Zoomの待機室機能を有効にしていると、すべての参加者が一度待機室を通ることになります。しかし、社内のメンバーや信頼できるゲストには、待機室をスキップして直接ミーティングに入室させたい場面も多いでしょう。この記事では、特定の参加者だけ待機室を通過させない「例外設定」の方法を、アカウントレベルとミーティングレベルの両方で詳しく解説します。設定手順を覚えれば、重要な会議のスムーズな進行が実現できます。
【要点】待機室スキップ例外設定の3つの方法
- アカウント設定→待機室→認証済みユーザー: 組織全体で、特定のドメインや認証済みユーザーを待機室の対象外にできます。繰り返しの設定が不要になります。
- ミーティングの招待オプション→待機室をスキップ: 個別のミーティングで、特定の参加者(メールアドレス指定)を待機室から除外します。ゲストスピーカーなどに便利です。
- 共同ホストの割り当て: 共同ホストは待機室を通らずに入室できます。事前に割り当てておくと、スムーズな進行を支援できます。
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目次
待機室スキップ例外設定の概要
待機室スキップの例外設定とは、待機室を有効にしているミーティングにおいて、特定の参加者だけ待機室を通過させずに直接入室を許可する機能です。この設定により、社内の同僚や信頼できる外部参加者は、ホストが許可するのを待たずにすぐに会議に参加できます。設定はアカウント全体に適用する方法と、個別のミーティングごとに設定する方法の2種類があります。いずれも、ホストまたは管理者がZoomの設定画面から操作します。
アカウントレベルで例外設定を行う手順
ここでは、ZoomのWebポータルから組織全体の待機室例外を設定する方法を説明します。この設定は、アカウント管理者が行う必要があります。
- Zoom Webポータルにログインする
管理者アカウントでZoomのWebサイト(zoom.us)にサインインし、左側メニューから「アカウント管理」→「アカウント設定」をクリックします。 - 「ミーティング」タブで待機室設定を開く
「ミーティング」タブを選択し、「セキュリティ」セクションまでスクロールします。「待機室」オプションがオンになっていることを確認します。 - 「待機室をスキップ」を有効にする
「待機室」の右側にある「編集」をクリックし、「認証済みユーザーは待機室をスキップする」にチェックを入れます。さらに「指定したドメインのユーザー」など、詳細条件を設定できます。 - 例外ルールを保存する
設定後、「保存」をクリックして変更を反映します。これで、指定条件に合う参加者は、以降のすべてのミーティングで待機室をスキップできるようになります。
アカウント設定で指定できる条件
アカウントレベルの例外設定では、以下のような条件を指定できます。
- 組織内の認証済みユーザー(SSOまたはZoomアカウントでログインしているユーザー)
- 特定のメールドメイン(例:@yourcompany.com)のユーザー
- Zoom Roomsの参加者
ミーティングごとに例外設定を行う手順
個別のミーティングで、特定の参加者だけ待機室をスキップしたい場合は、ミーティングの招待設定から行います。こちらはホスト自身がスケジュール時に設定できます。
- ミーティングをスケジュールまたは編集する
ZoomクライアントまたはWebポータルで、ミーティングを新規作成するか、既存のミーティングを編集します。 - 「待機室」オプションをオンにする
ミーティング設定の「セキュリティ」セクションで、「待機室」を有効にします。 - 「招待オプション」から例外を追加する
「招待オプション」または「詳細設定」をクリックし、「待機室をスキップできるユーザー」という項目を探します。ここに、例外としたい参加者のメールアドレスを入力します。 - 設定を保存して招待を送信する
保存後、ミーティングを開始すると、指定したメールアドレスの参加者は自動的に待機室をスキップして入室します。
ミーティング単位の例外設定の注意点
この設定は招待メールに記載されるわけではありません。参加者側で特別な操作は不要で、自動的に判定されます。ただし、参加者がZoomアカウントにログインしていて、そのメールアドレスが設定と一致する必要があります。また、ゲストとして参加する場合(アカウントなし)は対象外です。
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共同ホストを活用した待機室スキップ
共同ホストは、ホストによって割り当てられた参加者で、待機室に入らずに直接入室できる特別な権限を持ちます。ミーティング開始前に共同ホストを割り当てることで、スムーズな入室を実現できます。
- ミーティング中に参加者を共同ホストに設定する
ミーティング開始後、参加者リストから該当者を選択し、「詳細」→「共同ホストにする」をクリックします。ただし、この方法では参加者が一度待機室を通ってからでないと設定できません。 - 事前に共同ホストを割り当てる
ミーティングのスケジュール時に「詳細設定」で「共同ホスト」を指定できます。その場合、指定された参加者は招待メールから入室する際に、待機室をスキップします。
例外設定が機能しない場合のチェックポイント
参加者がZoomアカウントにログインしていない
例外設定の対象となる参加者は、Zoomアカウントにログインしている必要があります。メールアドレスでの指定は、そのアカウントに紐づいたメールアドレスである必要があります。ゲスト参加(アカウントなし)の場合は、待機室をスキップできません。ホスト側で事前にアカウント作成を促すか、参加方法を案内しましょう。
指定したドメインが間違っている
アカウント設定でドメイン指定をする場合、完全一致である必要があります。例えば「@example.com」と設定している場合、「@sub.example.com」は対象外です。ワイルドカードは使用できません。正確なドメインを入力してください。
ミーティングの待機室設定が優先される
アカウント設定で待機室スキップを有効にしていても、個別のミーティング設定で「待機室をスキップできるユーザー」が空の場合、アカウント設定が適用されます。ただし、ミーティング設定で「すべての参加者に待機室を使用する」のような強制設定がある場合は、そちらが優先されます。設定の重複に注意しましょう。
アカウント設定とミーティング設定の比較
| 比較項目 | アカウント設定 | ミーティング設定 |
|---|---|---|
| 対象範囲 | 組織全体の全ミーティング | そのミーティングのみ |
| 条件設定 | ドメイン、認証済みユーザー、Zoom Rooms | メールアドレス指定(個別ユーザー) |
| 設定権限 | アカウント管理者のみ | ホスト(スケジュール時) |
| 柔軟性 | 低い(一律適用) | 高い(ケースバイケース) |
まとめ
Zoomの待機室スキップ例外設定を使えば、信頼できる参加者をスムーズに入室させることができます。アカウントレベルで組織全体に適用する方法と、ミーティングごとに個別設定する方法の2つを状況に応じて使い分けましょう。特に社内ミーティングでは、ドメイン指定による自動スキップが便利です。まずはアカウント設定で「認証済みユーザーは待機室をスキップ」を有効にし、必要に応じてミーティング単位でメールアドレスを追加してみてください。これで、待機室のセキュリティを保ちながら、効率的な会議進行が実現します。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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