「奇特」の言い間違えチェック
ボランティアに熱心な人を見て「へぇ、奇特な人もいるもんだね」と、物好きな変わり者扱いしていませんか?
もし相手が本来の意味を知っていたら、あなたは相手を最大級に褒め称えていることになります。
15秒で分かる「奇特」の超ざっくり解説
「奇(めずらしい)」ほどに「特(すぐれている)」という意味です。
【誤用】奇妙で変わっている人、物好きな人。
【正解】優れていて感心なこと、称賛すべき人。
「世の中には感心な人がいるものだ」という意味です。「変人」というニュアンスで使うと、皮肉にもなりかねないので注意が必要です。
スマートな言い換え
変わり者だと言いたいなら、こう言い換えましょう。
- × 彼は奇特な奴だ
- ◎ 彼は「酔狂(物好き)」な奴だ
奇特は、リスペクトを込めて使いましょう。
