【Zoom】音声がエコーするときの原因とエコーキャンセル設定

【Zoom】音声がエコーするときの原因とエコーキャンセル設定
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Zoomで会議中に自分の声が遅れて聞こえたり、相手の声が反響して聞こえたりする「エコー」に悩んでいませんか。エコーは相手にも不快な音として伝わり、会議の進行を妨げます。この記事では、Zoomで音声がエコーする主な原因と、エコーを抑えるための設定手順を詳しく解説します。適切な設定を行うことで、クリアな音声で快適に会議を進められるようになります。

【要点】エコーを防ぐための基本設定と原因の切り分け

  • 設定→オーディオ→スピーカーとマイクの選択: 内蔵スピーカーではなくヘッドセットやイヤホンを使うことで、スピーカーからマイクへの音の回り込みを防げます。
  • 設定→オーディオ→エコーキャンセル: Zoomの自動エコーキャンセル機能を有効にすることで、軽度のエコーを自動で除去できます。通常は自動でオンになっていますが、手動で確認しましょう。
  • ミュートの活用: 自分が話さないときはミュートにすることで、相手の声が自分のマイクに入るのを防ぎ、エコーの発生源を断てます。

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エコーが発生する主な原因

Zoomでエコーが起きる最大の原因は、スピーカーから出た音がマイクに再び入ってしまう「音の回り込み」です。具体的には、以下の3つのパターンが考えられます。

1つ目は、自分がスピーカーを使っていて、その音が自分のマイクに拾われるケースです。自分が話した声が相手に届き、相手のスピーカーから出た音が再び自分のマイクに入り、さらに相手に返るというループが発生します。2つ目は、相手側の環境に問題がある場合です。相手がスピーカーを使っていて、その音が相手のマイクに回り込むと、そのエコーがこちらにも聞こえます。3つ目は、複数の参加者が同じ部屋にいて、互いのスピーカーとマイクが干渉するケースです。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Zoomトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

エコーキャンセル設定を確認する手順

Zoomには自動エコーキャンセル機能が標準で搭載されています。この機能は通常自動で有効ですが、意図せずオフになっている場合があります。以下の手順で設定を確認しましょう。

  1. Zoomデスクトップアプリを開く
    Zoomアプリを起動し、画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。
  2. 「オーディオ」タブを選択
    左側のメニューから「オーディオ」をクリックします。ここでスピーカーとマイクの設定を行います。
  3. 「自動でマイク音量を調整する」と「エコーキャンセル」を確認
    「マイク」セクションの下にある「自動でマイク音量を調整する」にチェックが入っていることを確認します。次に、その下の「詳細」ボタンをクリックします。
  4. 詳細設定でエコーキャンセルを有効にする
    「詳細」画面で、「エコーキャンセル」のドロップダウンが「自動」になっていることを確認します。「自動」以外の場合は「自動」に変更し、画面を閉じます。

スピーカーとマイクの最適な選択

エコーを根本的に防ぐには、音の回り込みが起きにくいデバイスを選ぶことが重要です。スピーカーとマイクの選び方のポイントを説明します。

ヘッドセットまたはイヤホンを使用する

最も効果的な方法は、ヘッドセット(ヘッドホン+マイク)または有線のイヤホン(マイク付き)を使うことです。スピーカーから出た音が耳に直接届くため、外部に漏れにくく、マイクに音が回り込むのを防げます。特に、会議に参加する全員がヘッドセットを使えば、エコーはほぼ発生しません。

スピーカーフォンの使用に関する注意

スピーカーフォン(会議用スピーカー)は便利ですが、部屋の反響や音量によってエコーが発生しやすくなります。どうしてもスピーカーフォンを使う場合は、Zoomのエコーキャンセル機能を「自動」に設定し、デバイスの音量を適切に調整してください。また、スピーカーフォンとマイクの距離を十分に保つことも効果的です。

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エコーが解消しない場合の追加対処法

上記の設定を行ってもエコーが改善しない場合は、さらに以下の対策を試しましょう。

相手にエコーが聞こえている場合の対処

自分ではエコーが聞こえなくても、相手から「エコーがする」と言われた場合、自分側の環境に問題がある可能性が高いです。まずは自分がスピーカーを使っていないか確認し、ヘッドセットに切り替えてください。それでも改善しない場合は、マイクの感度を下げるために「自動でマイク音量を調整する」のチェックを外し、手動で入力レベルを低く設定します。設定→オーディオ→マイクの「入力レベル」スライダーを左に動かすことで、感度を下げられます。

複数デバイスで同じZoomに参加している場合

同じ部屋で複数の人がそれぞれのデバイス(ノートPCとスマホなど)から同じミーティングに参加していると、音が多重に拾われてエコーが発生します。その場合は、1つのデバイスのみ音声をオンにし、他のデバイスはミュートにするか、またはスピーカーをオフにしてください。Zoomでは「マルチデバイスでの同時参加」を検知している場合もありますが、音声の回り込みは避けられません。

PCのサウンド設定を確認する

WindowsやMacのシステムサウンド設定で、マイクの音量やエコーキャンセルが適切に設定されているか確認しましょう。特にWindowsでは、「サウンド設定」→「デバイスのプロパティ」→「追加のデバイスプロパティ」→「拡張」タブで「音響エコーキャンセル」が有効になっていると、Zoomの機能と競合する場合があります。そのようなときは、システム側のエコーキャンセルを無効にしてみてください。Macの場合は、「システム設定」→「サウンド」→「入力」で、内蔵マイクの「環境ノイズ低減」がオフになっていることを確認します(オンでも問題ありませんが、もしエコーが続くならオフにしてみます)。

スピーカーとヘッドセットの比較

エコー防止の観点から、スピーカーとヘッドセットの主な違いをまとめます。

項目 スピーカー ヘッドセット
エコー発生リスク 高い(音が周囲に漏れ、マイクに回り込みやすい) 低い(音が耳だけに届き、外部に漏れにくい)
音量調整のしやすさ 調整が必要(大きすぎるとエコーが悪化) 調整は比較的自由(エコーへの影響が少ない)
複数人での会議 部屋全体で聞くには適しているが、エコー対策が必要 個人用でエコー防止に最適
おすすめの利用シーン 一人で会議する場合や、どうしても音を共有したい場合 エコーを確実に防ぎたい場合、または周囲に迷惑をかけたくない場合

まとめ

Zoomでエコーが発生する原因のほとんどは、スピーカーの音がマイクに回り込むことです。この問題を解決するには、ヘッドセットの使用、Zoomのエコーキャンセル設定の確認、ミュートの徹底が基本です。特に、設定→オーディオの「エコーキャンセル」が「自動」になっているかを確認し、必要に応じてデバイスを切り替えましょう。また、相手にエコーが聞こえている場合は、自分のマイク感度を下げることも有効です。これらの対策を組み合わせることで、ストレスのないクリアな音声でZoom会議に集中できます。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。