【Outlook】他人の予定表を表示できない時の共有権限設定手順

【Outlook】他人の予定表を表示できない時の共有権限設定手順
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【要点】他人の予定表を表示できない時の共有権限設定

  • 予定表の共有設定: 相手が自分の予定表を共有する設定を行うことで、他のユーザーが閲覧できるようになります。
  • 共有権限レベルの選択: 予定表を共有する際に、閲覧者ごとに「参照のみ」「件名と場所のみ」「すべての詳細」などの権限レベルを設定できます。
  • 共有の承諾と追加: 相手から共有された予定表は、承諾後に自分のOutlookに追加することで表示できるようになります。

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Outlookで他人の予定表が表示されない原因と仕組み

Outlookで他人の予定表が表示されない主な原因は、共有権限の設定が不十分であることです。

Outlookの予定表共有機能は、Exchange Onlineの共有機能を利用しています。ユーザーは自分の予定表へのアクセス権限を、組織内の他のユーザーや外部のユーザーに対して設定できます。

この権限設定には、いくつかのレベルがあります。例えば、「参照のみ」では予定の有無のみ確認でき、「すべての詳細」では予定の件名、場所、時間、本文などの情報すべてが見えるようになります。

相手が自分の予定表を共有設定していても、閲覧したいユーザーに対して適切な権限が付与されていない場合、予定表は表示されません。また、共有の依頼メールが届いているにも関わらず、相手がそれを承諾していない場合も同様です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

他人の予定表を共有するための設定手順

他人の予定表を自分のOutlookで表示するには、まず相手が自分の予定表を共有設定する必要があります。

ここでは、予定表を共有する側(Aさん)と、共有された予定表を閲覧する側(Bさん)の、それぞれの操作手順を解説します。

予定表を共有する側(Aさん)の設定手順

Aさんは、自分の予定表をBさんに共有するための設定を行います。この設定は、Web版Outlook(Outlook on the web)またはデスクトップ版Outlookで行えます。

  1. Outlookを開く
    デスクトップ版OutlookまたはWeb版Outlookを起動します。
  2. 予定表に移動する
    画面左下にある「予定表」アイコンをクリックして、予定表ビューに切り替えます。
  3. 「共有」または「アクセス許可」を選択する
    Web版Outlookの場合は、画面上部の「共有」ボタンをクリックします。デスクトップ版Outlookの場合は、共有したい予定表を右クリックし、「共有」または「アクセス許可」を選択します。
  4. 共有相手を指定する
    共有したい相手のメールアドレス(Bさんのアドレス)を入力します。組織内のユーザーであれば、名前の一部を入力すると候補が表示されます。
  5. 権限レベルを選択する
    「参照のみ」「件名と場所のみ」「すべての詳細」など、共有する権限レベルを選択します。通常、他人の予定表を閲覧したい場合は「すべての詳細」を選択することが多いです。
  6. 共有依頼を送信する
    「共有」または「送信」ボタンをクリックすると、相手に予定表共有の依頼メールが送信されます。

共有された予定表を閲覧する側(Bさん)の承諾と追加手順

Aさんから共有依頼メールを受け取ったBさんは、その依頼を承諾し、自分のOutlookに予定表を追加する必要があります。

  1. 共有依頼メールを開く
    Aさんから届いた予定表共有の依頼メールを開きます。
  2. 「承諾」または「追加」をクリックする
    メール本文にある「承諾」や「予定表を追加」といったボタンをクリックします。
  3. Outlookで予定表を確認する
    承諾後、Outlookの予定表ビューを開きます。
  4. 共有された予定表が表示されているか確認する
    「他の予定表」や「共有予定表」などのセクションに、Aさんの予定表が表示されているはずです。表示されない場合は、後述のトラブルシューティングを参照してください。

組織外のユーザーとの予定表共有について

組織外のユーザーと予定表を共有する場合、組織のセキュリティポリシーによって設定が制限されていることがあります。

管理者が組織外との共有を許可していない場合、上記の手順で共有設定を行っても、外部ユーザーは予定表を閲覧できません。

もし組織外のユーザーと予定表を共有する必要がある場合は、IT管理者にご確認ください。

共有権限設定でよくあるトラブルと対処法

共有権限を設定しても、相手の予定表が表示されない、あるいは自分の予定表が共有できていないといった問題が発生することがあります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を解説します。

h3>共有相手の予定表が「空」または「アクセスできません」と表示される

この症状は、共有権限が正しく設定されていない、または相手が共有を承諾していない場合に発生します。

  1. 共有設定の再確認(共有する側)
    予定表を共有した側(Aさん)は、再度共有設定画面を開き、共有したい相手(Bさん)に対して適切な権限(「すべての詳細」など)が付与されているか確認してください。
  2. 共有承諾の確認(共有される側)
    予定表を共有された側(Bさん)は、共有依頼メールが届いているか、届いている場合は承諾済みかを確認してください。メールが見当たらない場合は、Aさんに再度共有依頼を送信してもらうよう依頼してください。
  3. Outlookの再起動
    一時的な表示の問題の可能性があります。Outlookデスクトップアプリを一度終了し、再度起動してみてください。Web版Outlookの場合は、ブラウザのタブを更新するか、ブラウザを再起動してください。

h3>共有設定の項目が見当たらない

Outlookのバージョンや、組織のMicrosoft 365テナント設定によっては、共有設定のメニューが異なる場合があります。

  1. Web版Outlookでの確認
    Web版Outlook(Outlook on the web)では、画面上部の「共有」ボタン、または予定表を右クリックして表示されるメニューから共有設定を行えます。
  2. デスクトップ版Outlookでの確認
    デスクトップ版Outlookでは、「ファイル」メニューから「アカウント設定」>「アカウント設定」に進み、該当アカウントを選択して「フォルダー」タブで共有設定を行う方法や、直接予定表を右クリックして「共有」を選択する方法があります。
  3. IT管理者への問い合わせ
    共有設定の項目が見当たらない場合、組織のポリシーによって共有機能が制限されている可能性があります。IT管理者にご相談ください。

h3>共有したはずの予定が相手に表示されない

共有設定は完了しているにも関わらず、相手に予定が表示されない場合は、予定自体の公開設定が原因かもしれません。

  1. 個別の予定のプライバシー設定を確認する
    Outlookでは、個々の予定ごとにプライバシーレベルを設定できます。予定を作成または編集する際に、「プライベート」としてマークされている予定は、共有設定にかかわらず他のユーザーには表示されません。予定のプライベート設定を確認し、必要であれば解除してください。
  2. 予定表の同期状況を確認する
    特にデスクトップ版OutlookとWeb版Outlook、モバイルアプリ間で同期に遅延が発生している可能性があります。しばらく待ってから再度確認するか、Outlookを再起動して同期を促してください。

h3>共有承諾後も予定表が追加されない

共有依頼を承諾したにも関わらず、自分のOutlookに相手の予定表が表示されない場合があります。

  1. 「予定表」ビューでの確認
    Outlookの予定表ビューで、左側の「他の予定表」セクションに相手の予定表が表示されているか確認してください。表示されていない場合は、手動で追加する必要があるかもしれません。
  2. 手動での予定表追加
    Web版Outlookの場合、「予定表を追加」>「メールボックスから」を選択し、共有相手の名前またはメールアドレスを入力して追加できる場合があります。デスクトップ版Outlookでも同様の機能があります。
  3. キャッシュのクリア(デスクトップ版Outlook)
    デスクトップ版Outlookでキャッシュが原因で表示されないことがあります。Outlookを一度終了し、キャッシュファイルを削除してから再度起動することで問題が解決する場合があります。キャッシュファイルの場所はOutlookのバージョンによって異なりますので、Microsoftのサポート情報を参照してください。

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新しいOutlookと従来Outlookの表示の違い

2023年後半から提供が開始された新しいOutlookでは、従来のOutlook(Outlook 2016, 2019, Microsoft 365アプリ)からインターフェースが変更されています。

予定表の共有設定や、共有された予定表の表示方法も、一部操作が異なる場合があります。

新しいOutlookでは、画面左側のナビゲーションペインに「予定表」アイコンがあり、クリックすると予定表ビューが表示されます。共有された予定表は、通常「共有予定表」セクションに表示されます。

共有設定自体は、Web版Outlookの操作感に近くなっており、画面上部の「共有」ボタンや、予定表の右クリックメニューからアクセスできます。

ただし、新しいOutlookはまだ展開中のため、組織によっては従来のOutlookアプリを引き続き使用している場合もあります。上記の手順は、主にWeb版Outlookおよび従来のデスクトップ版Outlookを基準に説明していますが、基本となる考え方は共通しています。

Mac版Outlookやモバイル版Outlookでの違い

Mac版Outlookや、iOS・Androidのモバイル版Outlookでも、他人の予定表の表示や共有設定は可能です。

ただし、インターフェースや操作手順はWindows版デスクトップアプリやWeb版とは異なります。

Mac版Outlookは、Windows版デスクトップアプリと似た操作感ですが、メニューの配置などが若干異なります。

モバイル版Outlookでは、予定表の共有設定はWeb版Outlookから行うのが一般的です。共有された予定表は、アプリ内の「予定表」セクションで確認できます。共有依頼の承諾も、メールから直接行うことができます。

いずれの環境でも、共有権限の設定が適切であることが、予定表を表示するための前提条件となります。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。