Microsoft Teamsの起動に時間がかかり、業務開始の妨げになっていませんか。
Teams会議への参加やチャットの確認がすぐにできないと、貴重な時間が失われてしまいます。
この記事では、Teamsの起動速度を改善するために、プリロード設定の見直し方法を具体的に解説します。
設定を変更することで、Teamsをよりスムーズに起動させ、業務効率を高めましょう。
【要点】Teamsの起動を高速化するプリロード設定の確認と変更
- Teamsのプリロード設定の確認: Teams起動時に自動でバックグラウンド起動させる設定を確認します。
- Teamsのプリロード設定の無効化: 起動速度を優先する場合、この自動起動設定を無効にします。
- 再起動と確認: 設定変更後にPCを再起動し、Teamsの起動速度が改善されたか確認します。
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目次
Teamsの起動が遅くなる原因とプリロード機能
Microsoft Teamsの起動が遅い場合、いくつかの原因が考えられます。
その一つが、「プリロード」機能です。これは、Teamsを起動する際に、アプリケーション本体だけでなく、関連するプロセスもバックグラウンドで先に読み込む機能です。
この機能により、次回Teamsを起動した際に、より速くアプリケーションが表示されるようになります。
しかし、PCのスペックが低い場合や、他のアプリケーションも多く起動している場合には、このプリロード機能が逆に起動速度の低下を招くことがあります。
プリロード機能は、Windowsのスタートアップ設定や、Teams自体の設定から制御できます。
Teamsのプリロード設定を確認・変更する手順
Teamsの起動速度を改善するためには、まずプリロード機能が有効になっているかを確認し、必要に応じて無効化する手順を行います。
この設定は、WindowsのタスクマネージャーとTeamsの設定画面から行います。
Windowsのスタートアップアプリ設定での確認
Windowsのスタートアップアプリ設定で、Teamsが自動起動するように設定されているかを確認します。
- Windowsの設定を開く
スタートメニューをクリックし、「設定」(歯車アイコン)を選択します。 - 「アプリ」を選択する
設定画面の中から「アプリ」をクリックします。 - 「スタートアップ」を選択する
左側のメニューから「スタートアップ」を選択します。 - Teamsの項目を確認する
スタートアップアプリの一覧が表示されるので、「Microsoft Teams」または「Teams」を探します。 - 無効化する
Teamsの項目の右側にあるトグルスイッチを「オフ」に切り替えます。
Teamsアプリケーション内の設定確認
Teamsアプリケーション自体にも、起動時の動作に関する設定があります。ここでもプリロードに関連する設定を確認できます。
- Teamsを起動する
まず、Microsoft Teamsアプリケーションを起動します。 - 設定を開く
Teamsの画面右上にあるプロフィール写真またはイニシャルをクリックし、ドロップダウンメニューから「設定」を選択します。 - 「全般」タブを選択する
設定画面の左側にあるメニューから「全般」を選択します。 - 「アプリケーション」セクションを確認する
「全般」設定の中に、「アプリケーション」というセクションがあります。 - 「Microsoft Teams の起動時にアプリケーションを自動的に開始する」のチェックを外す
この項目のチェックボックスにチェックが入っている場合、TeamsはPC起動時に自動的にバックグラウンドで起動します。起動速度を優先する場合は、このチェックを外します。 - 「Windows の起動時に Teams を開始する」のチェックを外す
この項目も、PC起動時にTeamsが自動起動する設定です。こちらもチェックを外すことで、起動速度の改善が期待できます。 - 「バックグラウンドでアプリケーションの実行を許可する」のチェックを外す
この設定も、Teamsがバックグラウンドで動作し続けることを許可するものです。起動速度を最優先する場合、このチェックも外すことを検討してください。 - 設定を閉じる
設定画面は自動的に保存されるため、閉じるだけで完了です。
PCの再起動とTeamsの起動速度確認
上記の設定変更を行った後は、必ずPCを再起動して変更を反映させる必要があります。
- PCを再起動する
Windowsのスタートメニューから「電源」→「再起動」を選択し、PCを再起動します。 - Teamsを起動する
PCの起動後、スタートメニューやデスクトップのショートカットからMicrosoft Teamsを起動します。 - 起動速度を確認する
以前よりもTeamsのウィンドウが表示されるまでの時間が短縮されているかを確認します。
新しいTeams(v2)と従来Teamsのプリロード設定の違い
Microsoft Teamsには、新しいバージョンである「新しいTeams(v2)」と、従来バージョンが存在します。これらのバージョンで、プリロード設定の場所や名称が若干異なる場合があります。
新しいTeams(v2)では、よりモダンなインターフェースになり、設定項目も整理されています。
上記の手順は、主に従来Teamsを基準としていますが、新しいTeams(v2)でも同様に、Windowsのスタートアップアプリ設定と、Teams内の「設定」→「全般」セクションから、自動起動やバックグラウンド実行に関する設定を確認・変更できます。
新しいTeams(v2)では、「Microsoft Teams (work or school)」のような名称でスタートアップアプリに表示されることがあります。また、「Windows の起動時に Teams を開始する」という項目が「全般」設定内に明示的に存在し、これを無効にすることで起動速度の改善が期待できます。
もし上記の手順で該当する項目が見つからない場合は、お使いのTeamsのバージョンに合わせて設定画面を探してみてください。
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Teamsの起動速度改善に役立つその他の設定と注意点
プリロード設定の見直し以外にも、Teamsの起動速度を改善するための方法や、設定変更時の注意点があります。
キャッシュのクリア
Teamsのキャッシュデータが溜まっていると、アプリケーションの動作が不安定になったり、起動が遅くなったりすることがあります。
キャッシュをクリアすることで、これらの問題が解消される場合があります。
キャッシュクリアの手順
- Teamsを完全に終了する
タスクバーのTeamsアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。 - ファイル名を指定して実行を開く
Windowsキー + Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。 - コマンドを入力する
開いたダイアログボックスに「%appdata%\Microsoft\Teams」と入力し、「OK」をクリックします。 - 該当フォルダを削除する
開いた「Teams」フォルダ内のすべてのファイルとフォルダを削除します。ただし、「logs」フォルダは削除しなくても構いません。 - Teamsを再起動する
再度Teamsを起動します。初回起動時は、キャッシュが再構築されるため、通常より時間がかかることがあります。
PCのスペックとリソース不足
Teamsの起動速度は、お使いのPCのスペック(CPU、メモリ、ストレージ)に大きく依存します。
特に、メモリが不足している場合や、ストレージ(HDD/SSD)の空き容量が少ない場合、アプリケーションの起動や動作が遅くなる傾向があります。
もし、Teamsだけでなく他のアプリケーションの起動も遅い場合は、PC自体のスペックアップや、不要なファイルの削除、バックグラウンドで動作している不要なアプリケーションの終了などを検討してください。
管理者権限が必要な場合もありますが、タスクマネージャーでCPUやメモリの使用率が高いプロセスを確認し、原因を特定することも有効です。
組織のポリシーによる制限
組織によっては、セキュリティポリシーや管理上の理由から、Teamsの自動起動やバックグラウンド実行が制限されている場合があります。
もし、上記の手順を試しても改善が見られない場合や、設定変更ができない場合は、所属組織のIT管理者にお問い合わせください。
テナント設定によって、特定の機能が無効化されている可能性も考えられます。
新しいOutlookとの連携による影響
最近、Microsoft Outlookも新しいデザインと機能を持つ「新しいOutlook」への移行が進んでいます。
新しいOutlookは、以前のOutlookと比べてリソースを多く消費する傾向があるため、PCの全体的なパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
もし、新しいOutlookも同時に利用している場合、Teamsの起動速度低下は、これらのアプリケーションが競合している、あるいはPCのリソースを共有している影響も考えられます。
この場合、新しいOutlookの設定も見直し、不要なアドインを無効化したり、キャッシュをクリアしたりすることも、間接的にTeamsの起動速度改善につながる可能性があります。
Mac版・モバイル版・Web版での違い
今回解説したプリロード設定の見直しは、主にWindows版のデスクトップアプリケーションを対象としています。
Mac版のTeamsでも、同様にシステム環境設定の「ユーザとグループ」からログイン項目を確認し、Teamsの自動起動を無効化できます。Teamsアプリケーション内の設定も、Windows版とほぼ同様です。
モバイル版(iOS/Android)のTeamsでは、バックグラウンド更新の設定がアプリごとに存在します。これは、Teamsアプリの設定から「バックグラウンド更新」をオフにすることで、バッテリー消費の抑制やデータ通信量の節約につながりますが、起動速度に直接影響するプリロード機能とは異なります。
Web版のTeamsは、ブラウザ上で動作するため、PCの起動速度やアプリケーションのプリロード設定とは無関係です。Web版の表示速度は、ネットワーク環境やブラウザのパフォーマンスに依存します。
まとめ
この記事では、Microsoft Teamsの起動が遅い場合に、プリロード設定を見直して高速化する手順を解説しました。
Windowsのスタートアップアプリ設定や、Teamsアプリケーション内の「全般」設定から自動起動やバックグラウンド実行を無効化することで、Teamsの起動速度を改善できます。
もし改善が見られない場合は、キャッシュのクリアやPCのスペック確認、組織のIT管理者への相談も検討してください。
これらの設定を見直すことで、より快適なTeams利用を実現し、業務効率の向上につなげましょう。
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超解決 リモートワーク研究班
Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。
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