗例1: 古いOutlookアドインが原因
Outlookアドイン「Teams Meeting Add-in」が古いバージョンのままだと、新しいリンク形式が生成されません。具体例として、アドインのバージョンが1.0.0.xの場合、強制的に古い形式になります。更新後も反映されない場合は、アドインを無効にして再度有効にします。
失敗例2: 組織ポリシーによる強制
管理者が「Teams会議ポリシー」で「Meeting link format」を「Legacy」に設定している場合、ユーザー側での変更はできません。この場合、IT部門に依頼して「New meeting experience」に変更してもらう必要があります。
失敗例3: キャッシュの破損で設定が反映されない
Teamsのキャッシュが破損すると、新しい設定が正しく読み込まれません。Outlookの予定に古いリンクが表示され続けるケースがあります。Teamsのキャッシュを削除するには、%appdata%\Microsoft\Teams フォルダを削除し、再起動します。
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古いリンク形式と新しいリンク形式の比較
| 項目 | 古い形式 | 新しい形式 |
|---|---|---|
| URL例 | https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/19:abc | https://teams.microsoft.com/meet/123456789 |
| ブレイクアウトルーム | 不可 | 可能 |
| ライブ文字起こし | 不可 | 可能 |
| 推奨状況 | 非推奨(移行前の形式) | 推奨(最新機能対応) |
よくある質問(FAQ)
Q1: 古いリンク形式でも会議は開催できますか?
はい、古い形式でも会議の参加は可能です。ただし、ブレイクアウトルームやライブ文字起こしなどの最新機能は利用できません。新しい形式への移行を推奨します。
Q2: すべてのユーザーで強制的に新しい形式に変更できますか?
組織全体で変更する場合、管理者がTeams管理センターで会議ポリシーを編集します。「Meeting link format」を「New meeting experience」に設定すると、全ユーザーに適用されます。ただし、既存の予定は手動で再作成が必要です。
Q3: スマートフォンのTeamsアプリでも同じ問題が起きますか?
はい、スマートフォン版Teamsでも同様の現象が発生します。原因は主にOutlookの予定作成時に古いアドインが使われるためです。OutlookがWeb版の場合はブラウザのキャッシュをクリアすることで解決できます。
まとめ
Teamsの会議リンクが古い形式になる問題は、Outlookアドインのバージョン、組織ポリシー、キャッシュ破損が主な原因です。アドインの更新とTeamsの設定変更で大半のケースが解決します。管理者ポリシーが原因の場合はIT部門に相談してください。リンク形式を新しいものに更新することで、会議の機能を最大限活用できます。また、Exchange OnlineやSharePointなど関連サービスとの連携もスムーズになります。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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