【Outlook】Outlook送信時に毎回パスワードを求められる認証設定の見直し手順

【Outlook】Outlook送信時に毎回パスワードを求められる認証設定の見直し手順
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Outlookでメールを送信しようとした際に、毎回パスワード入力を求められる状況に遭遇していませんか。

この現象は、Outlookがメールサーバーへの認証情報を正しく保存できていない場合に発生します。

この記事では、Outlookで送信時に毎回パスワードを求められる原因を解説し、その解決策となる認証設定の見直し手順を具体的に解説します。

Outlookを快適に利用するために、ぜひ最後までお読みください。

【要点】Outlook送信時に毎回パスワードを求められる認証設定の見直し

  • アカウント設定の確認・再設定: Outlookに登録しているアカウント情報が古い、または破損している場合にパスワード入力を求められます。
  • 保存された資格情報のリセット: Windowsの資格情報マネージャーに保存されているOutlook関連の資格情報が破損していると、認証が失敗しパスワード入力を求められます。
  • Outlookのバージョン確認と更新: 古いバージョンのOutlookや、新しいOutlook(プレビュー版)で一時的な不具合が発生している場合に、認証に関する問題が起こることがあります。

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Outlookでパスワード入力を頻繁に求められる原因

Outlookでメール送信時に毎回パスワードの入力を求められる主な原因は、Outlookがメールサーバーとの認証情報を正しく管理できていないことにあります。

これは、アカウント情報が古くなっていたり、Windowsに保存されている資格情報が破損していたりする場合に起こりやすい現象です。

特に、パスワードを変更した場合や、複数のデバイスで同じアカウントを利用している場合に、情報が同期されずに問題が発生することがあります。

また、Outlookアプリケーション自体の不具合や、古いバージョンを使用していることも原因となり得ます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Teams/Outlookトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Outlookアカウント設定の確認と再設定手順

Outlookでパスワード入力を頻繁に求められる場合、まず確認すべきは登録されているアカウント情報です。

パスワードが変更された、あるいはアカウント情報に何らかの不整合がある場合に、この問題が発生します。

ここでは、Outlookのバージョンごとにアカウント設定を確認し、必要に応じて再設定する手順を解説します。

従来版Outlookでのアカウント設定確認・再設定

従来版のOutlookでは、「ファイル」メニューからアカウント設定にアクセスできます。

登録されているメールアドレスやパスワード、サーバー設定などが正しく入力されているかを確認し、必要であれば修正または再登録を行います。

  1. Outlookを開く
    Microsoft Outlookを起動します。
  2. 「ファイル」タブを選択
    画面左上の「ファイル」タブをクリックします。
  3. 「アカウント設定」を開く
    「アカウント設定」ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから再度「アカウント設定」を選択します。
  4. アカウントを選択し「変更」をクリック
    表示されたアカウント一覧から、問題が発生しているメールアカウントを選択し、「変更」ボタンをクリックします。
  5. アカウント情報の確認・編集
    「POPとIMAPアカウント設定」または「Exchangeアカウント設定」画面が表示されます。
  6. 「詳細設定」でサーバー設定を確認
    「詳細設定」ボタンをクリックし、「送信メールサーバー(SMTP)」タブでポート番号や暗号化方法が正しいか確認します。
  7. 「アカウント設定のテスト」を実行
    「アカウント設定」画面に戻り、「アカウント設定のテスト」ボタンをクリックします。
  8. テスト結果を確認し「完了」
    テストが成功すれば、設定は正しい可能性が高いです。失敗した場合は、表示されるエラーメッセージを元に設定を見直します。
  9. 必要に応じてアカウントを削除・再追加
    設定の修正で改善しない場合は、一度アカウントを削除し、再度追加する手順を踏みます。

新しいOutlook(プレビュー版)でのアカウント設定確認・再設定

新しいOutlookでは、設定画面の構成が若干異なります。

アカウントの追加・削除や設定の確認は、設定メニューから行います。

  1. 新しいOutlookを開く
    新しいOutlookアプリケーションを起動します。
  2. 「設定」アイコンをクリック
    画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。
  3. 「アカウント」を選択
    左側のメニューから「アカウント」を選択します。
  4. 「メールアカウント」の管理
    「メールアカウント」の項目で、設定を確認・変更したいアカウントの「管理」ボタンをクリックします。
  5. 「アカウントの編集」または「削除」
    アカウントの詳細設定画面が表示されます。ここでパスワードの再入力を求められる場合があります。
  6. 「アカウントの削除」から再追加
    問題が解決しない場合は、一度アカウントを削除し、再度「アカウントの追加」から設定し直すことを推奨します。

※新しいOutlookはプレビュー版であり、将来的に仕様が変更される可能性があります。

Windows資格情報マネージャーでの資格情報リセット

Outlookがパスワードを毎回尋ねてくる原因として、Windowsに保存されている資格情報が破損していることが考えられます。

資格情報マネージャーに保存されているOutlook関連の情報を削除することで、Outlookが再度正しい資格情報を取得しようとします。

  1. Windows検索で「資格情報マネージャー」と入力
    スタートメニューの検索バーに「資格情報マネージャー」と入力し、表示されたアプリを開きます。
  2. 「Windows資格情報」を選択
    資格情報マネージャーの画面で、「Windows資格情報」をクリックします。
  3. Outlook関連の資格情報を探す
    一覧の中から、「MicrosoftOffice」や「Outlook」といった名前で始まるエントリを探します。
  4. 資格情報を削除
    該当するエントリの右側にある下向き矢印をクリックし、「削除」を選択します。確認メッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
  5. Outlookを再起動
    資格情報の削除後、Outlookを再起動します。
  6. パスワード入力プロンプトの確認
    Outlookを再起動し、メールの送信を試みてパスワード入力を求められるか確認します。
  7. 新しい資格情報の入力
    再度パスワード入力を求められた場合は、正しいパスワードを入力し、「パスワードを保存する」にチェックを入れてOKをクリックします。

※組織のポリシーによっては、資格情報マネージャーの操作が制限されている場合があります。

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Outlookのプロファイル再作成手順

上記の手順で解決しない場合、Outlookのプロファイル自体が破損している可能性があります。

プロファイルを再作成することで、Outlookのデータファイルや設定が初期化され、問題が解消されることがあります。

  1. コントロールパネルを開く
    Windowsの検索バーに「コントロールパネル」と入力し、表示されたアプリを開きます。
  2. 「メール(Microsoft Outlook)」を選択
    表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」になっていることを確認し、「メール(Microsoft Outlook)」をクリックします。
  3. 「プロファイルの表示」をクリック
    「メール設定」ウィンドウが開いたら、「プロファイルの表示」ボタンをクリックします。
  4. 「削除」をクリックしてプロファイルを削除
    現在使用しているプロファイルを選択し、「削除」ボタンをクリックします。確認メッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
  5. 「追加」ボタンをクリック
    「プロファイルの表示」ウィンドウで、「追加」ボタンをクリックします。
  6. 新しいプロファイル名を入力
    「新しいプロファイル」ウィンドウで、任意のプロファイル名(例: OutlookNewProfile)を入力し、「OK」をクリックします。
  7. アカウント設定を開始
    「メール設定」ウィンドウに戻るので、「電子メールアカウント」ボタンをクリックします。
  8. メールアカウントの追加
    名前、メールアドレス、パスワードなどの必要情報を入力し、画面の指示に従ってアカウントを設定します。
  9. 「常にこのプロファイルを使用する」を選択
    「メール設定」ウィンドウに戻ったら、「常にこのプロファイルを使用する」のドロップダウンリストから、新しく作成したプロファイルを選択します。
  10. 「OK」をクリックして完了
    「OK」をクリックして設定ウィンドウを閉じます。

※プロファイルを削除すると、それに関連付けられたデータファイル(OST/PST)も削除される可能性があります。事前にバックアップを取ることを強く推奨します。

Outlookの更新と新しいOutlook(プレビュー版)への移行

Outlookアプリケーション自体が古いバージョンの場合、既知の不具合が含まれている可能性があります。

最新バージョンに更新することで、問題が解消されることがあります。

また、新しいOutlookへの移行を検討することも、この問題を解決する一助となる場合があります。

Outlookの更新手順

  1. Outlookを開く
    Microsoft Outlookを起動します。
  2. 「ファイル」タブを選択
    画面左上の「ファイル」タブをクリックします。
  3. 「Office アカウント」を選択
    左側のメニューから「Office アカウント」を選択します。
  4. 「更新オプション」をクリック
    「製品情報」の下にある「更新オプション」ボタンをクリックし、「今すぐ更新」を選択します。
  5. 更新プログラムの適用
    更新プログラムのダウンロードとインストールが自動的に行われます。完了後、Outlookを再起動します。

新しいOutlook(プレビュー版)への移行

新しいOutlookは、Web版Outlookの機能がデスクトップアプリケーションに統合されたものです。

現在、従来版Outlookを利用している場合、画面右上の「新しいOutlookを試す」トグルスイッチをオンにすることで、新しいOutlookに切り替えることができます。

※新しいOutlookは、一部の機能がまだ利用できなかったり、動作が不安定だったりする場合があります。移行は自己責任で行ってください。

よくある誤操作と追加の確認事項

Outlookでパスワード入力を求められる問題は、些細な設定ミスや見落としが原因であることも少なくありません。

ここでは、よくある誤操作と、追加で確認すべき事項を解説します。

二要素認証(MFA)の設定確認

二要素認証が有効になっている場合

Microsoft 365アカウントなどで二要素認証(MFA)を有効にしている場合、Outlookなどのデスクトップアプリケーションでは「アプリパスワード」の生成・入力が必要になることがあります。

通常のサインインパスワードではなく、Azure Active Directory(Azure AD)ポータルで生成したアプリパスワードをOutlookに設定してください。

アプリパスワードの生成手順(例):

  1. Azure ADポータルにサインイン
    WebブラウザでAzure Active Directoryポータル(myaccount.microsoft.com)にサインインします。
  2. 「セキュリティ」を選択
    左側のメニューから「セキュリティ」を選択します。
  3. 「高度なセキュリティオプション」を選択
    「追加のセキュリティ確認」セクションにある「高度なセキュリティオプション」をクリックします。
  4. 「アプリ パスワード」を生成
    「アプリ パスワード」の項目で、「アプリ パスワードの作成」をクリックします。
  5. パスワードをコピーしてOutlookに設定
    生成されたアプリパスワードをコピーし、Outlookのアカウント設定でパスワードとして入力します。

二要素認証が無効になっている場合

組織のポリシーで二要素認証が必須になっているにも関わらず、個人設定で無効になっていたり、古い認証方法が残っていたりすると問題が発生することがあります。

この場合は、組織のIT管理者にお問い合わせください。

プロキシサーバーの設定確認

プロキシ環境下での利用

社内ネットワークなど、プロキシサーバーを経由してインターネットに接続している環境では、Outlookのプロキシ設定が正しく行われていないと、サーバーとの通信が阻害され、認証エラーが発生することがあります。

通常、OutlookはWindowsのシステムプロキシ設定を自動的に参照しますが、手動で設定が必要な場合もあります。

プロキシ設定の確認手順:

  1. Windowsの設定を開く
    スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択
    「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  3. 「プロキシ」を選択
    左側のメニューから「プロキシ」を選択します。
  4. 設定を確認
    「手動プロキシ設定」の項目で、「プロキシサーバーを使う」がオンになっている場合、アドレスとポート番号が正しいか確認します。

※プロキシ設定の変更は、ネットワーク環境に影響を与える可能性があるため、不明な場合はIT管理者に確認してください。

セキュアメールキー(IMAP/POP)の設定確認

SSL/TLS設定の確認

IMAPやPOPアカウントを使用している場合、メールサーバーとの通信にはSSL/TLSによる暗号化が推奨されています。

Outlookのアカウント設定で、受信サーバーと送信サーバーのポート番号および暗号化方法が、利用しているメールプロバイダーの指定通りになっているか確認してください。

例:

  • IMAP: ポート 993 (SSL/TLS)
  • POP: ポート 995 (SSL/TLS)
  • SMTP: ポート 465 (SSL/TLS) または 587 (STARTTLS)

これらの設定が間違っていると、認証に失敗しパスワード入力を求められることがあります。

Mac版・モバイル版・Web版での違い

Mac版Outlook

Mac版Outlookでも、Windows版と同様にアカウント設定の確認や資格情報マネージャー(キーチェーンアクセス)での情報リセットが有効な場合があります。

Macの「キーチェーンアクセス」アプリで、Outlook関連のパスワード情報を削除し、Outlookを再起動してパスワードを再入力してみてください。

モバイル版Outlook (iOS/Android)

モバイル版Outlookでは、アプリの設定からアカウントの追加・削除・再設定を行います。

デバイス自体のパスワードや生体認証が正しく設定されているかも確認してください。

また、OSのアップデートやアプリの再インストールが有効な場合もあります。

Web版Outlook (Outlook on the web)

Web版Outlookでは、ブラウザのCookieやキャッシュが原因で認証情報が正しく反映されないことがあります。

ブラウザのCookieとキャッシュをクリアすることで、問題が解消される場合があります。

また、異なるブラウザで試すか、プライベートブラウジングモードでアクセスすることも有効です。

※組織によっては、Web版Outlookへのアクセスに条件が付いている場合があります。

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この記事の監修者
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超解決 リモートワーク研究班

Microsoft 365の導入・保守を専門とするエンジニアグループ。通信障害やサインイン不具合など、ビジネスインフラのトラブル対応に精通しています。