【Teams】「Can’t reach Teams. Try to connect again」の再試行パターン対処

【Teams】「Can’t reach Teams. Try to connect again」の再試行パターン対処
🛡️ 超解決

Microsoft Teams会議中に「Can’t reach Teams. Try to connect again」というエラーメッセージが表示され、接続できずに困っていませんか。

このエラーは、Teamsのネットワーク接続に問題がある場合に発生します。

この記事では、このエラーの主な原因と、効果的な対処法をステップバイステップで解説します。

エラーを解消し、Teams会議にスムーズに接続できるようになりましょう。

【要点】Teams会議接続エラー「Can’t reach Teams」の解決策

  • Teamsアプリケーションの再起動: 一時的な不具合を解消し、再接続を試みます。
  • ネットワーク接続の確認と再接続: ネットワーク自体に問題がないか確認し、不安定な場合は再接続します。
  • Teamsキャッシュのクリア: Teamsのデータ破損による接続問題を解消します。
  • ファイアウォール・プロキシ設定の確認: 組織のセキュリティ設定がTeams接続を妨げていないか確認します。
  • Teams Web版での接続テスト: アプリケーション固有の問題か、ネットワーク全体の問題かを切り分けます。

ADVERTISEMENT

Teams会議接続エラー「Can’t reach Teams」が発生する原因

Microsoft Teams会議中に「Can’t reach Teams. Try to connect again」というエラーメッセージが表示されるのは、主にTeamsアプリケーションがMicrosoftのサーバーに正常に接続できない場合に発生します。

この接続障害は、ユーザー側のネットワーク環境、PCの設定、Teamsアプリケーション自体の問題など、複数の要因が複合的に絡み合って起こり得ます。

特に、ネットワークの不安定さや、セキュリティソフト・ファイアウォールによる通信のブロックが原因となるケースが多く見られます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Teams会議接続エラーを解消する手順

このエラーを解消するためには、原因を特定し、段階的に対処していくことが重要です。

まずは簡単な方法から試していきましょう。

1. Teamsアプリケーションの再起動

多くの一時的な不具合は、アプリケーションを一度終了して再起動することで解消されます。

  1. Teamsアプリケーションを完全に終了する
    タスクバーのTeamsアイコンを右クリックし、「終了」または「Quit」を選択します。それでも終了しない場合は、タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開き、「Microsoft Teams」プロセスを終了させてください。
  2. Teamsアプリケーションを再度起動する
    スタートメニューやデスクトップのアイコンからTeamsを起動し、再度会議への接続を試みます。

2. ネットワーク接続の確認と再接続

Teamsはインターネット接続が必須です。ネットワーク接続が不安定な場合、エラーが発生しやすくなります。

  1. 他のウェブサイトへのアクセスを確認する
    ブラウザを開き、Googleなどのウェブサイトにアクセスできるか確認します。もし他のサイトにもアクセスできない場合は、ネットワーク自体に問題があります。
  2. ルーター・モデムの再起動
    ネットワーク機器の調子が悪い可能性も考えられます。ルーターとモデムの電源を一度切り、30秒ほど待ってから再度電源を入れてください。
  3. 有線LAN接続への切り替え(可能であれば)
    Wi-Fi接続が不安定な場合は、可能であれば有線LANケーブルでPCとルーターを接続してみてください。
  4. 別のネットワーク環境でのテスト
    可能であれば、別のWi-Fiネットワーク(例えばスマートフォンのテザリングなど)に接続してTeams会議に参加できるか試します。

3. Teamsキャッシュのクリア

Teamsアプリケーションは、通信の高速化や設定の保存のためにキャッシュ(一時ファイル)を使用します。このキャッシュファイルが破損すると、接続エラーの原因となることがあります。

キャッシュをクリアするには、以下の手順を実行します。この操作は、TeamsアプリケーションがインストールされているPC(Windows)を対象としています。

  1. Teamsアプリケーションを完全に終了する
    上記「Teamsアプリケーションの再起動」の手順と同様に、Teamsを完全に終了させてください。
  2. エクスプローラーを開く
    Windowsのタスクバーにあるフォルダーアイコンをクリックするか、Windowsキー + Eキーを押してエクスプローラーを開きます。
  3. キャッシュフォルダへ移動する
    アドレスバーに以下のパスを入力してEnterキーを押します。
    `%appdata%\Microsoft\Teams`
    ※もし上記パスでアクセスできない場合は、以下のパスを試してください。
    `%LocalAppData%\Microsoft\Teams`
  4. キャッシュ関連フォルダを削除する
    開いた「Teams」フォルダの中から、以下のフォルダを削除します。
    • `blob_storage
    • `Cache
    • `databases
    • `GPUCache
    • `IndexedDB
    • `Local Storage
    • `tmp

    ※フォルダが見つからない場合は、そのフォルダはスキップしてください。

  5. Teamsアプリケーションを再起動する
    キャッシュファイルを削除した後、Teamsアプリケーションを再度起動し、接続できるか確認します。

注意:キャッシュクリア後、Teamsは初回起動時と同様にログイン画面が表示されます。再度アカウント情報を入力してログインしてください。

4. ファイアウォール・プロキシ設定の確認

組織のネットワーク環境では、セキュリティのためにファイアウォールやプロキシサーバーが設定されている場合があります。これらの設定がTeamsの通信をブロックしている可能性があります。

この確認と変更は、組織のIT管理者権限が必要になる場合があります。もしご自身で設定を変更できない場合は、IT管理者にご相談ください。

Teamsが通信に使用するポートやIPアドレスについては、Microsoftの公式ドキュメントで確認できます。

(管理者向け)

  1. ファイアウォール設定の確認
    Teamsが必要とするURL(例: `*.microsoftonline.com`, `*.office.com`, `*.teams.microsoft.com`など)へのアクセスが許可されているか確認します。
  2. プロキシサーバー設定の確認
    プロキシサーバーを使用している場合、Teamsの通信が正しくバイパスまたは許可されているか確認します。
  3. セキュリティソフトの一時無効化(テスト目的)
    一時的にPCにインストールされているセキュリティソフト(アンチウイルスソフトなど)を無効化して、Teamsに接続できるかテストします。接続できるようになった場合は、そのセキュリティソフトの設定でTeamsの通信を許可するように変更してください。テスト後は必ずセキュリティソフトを有効に戻してください。

5. Teams Web版での接続テスト

デスクトップアプリケーションに問題があるのか、それともネットワークやアカウント全体の問題なのかを切り分けるために、TeamsのWeb版(ブラウザ版)で接続を試みるのが有効です。

  1. ウェブブラウザを開く
    Microsoft Edge、Google Chrome、Firefoxなどのウェブブラウザを開きます。
  2. Teams Web版にアクセスする
    以下のURLにアクセスします。
    `https://teams.microsoft.com`
  3. ログインして会議に参加する
    組織のアカウント情報でログインし、会議に参加できるか確認します。

もしWeb版では問題なく接続できる場合、デスクトップアプリケーション自体に問題がある可能性が高いです。その場合は、Teamsアプリケーションの再インストールを検討してください。

6. Teamsアプリケーションの再インストール

上記の方法を試しても改善しない場合、Teamsアプリケーションのファイルが破損している可能性があります。アプリケーションを一度アンインストールし、最新版を再インストールすることで問題が解決することがあります。

この操作は、Windowsの「アプリと機能」から実行します。

  1. 「アプリと機能」を開く
    Windowsのスタートメニューを開き、「アプリ」と入力して「アプリと機能」を選択します。
  2. Microsoft Teams をアンインストールする
    アプリ一覧から「Microsoft Teams」を探し、クリックして「アンインストール」を選択します。
  3. PCを再起動する
    アンインストール完了後、PCを再起動することをお勧めします。
  4. Teamsを再インストールする
    Microsoft Teamsの公式サイトから最新版をダウンロードし、インストールを実行します。

新しいTeams (v2) と従来Teamsの違い

Microsoft Teamsは、新しい「Microsoft Teams (work or school)」への移行が進んでいます。これは、従来のTeamsとは異なるアーキテクチャを採用しており、パフォーマンスの向上などが期待されています。

新しいTeamsでは、一部のUIや機能の配置が変更されています。しかし、「Can’t reach Teams」といったネットワーク接続に関する基本的なトラブルシューティングの手順は、従来Teamsと大きく変わりません。

キャッシュのクリアやネットワーク接続の確認、ファイアウォール設定の確認といった手順は、どちらのバージョンのTeamsでも有効です。

もし、新しいTeamsで問題が発生している場合は、まずキャッシュクリアや再起動を試みてください。それでも改善しない場合は、IT管理者に相談することをお勧めします。

ADVERTISEMENT

Mac版・モバイル版・Web版での違い

Teamsのトラブルシューティングは、利用しているプラットフォームによって若干手順が異なります。

Mac版Teamsの場合

Mac版Teamsでも、アプリケーションの再起動やネットワーク接続の確認、Web版でのテストは同様に有効です。

キャッシュのクリア手順は以下のようになります。

  1. Teamsアプリケーションを完全に終了する
    DockのTeamsアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。
  2. Finderを開く
  3. 「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択
    メニューバーの「移動」をクリックし、「フォルダへ移動…」を選択します。
  4. キャッシュフォルダへ移動する
    表示されたウィンドウに以下のパスを入力して「移動」をクリックします。
    `~/Library/Application Support/Microsoft/Teams`
  5. キャッシュ関連フォルダを削除する
    開いた「Teams」フォルダの中から、Windows版と同様のキャッシュ関連フォルダ(`blob_storage`, `Cache`, `databases`, `GPUCache`, `IndexedDB`, `Local Storage`, `tmp`など)を削除します。
  6. Teamsアプリケーションを再起動する

Macの場合、ファイアウォール設定は「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」>「ファイアウォール」から確認・設定できます。

モバイル版Teams (iOS/Android) の場合

スマートフォンのTeamsアプリで「Can’t reach Teams」エラーが発生した場合、以下の手順を試してください。

  1. Teamsアプリを完全に終了する
    アプリスイッチャー(最近使ったアプリ一覧)からTeamsアプリを上にスワイプして終了します。
  2. スマートフォンの再起動
    端末自体を再起動することで、一時的な問題が解消されることがあります。
  3. ネットワーク接続の確認
    Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が有効で、正常に機能しているか確認します。機内モードのオン/オフを切り替えるのも有効です。
  4. アプリのキャッシュクリア(Androidのみ)
    Androidの場合、「設定」>「アプリ」>「Teams」>「ストレージ」>「キャッシュをクリア」を選択します。
  5. Teamsアプリの再インストール
    アプリを一度アンインストールし、App StoreまたはGoogle Playストアから再インストールします。

Web版Teamsの場合

Web版Teamsでこのエラーが発生する場合、デスクトップアプリケーションの問題ではなく、ブラウザやネットワーク、あるいはアカウント自体の問題である可能性が高いです。

  1. ブラウザのキャッシュとCookieのクリア
    利用しているブラウザの設定から、キャッシュとCookieをクリアしてください。
  2. 別のブラウザで試す
    現在使用しているブラウザがTeamsに対応していない、または一時的な不具合を起こしている可能性があります。別のブラウザ(Edge, Chrome, Firefoxなど)で試してください。
  3. ブラウザの拡張機能の無効化
    ブラウザにインストールしている拡張機能がTeamsの動作を妨げている場合があります。一時的に全ての拡張機能を無効にして、接続できるか確認してください。
  4. ネットワーク接続の確認
    上記「ネットワーク接続の確認と再接続」の手順と同様に、ネットワーク環境を確認してください。

Teams会議接続エラー「Can’t reach Teams」に関するよくある質問

Q1: 「Try to connect again」をクリックしても何も変わらないのですが?

「Try to connect again」ボタンは、一時的な接続エラーを解消するための再試行機能ですが、根本的な問題が解決されていない場合は効果がありません。

この場合、上記で解説した「Teamsアプリケーションの再起動」「ネットワーク接続の確認」「Teamsキャッシュのクリア」などの手順を試してください。

Q2: 特定の会議だけ接続できず、他の会議は大丈夫なのですが?

特定の会議でのみ発生する問題の場合、その会議自体の設定や、会議の主催者側の問題である可能性があります。

会議の主催者に連絡し、会議の設定に問題がないか、あるいは会議を一度削除して再作成してもらえないか相談してみるのが良いでしょう。

また、その会議の招待リンクを再度取得し、新しいリンクで参加を試みるのも有効な場合があります。

Q3: 会社のPCでは接続できるのに、自宅のPCでは接続できません。

これは、自宅のネットワーク環境やPCの設定が、会社のネットワーク環境と異なっていることが原因である可能性が高いです。

自宅のルーター設定、ファイアウォール設定、セキュリティソフトの設定などを確認してください。特に、自宅のネットワークがTeamsの通信をブロックしている可能性があります。

可能であれば、自宅のPCでTeams Web版にアクセスして接続できるか試すことで、問題がアプリケーション側にあるのか、ネットワーク側にあるのかを切り分けることができます。

Q4: 新しいTeamsに切り替えたら、このエラーが出るようになりました。

新しいTeams (v2) は、従来のTeamsとは異なる技術基盤で構築されているため、環境によっては互換性の問題が発生することがあります。

まずは、新しいTeamsのキャッシュクリアや再起動を試してください。それでも改善しない場合は、一時的に従来のTeamsに戻す(もし可能であれば)か、IT管理者に相談して、新しいTeams環境での動作確認や設定の見直しを依頼することをお勧めします。

新しいTeamsのアンインストール・再インストールも有効な手段の一つです。

👥
Teams/Outlookトラブル完全解決データベース サインイン、接続エラー、メール送受信の不具合など、特有のトラブル解決策を網羅。困った時の逆引きに活用してください。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
🌐

超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。