【Teams】リンクプレビュー(URLアンフィール)を特定サイトで無効化する設定

【Teams】リンクプレビュー(URLアンフィール)を特定サイトで無効化する設定
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Microsoft Teamsで共有したURLのプレビュー表示が、特定のWebサイトで邪魔だと感じていませんか?

本来は便利な機能ですが、情報が簡潔に伝わりにくくなる場合もあります。

この記事では、Teamsのリンクプレビュー(URLアンフィール)を特定のサイトに対して無効化する設定方法を解説します。

組織のポリシーや個人の設定によって、この機能の動作は異なります。

【要点】Teamsで特定のURLプレビューを無効化する設定

  • リンクプレビューの無効化設定: TeamsチャットでURL共有時に表示されるプレビューをオフにする設定方法。
  • 特定サイトへの適用: 全てのURLではなく、特定のWebサイトのプレビューのみを無効化する手順。
  • 管理者による設定: テナント全体でリンクプレビューの挙動を制御する管理者向け設定。

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リンクプレビュー(URLアンフィール)の仕組みと目的

Microsoft Teamsにおけるリンクプレビュー機能は、チャットやチャネルでURLが共有された際に、そのURL先のWebサイトのタイトル、説明、サムネイル画像などを自動的に表示する機能です。これはURLアンフィールとも呼ばれます。

この機能の主な目的は、共有される情報の概要を素早く把握できるようにすることです。受信者はURLをクリックする前に、その内容がどのようなものであるかを視覚的に理解できます。これにより、コミュニケーションの効率化と誤解の防止が期待されます。

Teamsは、共有されたURLからメタデータを抽出し、それをプレビューとして表示します。このメタデータは、WebサイトのHTMLソースに含まれるOGP(Open Graph Protocol)タグや、標準的なHTMLのmetaタグなどから取得されます。Webサイトの管理者は、これらのタグを適切に設定することで、自社サイトがTeamsなどのSNSで共有された際の表示内容を最適化できます。

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リンクプレビューを無効化する理由

リンクプレビュー機能は便利ですが、常に望ましいとは限りません。特定の状況下では、この機能がコミュニケーションの妨げになることがあります。例えば、社内ポータルや特定の業務システムなど、URLのみを簡潔に伝えたい場合に、プレビューが余計な情報となることがあります。

また、プレビュー表示に時間がかかったり、意図しない画像が表示されたりすることで、ユーザーエクスペリエンスが悪化する可能性もあります。特に、機密性の高い情報へのリンクを共有する際に、プレビューによって情報の一部が意図せず露見してしまうリスクを懸念する声もあります。

さらに、一部のWebサイトでは、リンクプレビュー機能が期待通りに動作しなかったり、サイトのパフォーマンスに影響を与えたりすることがあります。このような場合、特定のサイトに対してプレビュー機能を無効化したいというニーズが生じます。組織として、表示させたくないコンテンツや、プレビュー表示が不要な社内システムなどのURLに対して、一律にプレビューをオフにしたいと考えることもあります。

ユーザーレベルでリンクプレビューを無効化する手順

Microsoft Teamsでは、ユーザー自身がチャットにおけるリンクプレビューの表示設定を変更できます。ただし、この設定は基本的に全てのURLに対して適用され、特定のサイトのみを対象とするものではありません。また、組織のポリシーによっては、この設定が無効化されている場合もあります。

  1. Teamsの設定を開く
    Teamsの画面左上にあるプロフィール写真をクリックし、「設定」を選択します。
  2. 「プライバシー」を選択する
    設定画面の左側メニューから「プライバシー」をクリックします。
  3. 「リンクのプレビュー」設定を変更する
    プライバシー設定の中に「リンクのプレビュー」という項目があります。
  4. トグルをオフにする
    この項目の右側にあるトグルスイッチをオフ(灰色)に切り替えます。
  5. 設定を閉じる
    設定画面を閉じます。これで、以降チャットで共有されるURLのリンクプレビューは表示されなくなります。

新しいTeams(v2)と従来Teamsの違い:

新しいTeams (v2)でも、この設定項目は「設定」>「プライバシー」内に存在し、基本的な操作方法は従来Teamsと変わりありません。

組織ポリシーによる制限:

このユーザー設定は、Microsoft 365管理者がTeamsのアプリ設定ポリシーで「リンクのプレビュー」機能を無効化している場合、ユーザー側で変更できません。その場合、管理者に相談する必要があります。

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特定のサイトでリンクプレビューを無効化する(管理者向け設定)

ユーザーレベルの設定では、特定のサイトのみを対象にリンクプレビューを無効化することはできません。特定のWebサイトのプレビュー表示を制限したい場合は、Microsoft 365管理者がTeamsのアプリ設定ポリシーを構成する必要があります。

この設定は、Azure Active Directory(Azure AD)のアプリ設定ポリシーを通じて行われます。組織全体または特定のユーザーグループに対して、リンクプレビュー機能の挙動を細かく制御することが可能です。

アプリ設定ポリシーでの設定手順

管理者権限が必要です。

  1. Microsoft 365 管理センターにサインインする
    管理者は、Microsoft 365 管理センター (admin.microsoft.com) にサインインします。
  2. Teams 管理センターに移動する
    左側のナビゲーションメニューから「すべての管理センター」を展開し、「Teams」を選択します。
  3. 「Teamsアプリ」設定を開く
    Teams管理センターで、左側のメニューから「Teamsアプリ」>「アプリの設定」を選択します。
  4. 「リンクのプレビュー」設定を探す
    アプリ設定の一覧の中に、「リンクのプレビュー」またはそれに類する設定項目を探します。
  5. ポリシーを新規作成または編集する
    既存のポリシーを編集するか、新しいポリシーを作成します。通常、グローバル(組織全体)ポリシーが適用されますが、特定のユーザーグループに適用するカスタムポリシーを作成することも可能です。
  6. 「リンクのプレビュー」の設定を変更する
    ポリシー編集画面で、「リンクのプレビュー」の設定項目を見つけます。ここで、以下のいずれかのオプションを選択できます。
    • オン: リンクプレビューが有効になります(デフォルト)。
    • オフ: リンクプレビューが無効になります。
    • 特定のドメインを除外: このオプションを選択し、プレビューを無効化したいWebサイトのドメイン(例: example.com)をリストに追加します。
  7. 設定を保存する
    変更内容を保存します。ポリシーの変更が組織全体に反映されるまでには、しばらく時間がかかる場合があります。

注意点:

「特定のドメインを除外」というオプションは、Teamsのバージョンやテナント設定によっては利用できない場合があります。その場合は、全てのURLに対してリンクプレビューをオンまたはオフにするかのどちらかになります。特定のサイトのみを細かく制御したい場合は、Microsoftのドキュメントで最新のポリシー設定を確認するか、サポートに問い合わせることを推奨します。

除外ドメインリストへの追加手順(利用可能な場合)

もし「特定のドメインを除外」オプションが利用可能な場合、以下の手順で設定します。

  1. 「リンクのプレビュー」設定で「特定のドメインを除外」を選択する
    ポリシー設定画面で、リンクプレビューの制御方法としてこのオプションを選びます。
  2. 「ドメインの追加」ボタンをクリックする
    除外したいWebサイトのドメインを入力するフィールドが表示されます。
  3. ドメイン名を入力する
    プレビューを無効化したいWebサイトのドメイン名を正確に入力します。例えば、`example.com` と入力します。サブドメイン(例: `blog.example.com`)を指定することも可能です。
  4. 複数のドメインを追加する
    必要に応じて、複数のドメインをリストに追加できます。
  5. 設定を保存する
    入力が完了したら、設定を保存します。

この設定により、指定したドメインへのURLがTeamsチャットで共有された際に、リンクプレビューが表示されなくなります。それ以外のURLについては、通常通りリンクプレビューが表示されるか、ユーザー設定に従います。

新しいTeams (v2) と従来Teamsの機能比較

新しいTeams (v2) は、パフォーマンスの向上とユーザーインターフェースの刷新を目的として開発されました。機能面では、従来Teamsの主要な機能は引き継がれています。

リンクプレビュー機能についても、基本的な動作や設定方法は大きく変わっていません。ユーザーレベルでのオン/オフ設定は「設定」>「プライバシー」にあり、管理者レベルでのポリシー設定もTeams管理センターで引き続き行えます。

ただし、新しいTeams (v2) では、一部の高度な設定オプションの表示場所や、設定の反映速度に違いが見られる可能性があります。また、将来的に新しいTeams (v2) に特化した設定項目が追加されることも考えられます。

現時点では、リンクプレビューに関する設定において、新しいTeams (v2) と従来Teamsの間で決定的な機能差はありません。ただし、常に最新の情報を確認し、必要に応じてMicrosoftの公式ドキュメントを参照することが推奨されます。

機能 従来Teams 新しいTeams (v2)
リンクプレビューの表示 URL共有時にタイトル、説明、画像を自動表示 URL共有時にタイトル、説明、画像を自動表示
ユーザー設定 (オン/オフ) 設定 > プライバシー で変更可能 設定 > プライバシー で変更可能
管理者設定 (ポリシー) Teams管理センターでポリシー設定可能 Teams管理センターでポリシー設定可能
特定サイトの除外設定 利用可能な場合あり (ポリシーによる) 利用可能な場合あり (ポリシーによる)
パフォーマンス・UI 標準的なパフォーマンス 一般的に高速化、UI刷新

トラブルシューティング: リンクプレビューが機能しない・表示されない場合

リンクプレビューが期待通りに表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。以下に、一般的なトラブルシューティングの手順を示します。

リンクプレビューが全く表示されない

原因:

  • ユーザーまたは管理者がリンクプレビュー機能を無効にしている。
  • Webサイト側でOGPタグなどのメタデータが適切に設定されていない、または取得できない。
  • Teamsのキャッシュに問題がある。
  • ネットワーク接続に問題がある。

対処法:

  1. ユーザー設定の確認
    上記「ユーザーレベルでリンクプレビューを無効化する手順」を参照し、自分の設定が「オン」になっているか確認してください。
  2. 管理者設定の確認
    所属組織のMicrosoft 365管理者に、Teamsアプリ設定ポリシーでリンクプレビュー機能が無効化されていないか、または特定のサイトが除外されていないか確認を依頼してください。
  3. Webサイトのメタデータ確認
    共有したいURLのWebサイトで、OGPタグなどが正しく設定されているか、開発者ツールなどで確認してください。必要であれば、Webサイト管理者にメタデータの設定を依頼してください。
  4. Teamsのキャッシュクリア
    Teamsアプリケーションのキャッシュをクリアすることで、表示に関する一時的な問題を解消できる場合があります。Teamsを完全に終了し、キャッシュフォルダを削除してから再起動してみてください。(キャッシュフォルダの場所はOSやTeamsのバージョンによって異なります)
  5. ネットワーク接続の確認
    インターネット接続が安定しているか確認してください。

特定のサイトのプレビューだけ表示されない・おかしい

原因:

  • そのWebサイトが、Teamsからのメタデータ取得をブロックしている。
  • Webサイトのメタデータに誤りがある、または取得に失敗している。
  • 管理者設定で、そのサイトのドメインが除外リストに含まれている。

対処法:

  1. Webサイト管理者に連絡
    そのWebサイトの管理者に連絡し、Teamsからのメタデータ取得がブロックされていないか、OGPタグなどの設定に問題がないか確認を依頼してください。
  2. 管理者設定の確認(特定サイト除外)
    もし組織で「特定のドメインを除外」設定を利用している場合、そのサイトのドメインが意図せず除外リストに追加されていないか、管理者に確認を依頼してください。

プレビュー画像が正しく表示されない

原因:

  • Webサイト側で指定されているサムネイル画像のURLが無効、または画像ファイル自体に問題がある。
  • 画像ファイルのサイズが大きすぎる、またはTeamsの表示制限を超えている。
  • OGPタグで指定されている画像URLが間違っている。

対処法:

  1. Webサイト管理者に報告
    Webサイトの管理者に連絡し、プレビューに表示される画像に問題があることを伝えてください。OGPタグの`og:image`属性などを確認・修正してもらう必要があります。

Mac版、モバイル版、Web版での違い:

ユーザーレベルの設定(設定 > プライバシー)は、Teamsの各プラットフォーム(Mac、Web、モバイルアプリ)で基本的に同じです。PC版Windowsと同様に、プロフィール写真から設定メニューにアクセスし、「プライバシー」セクションでリンクプレビューのオン/オフを切り替えられます。

管理者によるポリシー設定は、Teams管理センターを通じて行われるため、どのクライアントプラットフォームからアクセスしても、そのポリシーが適用されます。ただし、新しいTeams (v2) の導入状況はプラットフォームによって異なる場合があり、UIの細かな表示に若干の違いが生じる可能性はあります。

Mac版では、Teamsアプリケーションを起動し、左上の「Microsoft Teams」メニューから「設定」を選択すると、Windows版と同様のメニュー構成でプライバシー設定にアクセスできます。

モバイル版(iOS/Android)では、アプリを開き、左上のプロフィールアイコンをタップして「設定」>「プライバシー」から同様の設定が可能です。

Web版Teamsでは、ブラウザからアクセスし、右上のプロフィールアイコンから「設定」>「プライバシー」に進みます。

これらの設定は、どのプラットフォームからTeamsを利用しても、ユーザーアカウントに紐づいて同期されます。

まとめ

この記事では、Microsoft Teamsでリンクプレビュー(URLアンフィール)を無効化する設定方法について解説しました。

ユーザー自身でリンクプレビューをオン/オフする設定と、組織の管理者が特定のサイトを除外するポリシー設定の、両方の方法について説明しました。

これにより、必要に応じてURL共有時の表示を最適化し、よりスムーズなコミュニケーションを実現できます。

まずはご自身のTeams設定を確認し、必要であれば管理者に相談して、リンクプレビューの表示を調整してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。