SafariでZoomの画面共有をしようとしたところ、共有が始まらなかったり、画面が真っ黒になったりした経験はありませんか。この問題はブラウザの権限設定や拡張機能、またはZoomのWeb版に起因することが多いです。本記事ではSafariで画面共有ができない原因と、その対処方法を詳しく解説します。
【要点】SafariでZoomの画面共有ができない時の対処法
- Safariの設定→Webサイト→画面共有: Zoomの画面共有を「許可」に変更することで、権限不足による共有失敗を解決できます。
- Safariのメニューバー→「開発」→「実験的な機能」→「VP9」: VP9デコーダーを無効にすることで、画像処理の互換性問題を回避できます。
- 拡張機能の一時的な無効化: コンテンツブロッカーや広告ブロッカーが画面共有を妨げるため、それらをオフにしてから再試行します。
ADVERTISEMENT
目次
Safariで画面共有ができない3つの主因
SafariでZoomの画面共有が機能しない理由は、大きく分けて3つあります。1つ目はブラウザの権限設定です。Zoomが画面やウィンドウをキャプチャするには、Safari側で明示的な許可が必要です。2つ目はブラウザの互換性です。特に動画コーデックのVP9がSafariで正しく動作しない場合があります。3つ目は拡張機能の干渉です。広告ブロッカーやプライバシー関連の拡張機能が、画面共有のスクリプトをブロックすることがあります。これらの原因を1つずつ確認し、解決していきましょう。
画面共有ができない問題を解決する手順
以下では、原因別に具体的な解決手順を説明します。順番に試していくと、ほとんどのケースで画面共有が使えるようになります。
Safariの画面共有権限を許可する手順
- Safariのメニューバーから「Safari」→「設定」を開く
Safari画面左上の「Safari」メニューをクリックし、ドロップダウンから「設定」を選択します。 - 「Webサイト」タブをクリックする
設定ウィンドウ上部のタブから「Webサイト」を選びます。 - 左側のリストから「画面共有」を選ぶ
「画面共有」の項目をクリックすると、現在の許可設定が表示されます。 - Zoomのサイトを「許可」に変更する
リスト内にZoomのURL(zoom.us)が表示されていれば、その横のプルダウンメニューを「許可」に変更します。ない場合は「現在のWebサイトを表示」でZoomのページを開いた状態で追加できます。 - 設定を閉じてZoomをリロードする
設定を保存し、Zoomのタブをリロードしてから画面共有を試します。
VP9デコーダーを無効にする手順
- Safariのメニューバーから「開発」メニューを表示する
通常は「開発」メニューが非表示のため、メニューバーの「Safari」→「設定」→「詳細」タブで「メニューバーに“開発”メニューを表示」にチェックを入れます。 - 「開発」メニューをクリックする
メニューバーに追加された「開発」をクリックします。 - 「実験的な機能」→「VP9 Decoder」を探す
「実験的な機能」のサブメニューから「VP9 Decoder」の項目を見つけます。チェックが入っている場合は、クリックしてチェックを外します。 - Zoomをリロードして画面共有を再試行する
変更後、Zoomのタブをリロードしてから画面共有を実行してみます。
拡張機能を一時的に無効にする手順
- Safariのメニューバーから「Safari」→「設定」を開く
先ほどと同様に設定画面を開きます。 - 「拡張機能」タブをクリックする
設定ウィンドウ上部のタブから「拡張機能」を選びます。 - すべての拡張機能のチェックを外す
画面共有の妨げになる可能性があるため、すべての拡張機能のチェックを一時的に外します。特に広告ブロッカーやプライバシー系の拡張機能は必ずオフにします。 - Zoomのタブをリロードして画面共有を試す
拡張機能を無効にした状態でZoomのタブをリロードし、画面共有を実行します。成功した場合、原因となった拡張機能を特定するため、1つずつ有効にして確認します。
Safari特有の画面共有トラブルと注意点
Safariでは他のブラウザと異なる挙動がいくつかあります。ここではよくあるトラブルパターンと、その対処法をまとめます。
画面共有ボタンがグレーアウトして押せない
原因として、ZoomがWeb版で動作している場合や、ブラウザの互換モードが影響していることがあります。まず、ZoomのURLが「zoom.us/wc/」から始まるWeb版ではなく、デスクトップアプリ版に切り替えることをお勧めします。Safariからデスクトップアプリを起動するには、Zoomのミーティング招待リンクをクリックする際、「Zoom Meetingsを開く」というダイアログが表示されたら許可します。アプリ版では画面共有ボタンが常に有効です。
画面共有中に黒画面になる、または特定のウィンドウしか映らない
これはSafariのセキュリティ制限が原因です。Safariはブラウザタブやアプリケーションウィンドウのキャプチャに制約があります。解決策としては、画面全体を共有するのではなく、特定のアプリケーションウィンドウを選んで共有します。「画面の共有」ダイアログで「ウィンドウ」タブを選択し、共有したいアプリを選ぶと正常に映ることが多いです。また、ZoomのWeb版ではなくデスクトップアプリを使うとこの問題は起こりにくくなります。
Safariで画面共有中に音声が共有されない
画面共有にコンピューターの音声を含めるには、Zoomの画面共有オプションで「サウンドを共有」にチェックを入れる必要があります。しかしSafariのWeb版ではこのオプションが表示されない場合があります。その場合はデスクトップアプリを使用し、画面共有開始時のメニューで「サウンドを共有」をオンにします。なお、Safariの制限により、システム音声の共有は完全にはサポートされていないため、外部マイクで音声を取り込む方法も検討しましょう。
ADVERTISEMENT
まとめ
SafariでZoomの画面共有ができない問題は、ブラウザの権限設定、VP9デコーダーの無効化、拡張機能の一時停止といった手順でほとんどのケースを解決できます。それでも改善しない場合は、Zoomのデスクトップアプリを使用することをお勧めします。アプリ版はSafariの制限を受けず、画面共有も安定して動作します。まずは上記の手順を順に試し、それでもダメな場合はZoomのサポートに問い合わせてみてください。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Zoomの人気記事ランキング
- 【Zoom】画面共有ができないときの権限確認と再接続手順
- 【Zoom】カメラが映らないときの原因と直し方!権限と機器の確認手順
- 【Zoom】チャット機能の使い方とファイル送信の制限
- 【Zoom】共有画面の操作権を相手に渡すリモートコントロール手順
- 【Zoom】ブレイクアウト中に全員にメッセージを送る方法
- 【Zoom】Zoomを最新バージョンに更新する手順と自動更新の設定
- 【Zoom】Zoomアプリが起動しないときの再インストールと修復手順
- 【Zoom】Bluetoothヘッドセットの音声がZoomで使えないときの対処
- 【Zoom】カメラ映像が左右反転するときの設定変更手順
- 【Zoom】「ホストが画面共有を無効にしています」と出る対処法
