Zoomのローカル録画機能は便利ですが、デフォルトの保存先はCドライブのドキュメントフォルダ内にあるため、録画を繰り返すとCドライブの空き容量が減少し、PCの動作に悪影響を与えることがあります。特にDドライブなどの別のストレージを用意している場合、録画ファイルをそちらにまとめて保存したいと考えるのは自然なことです。この記事では、Zoomデスクトップクライアントの設定から録画ファイルの保存先を任意のフォルダに変更する手順を、画面キャプチャなしで文章だけで詳しく解説します。設定は数分で完了し、以降の録画から新しい保存先に自動保存されるようになります。
【要点】録画ファイルの保存先は「設定」画面から簡単に変更できます
- 設定→録画→保存場所の変更: 任意のフォルダを選択することで、録画ファイルの保存先をDドライブなどに変更できます。
- 設定→録画→保存場所の参照ボタン: フォルダ選択ダイアログを開き、新しい保存先を指定できます。
- 設定→録画→保存場所のテキスト確認: 変更後はパスが表示されるので、正しく設定されているか確認できます。
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目次
録画ファイルの保存先を変更するメリットと注意点
Zoomのローカル録画は、ミーティングの内容をMP4形式などでPCに保存できる便利な機能です。しかし、初期設定ではCドライブのユーザードキュメントフォルダ下のZoomフォルダに保存されます。CドライブはOSやアプリケーションが使用するシステムドライブであるため、録画ファイルが大量に蓄積されるとディスク容量の逼迫やパフォーマンス低下を招く可能性があります。保存先をDドライブなどのデータ用ドライブに変更することで、システムドライブの負荷を軽減し、ファイル管理も容易になります。ただし、保存先を変更しても既存の録画ファイルは移動されないため、必要に応じて手動で移行する必要があります。また、外付けドライブやネットワークドライブを保存先に指定する場合は、接続が安定していないと録画中にエラーが発生するリスクがあります。
保存先を変更する具体的な手順
ここでは、WindowsとMacの両方に対応した手順を説明します。OSによる違いはほとんどありません。
- Zoomデスクトップクライアントを起動する
Zoomアプリを開き、画面右上にある歯車アイコンの「設定」ボタンをクリックします。初回起動時はサインインが必要な場合があります。 - 設定画面で「録画」タブを開く
左側のメニュー項目の中から「録画」を選択します。ここには録画に関するすべての設定が集約されています。なお、デフォルトでは「自動録画」や「保存場所」などの項目が表示されます。 - 「保存場所」の横にある「変更」ボタンをクリックする
「保存場所」の欄には現在の保存先パスが表示されています。その右側に「変更」という青いボタンがありますので、それをクリックします。 - 新しい保存先フォルダを選択または作成する
フォルダ選択ダイアログが開きます。左側のツリーからDドライブなどを選び、適切なフォルダをクリックして選択します。もし新しいフォルダを作成したい場合は、ダイアログ内の「新しいフォルダ」ボタンを利用して作成し、そのフォルダを選んでください。最後に「フォルダの選択」または「OK」ボタンを押します。 - 変更が反映されたことを確認する
設定画面に戻ると、「保存場所」のパスが選択したフォルダのパスに変わっています。これで設定は完了です。設定画面を閉じて、新しい録画をテストすると、指定したフォルダに録画ファイルが保存されていることを確認できます。
保存先変更時に知っておきたいトラブル回避策
既存の録画ファイルは自動で移動されない
保存先を変更しても、それ以前に録画したファイルは元の場所に残ります。これらを新しい保存先に移動したい場合は、手動でカット&ペーストするか、エクスプローラで移動してください。設定変更はあくまで新規録画にのみ適用されます。
ネットワークドライブやリムーバブルメディアは不安定
NASや外付けHDDなど、接続が切れる可能性のあるドライブを保存先に指定することは技術的には可能です。しかし、録画中にドライブとの接続が失われると、録画ファイルが破損したり、録画自体が失敗する原因になります。安定した内蔵ドライブ(Dドライブなど)を使用することを強くおすすめします。
クラウド録画の保存先は変更できない
この記事で説明しているのはあくまでローカル録画の保存先設定です。クラウド録画はZoomのサーバーに保存され、保存先をユーザーが指定することはできません。クラウド録画のファイルをローカルに保存したい場合は、Zoomウェブポータルからダウンロードしてください。
パスに日本語やスペースが含まれている場合の注意
保存先フォルダのパスに日本語や半角スペースが含まれていても、Zoomは正常に動作します。ただし、一部の古いアプリケーションとの互換性に問題が生じる可能性があるため、可能であれば英数字のみのパスを使用することを推奨します。
設定はユーザーアカウントごとに独立している
同じPCに複数のユーザーアカウント(Windowsのユーザー切り替えなど)がある場合、各アカウントでZoomの設定が保存されます。したがって、録画保存先の変更も各アカウントごとに行う必要があります。
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ローカル録画とクラウド録画の保存先に関する違い
| 項目 | ローカル録画 | クラウド録画 |
|---|---|---|
| 保存先の変更可否 | 変更可能(設定→録画から任意のフォルダを指定) | 変更不可(Zoomサーバーに固定保存) |
| 既定の保存場所 | C:¥Users¥[ユーザー名]¥Documents¥Zoom | Zoomクラウド(Webポータルから管理) |
| ストレージ容量の負荷 | PCのディスク容量を消費 | Zoomサブスクリプションのクラウド容量を消費 |
| オフラインアクセス | 録画完了後すぐにエクスプローラから再生可能 | ダウンロードしないとオフラインでは視聴不可 |
| ファイルの転送・共有 | ファイルを直接コピーして共有可能 | Webポータルからリンク共有またはダウンロード |
| 録画の自動化 | 自動録画設定と組み合わせて使用可能 | 自動録画設定で自動的にクラウドへ保存 |
この記事では、Zoomのローカル録画ファイルの保存先をCドライブからDドライブなどの任意のフォルダに変更する方法を、設定手順から注意点まで詳しく解説しました。たった数ステップの設定で、以降の録画ファイルは指定した場所に自動保存されるため、システムドライブの容量管理が容易になります。また、クラウド録画の保存先は変更できないことや、既存ファイルは手動で移動する必要がある点も覚えておきましょう。この設定を機に、定期的に録画ファイルを整理する習慣をつけることをおすすめします。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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