Zoomでミーティング中に自分の声がスピーカーから聞こえてくると、集中が妨げられたり、エコーが発生して他の参加者に迷惑がかかることがあります。この現象は「サイドトーン」や「マイクモニタリング」と呼ばれる機能が原因です。本記事では、Zoomの設定からマイクモニタリングを無効にする具体的な手順を解説します。デスクトップアプリ、モバイルアプリそれぞれの方法も紹介しますので、お使いの環境に合わせて設定できます。
【要点】マイクモニタリングを無効にする3つの設定方法
- Zoomデスクトップアプリのオーディオ設定: 「マイク設定」で「マイク音量」の下にある「マイクモニタリング」のチェックを外すことで、自分の声が聞こえなくなります。
- Windowsのサウンド設定: システムの「サウンド設定」→「デバイスのプロパティ」→「追加のデバイスプロパティ」で「リスニング」タブの「このデバイスを聞く」をオフにします。
- macOSのAudio MIDI設定: 「Audio MIDI設定」アプリで内蔵マイクの「サウンドの出力先」を適切に設定することでモニタリングを回避できます。
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目次
マイクモニタリング機能の仕組みと設定の前提
マイクモニタリングとは、マイクで拾った自分の声をリアルタイムでスピーカーやヘッドホンに出力する機能です。これは主に会話中の自分の声の大きさや質を確認するために使われますが、通常のミーティングでは不要なことが多く、むしろ気が散ったりエコーの原因になります。Zoomのデスクトップアプリには標準でこの機能が搭載されており、設定を変更することで簡単にオン/オフを切り替えられます。また、WindowsやmacOSのシステム設定でも同様のモニタリングを制御できるため、環境に応じた対策が必要です。
Zoomアプリとシステム設定でマイクモニタリングを無効にする手順
Zoomデスクトップアプリ(Windows/Mac)での設定
- Zoomアプリを開き、設定画面に移動します
Zoomデスクトップアプリを起動し、右上の自分のアイコンをクリックして「設定」を選びます。またはトップメニューバーの「Settings」からも開けます。 - オーディオタブを開きます
左側のメニューから「オーディオ」をクリックします。オーディオ設定画面が表示されます。 - マイクモニタリングのチェックを外します
「マイク」セクションの下にある「マイク音量」スライダーのすぐ下に「マイクモニタリング」というチェックボックスがあります。このチェックを外すと、自分の声がスピーカーに出力されなくなります。 - 設定を確認します
設定を保存するボタンはなく、チェックを外すと即座に反映されます。マイクに向かって話しかけてみて、自分の声が聞こえない状態になっていれば成功です。
モバイルアプリ(iOS/Android)での設定
モバイルアプリにはマイクモニタリングの設定項目が用意されていません。そのため、自分の声がスピーカーから出るのを防ぐには、有線またはBluetoothのイヤホンやヘッドセットを使用する必要があります。イヤホンを装着すれば、スピーカーが使用されず、自分の声が外に漏れるのを防げます。また、ミーティング中にスピーカーフォンモードをオフにすることで、エコーを軽減できます。
Windowsのシステム設定でモニタリングを無効にする
- サウンド設定を開きます
Windowsのタスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンド設定」を選択します。またはスタートメニューから「サウンド設定」を検索しても開けます。 - サウンドコントロールパネルを開きます
「関連設定」の中にある「サウンドコントロールパネル」をクリックします。もしくは「サウンド設定」画面を下にスクロールし、「すべてのサウンドデバイス」をクリックしてから「デバイスのプロパティ」を選びます。 - 録画タブで使用中のマイクを選択します
「録音」タブを開き、現在使用中のマイク(例:マイクアレイ)をダブルクリックします。複数のマイクがある場合は、Zoomで使用しているものを選びます。 - 「リスニング」タブで「このデバイスを聞く」をオフにします
開いたプロパティ画面で「リスニング」タブを選択し、「このデバイスを聞く」のチェックを外して「適用」「OK」をクリックします。
macOSのAudio MIDI設定でモニタリングを回避する
- Audio MIDI設定アプリを開きます
Finderの「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「Audio MIDI設定」を起動します。 - 使用中のマイクを選択します
左側の「オーディオデバイス」一覧から使用しているマイク(例:内蔵マイク)を選択します。 - 出力先が「なし」または適切な出力デバイスに設定されていることを確認します
右下の「サウンドの出力先」が「なし」になっているか、あるいは意図しないスピーカーになっていないか確認します。必要ならプルダウンから適切な出力(なし)を選びます。
マイクモニタリング設定でよくある誤解とトラブル回避
Zoomのモニタリング設定が効かない場合
Zoomの設定でモニタリングをオフにしても自分の声が聞こえる場合、Windowsシステムの「このデバイスを聞く」が有効になっている可能性があります。Windowsのサウンド設定で先述の手順に従ってオフにしてください。また、複数のアプリが同時にマイクを使用していると競合が起きることがあります。不要なアプリを閉じてから再度確認します。
モバイル端末でエコーが発生する
モバイルアプリではマイクモニタリングをオフにできません。エコーを防ぐには、必ずイヤホンやヘッドセットを使用し、スピーカーフォンモードを避けてください。また、ミーティング前に「音声テスト」機能で音量を適切に調整するとよいでしょう。
会話中に自分の声が聞こえないと不安な方向けの代替手段
モニタリングを無効にすると自分の声が聞こえず不安になる方は、Zoomの「マイクテスト」機能を活用しましょう。設定画面の「オーディオ」タブにある「マイクテスト」をクリックし、話しかけると音量バーが動くのを確認できます。これで自分の声がきちんと拾われているかをモニタリングなしで判断できます。
複数のデバイスを使っている場合の注意
同一のマイクを複数のアプリやデバイスで共有していると、モニタリング設定が競合することがあります。Zoomにのみマイクを使用する場合は、他のアプリ(ボイスレコーダーやゲームなど)のマイクアクセスを一時的にオフにしてください。Windowsの「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」からアプリごとのアクセスを管理できます。
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マイクモニタリングを無効にする各方法の比較
| 設定方法 | 操作性 | 効果の即時性 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Zoomアプリの設定 | 数クリックで完了 | 即時反映 | Windowsのシステム設定と競合する場合がある |
| Windowsサウンド設定 | やや手順が多い | 即時反映 | 「このデバイスを聞く」がオフでもZoom側が別途モニタリングしていると効果がない |
| macOS Audio MIDI設定 | やや専門的 | 即時反映 | 出力先の変更が必要で、誤ると音が出なくなる恐れ |
| モバイルアプリ | 設定不可(イヤホン使用が現実的) | – | 物理的にスピーカーからの出力を避ける |
まとめ
本記事では、Zoomのマイクモニタリングを無効にする方法を解説しました。デスクトップアプリの設定から、WindowsやmacOSのシステム設定まで、複数のアプローチがあります。マイクモニタリングをオフにすることで、不要なエコーや音声の重複を防ぎ、より快適なミーティング環境を整えられます。次にミーティングに参加する前に、Zoomの「マイクテスト」機能で音量を確認し、適切な設定で臨んでください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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