【Teams】Intune経由でCopilotアプリを自動配布する手順

【Teams】Intune経由でCopilotアプリを自動配布する手順
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Microsoft Teams会議中にCopilotの利用を検討しているものの、アプリのインストール方法がわからず困っていませんか? TeamsのCopilotアプリは、会議の要約やアクションアイテムの抽出に役立ちます。しかし、組織によってはIT管理者による配布が必要です。この記事では、Microsoft Intuneを使ってTeamsのCopilotアプリを組織内のユーザーに自動配布する手順を解説します。これにより、ユーザーは自分でアプリをインストールする手間なく、すぐにCopilotを利用できるようになります。

【要点】IntuneでTeams Copilotアプリを自動配布する

  • Microsoft Endpoint Manager (Intune) でのアプリ登録: Teams CopilotアプリをIntuneに登録する手順を説明します。
  • アプリの割り当て設定: どのユーザーまたはデバイスにアプリを配布するかを設定する方法を解説します。
  • 展開と確認: アプリがユーザーに自動配布されたかを確認する手順を示します。

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IntuneでのTeams Copilotアプリ登録の概要

Microsoft Intuneは、クラウドベースのモバイルデバイス管理およびモバイルアプリケーション管理サービスです。組織はIntuneを使用して、PCやモバイルデバイス上のアプリケーションを管理・配布できます。TeamsのCopilotアプリも、このIntuneを通じて組織内のデバイスに自動的に展開可能です。これにより、IT管理者はアプリのインストール状況を一元管理し、ユーザーはIT部門からの指示なしに最新のアプリケーションを利用できるようになります。Copilotアプリは、Microsoft Teamsデスクトップクライアントに統合される形で提供されます。そのため、Intuneで配布するのは、Teamsデスクトップクライアント自体ではなく、Teamsストアから利用できるCopilotアプリの登録情報となります。

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Teams CopilotアプリをIntuneに登録する手順

まず、Microsoft Endpoint Manager (Intune) 管理センターにサインインし、Teams Copilotアプリを登録します。この手順には、管理者権限が必要です。

  1. Microsoft Endpoint Manager 管理センターにサインインする
    Webブラウザを開き、[Microsoft Endpoint Manager admin center](https://endpoint.microsoft.com/) にアクセスします。組織の管理者アカウントでサインインしてください。
  2. 「アプリ」メニューに移動する
    左側のナビゲーションペインで、「アプリ」を選択します。
  3. 「すべてのアプリ」を選択する
    「アプリ」メニューの下にある「すべてのアプリ」をクリックします。
  4. 「+ 追加」ボタンをクリックする
    アプリの一覧画面の上部にある「+ 追加」ボタンをクリックします。
  5. アプリの種類を選択する
    「アプリの追加」ブレードが表示されます。アプリの種類として「Microsoft Storeアプリ」を選択します。これは、Teams CopilotアプリがMicrosoft Teamsストアを通じて提供されるためです。
  6. Microsoft Storeアプリを検索する
    「Microsoft Storeアプリ」を選択すると、Microsoft Storeアプリの検索画面が表示されます。「Copilot for Microsoft Teams」と入力して検索します。
  7. Copilot for Microsoft Teams を選択する
    検索結果に「Copilot for Microsoft Teams」が表示されたら、それを選択し、「選択」ボタンをクリックします。
  8. アプリ情報の設定
    「アプリ情報」画面が表示されます。アプリ名、説明、発行元(Microsoft Corporation)などが自動的に入力されています。必要に応じて、組織のポリシーに合わせて説明などを編集してください。必須項目がすべて入力されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
  9. 割り当ての設定
    「割り当て」画面では、このアプリをどのユーザーまたはデバイスに配布するかを設定します。通常は、「必須」として設定し、組織内のすべてのユーザーまたは特定のグループに展開します。
  10. グループの追加
    「必須」の横にある「+ グループを追加」をクリックします。
  11. 配布対象グループを選択する
    「グループの追加」ブレードで、アプリを配布したいAzure Active Directory (Azure AD) グループを選択します。組織全体に配布する場合は、全ユーザーを含むグループを選択します。特定の部署やチームのみに配布したい場合は、該当するグループを選択してください。グループを選択したら、「選択」をクリックします。
  12. 除外グループの設定(任意)
    特定のユーザーやデバイスを除外したい場合は、「除外」グループで該当するグループを選択します。
  13. 「次へ」をクリックする
    割り当て設定が完了したら、「次へ」をクリックします。
  14. 展開ルールの確認
    「展開ルール」画面では、アプリの展開に関する追加設定が可能です。通常はデフォルト設定のままで問題ありません。「次へ」をクリックします。
  15. 確認と作成
    「確認と作成」画面で、これまで設定した内容を確認します。問題がなければ、「作成」ボタンをクリックします。

これで、Teams CopilotアプリがIntuneに登録され、指定したグループのユーザーに対して自動的に展開されるようになります。展開には、デバイスの同期やユーザーのサインイン状況によって時間がかかる場合があります。

新しいTeams (v2) とCopilotアプリの連携

Microsoft Teamsは、新しいTeams (v2) クライアントへの移行を進めています。新しいTeamsは、パフォーマンスの向上や、よりモダンなユーザーインターフェースを提供します。Copilotアプリは、この新しいTeamsクライアントにも対応しています。IntuneでCopilotアプリを配布する際、ユーザーが利用しているTeamsクライアントが新しいTeams (v2) であっても、正常に機能します。IT管理者は、ユーザーがどのバージョンのTeamsを利用しているかを意識することなく、Copilotアプリを展開できます。ただし、新しいTeams (v2) の展開自体が組織内で進んでいることが前提となります。もし、まだ新しいTeams (v2) が展開されていない環境であれば、Copilotアプリの展開と合わせて、新しいTeams (v2) の展開計画も検討すると良いでしょう。

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展開されたCopilotアプリの確認方法

アプリがユーザーのデバイスに正常に展開されたかどうかを確認するには、いくつかの方法があります。IT管理者側でIntuneの管理センターから確認する方法と、ユーザー側でTeamsクライアントから確認する方法があります。

IT管理者による確認方法

Intune管理センターで、アプリの展開状況を監視できます。

  1. 「アプリ」>「すべてのアプリ」に移動する
    Intune管理センターで、「アプリ」>「すべてのアプリ」を選択します。
  2. 登録したCopilotアプリを選択する
    アプリの一覧から、「Copilot for Microsoft Teams」を選択します。
  3. 「デバイスのインストール状況」または「ユーザーのインストール状況」を確認する
    アプリの詳細画面で、「デバイスのインストール状況」または「ユーザーのインストール状況」を選択します。
  4. 展開状況をチェックする
    ここで、指定したグループのデバイスまたはユーザーに対して、アプリが「インストール済み」になっているか、あるいは「インストール失敗」となっていないかを確認できます。「インストール失敗」となっている場合は、その原因を調査する必要があります。

ユーザーによる確認方法

ユーザーは、Microsoft Teamsデスクトップクライアントを開き、Copilotアプリが利用可能になっているかを確認できます。

  1. Microsoft Teams デスクトップクライアントを起動する
    ユーザーがTeamsアプリを開きます。
  2. 左側のアプリ一覧から「Copilot」を探す
    Teamsの左側にあるアプリ一覧(「チャット」「Teams」「予定表」などが並ぶエリア)で、「Copilot」アイコンを探します。
  3. Copilotアプリを開く
    「Copilot」アイコンをクリックしてアプリを開きます。
  4. Copilotの機能を確認する
    Copilotのインターフェースが表示され、会議の要約や質問応答などの機能が利用できるようになっていれば、正常に展開されています。

もし、ユーザー側でCopilotアイコンが見つからない、またはクリックしても反応がない場合は、Intuneでの展開が完了していないか、展開に失敗している可能性があります。その際は、IT管理者に確認を依頼してください。

展開時の注意点とトラブルシューティング

Teams CopilotアプリのIntune経由での配布は、ほとんどの場合スムーズに進みますが、いくつか注意すべき点や、発生しうるトラブルがあります。

組織ポリシーによる制限

一部の組織では、セキュリティポリシーやライセンス管理の都合上、特定のアプリケーションの自動配布を制限している場合があります。Copilotアプリの配布がうまくいかない場合、組織のITポリシーを確認してください。例えば、Copilot for Microsoft 365のライセンスがユーザーに割り当てられていないと、TeamsCopilotアプリをインストールしても機能しないことがあります。Intuneでのアプリ配布は、あくまでクライアントへのインストールであり、機能利用には適切なライセンスが必要です。

Teamsクライアントのバージョン

前述の通り、Copilotアプリは新しいTeams (v2) クライアントと連携して動作します。もし、ユーザーがまだ古いバージョンのTeamsを使用している場合、Copilotアプリが正常に機能しない可能性があります。Intuneで新しいTeams (v2) クライアント自体を配布・展開しているか、またはユーザーが自動更新で新しいバージョンに移行しているかを確認してください。新しいTeams (v2) の展開は、Intuneの「Windowsアプリ (Win32)」や「Microsoft Storeアプリ」として配布できます。

同期の問題

Intuneでアプリを配布しても、ユーザーのデバイスがIntuneサービスと同期されていないと、アプリはインストールされません。ユーザーのデバイスがインターネットに接続されており、かつIntuneサービスと定期的に同期されているかを確認してください。手動で同期を実行させることも可能です。

  1. Windows デバイスの場合
    「設定」>「アカウント」>「職場または学校にアクセスする」を開きます。組織に接続しているアカウントを選択し、「情報」をクリックして「同期」ボタンを押します。
  2. Mac デバイスの場合
    Intune Company Portal アプリを開き、デバイスを選択して「同期」を実行します。

ライセンスの確認

Copilot for Microsoft 365 を利用するには、ユーザーに適切なライセンスが割り当てられている必要があります。Intuneでアプリを配布しても、ライセンスがないユーザーはCopilotの機能を利用できません。Microsoft 365 管理センターで、対象ユーザーにCopilot for Microsoft 365 ライセンスが割り当てられているかを確認してください。ライセンスが割り当てられていない場合は、別途ライセンスの購入と割り当てが必要です。

Mac版、モバイル版、Web版との違い

今回解説したIntuneによるCopilotアプリの自動配布は、主にWindowsデスクトップ版Teamsクライアントを対象としています。Mac版Teamsクライアントの場合も、同様にMicrosoft Endpoint Manager (Intune) で管理されていれば、アプリの配布は可能です。Mac用のCopilotアプリもTeamsストアから提供されています。モバイル版Teams (iOS/Android) では、Copilot機能はTeamsアプリ自体に統合されており、個別のアプリ配布という形ではありません。Web版Teamsにおいても、Copilot機能はブラウザ経由で利用可能ですが、Intuneによる管理対象外となります。組織として、どのプラットフォームでCopilotを利用可能にするかを検討し、必要に応じて各プラットフォームの管理方法を適用してください。

まとめ

Microsoft Intuneを利用することで、TeamsのCopilotアプリを組織内のユーザーに効率的に自動配布できます。この記事では、CopilotアプリのIntuneへの登録、ユーザーへの割り当て、展開の確認方法、そして注意点について解説しました。これらの手順を実行することで、ユーザーはTeams会議でCopilotの強力な機能をすぐに活用できるようになります。次に、Copilot for Microsoft 365 のライセンスがユーザーに正しく割り当てられているかを確認し、必要に応じて展開グループを調整してみてください。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。