「遺憾」を謝罪の言葉だと思ってない?実は「ガッカリ」してるだけです

「遺憾」を謝罪の言葉だと思ってない?実は「ガッカリ」してるだけです
🛡️ 超解決

「遺憾」の言い間違えチェック

政治家や企業の謝罪会見で「誠に遺憾に存じます」という言葉を聞いて、謝っていると感じますか?

もし謝罪だと思っていたら、相手の思うツボです。あれは「自分は悪くない」と言っているのですから。

15秒で分かる「遺憾」の超ざっくり解説

「遺(のこ)る」「憾(うら)み」。心残りという意味です。

【誤用】申し訳なく思う、謝罪する。
【正解】期待通りにいかず残念に思う、ガッカリしている

「(部下が勝手にやって)残念です」「(私の思いが伝わらず)心残りです」という意味。つまり「私のせいではないけど、結果は残念だね」という、責任逃れのニュアンスが含まれる便利な言葉です。

スマートな言い換え

本気で謝るなら、こう言わなければなりません。

  • × 誠に遺憾です
  • ◎ 誠に「申し訳ございません」

「遺憾の意」は「謝る気はありません」のサインだと思って聞きましょう。