【快適化】X(Twitter)「おすすめ」を消して「フォロー中」のみを固定表示する設定【2025最新】

【快適化】X(Twitter)「おすすめ」を消して「フォロー中」のみを固定表示する設定【2025最新】
🛡️ 超解決

「Xを開くたび、興味のないインフルエンサーの投稿が並ぶ『おすすめ』が表示されて不快だ」「自分がフォローしている人の投稿だけを時系列で見たい」。
X(旧Twitter)のタイムラインは、AIが選別した『おすすめ(For You)』と、自分がフォローしているユーザーの投稿が並ぶ『フォロー中(Following)』の2層構造になっています。しかし、アプリの起動時や更新のタイミングで、勝手に『おすすめ』側に切り替わってしまう挙動は、多くのユーザーにとって最大のストレス源となっています。

Xの運営側にとって、『おすすめ』はユーザーの滞在時間を最大化するための重要なアルゴリズムですが、純粋に情報を追いたい実務家やリサーチャーにとってはノイズでしかありません。本稿では、2025年現在の最新仕様に基づき、『フォロー中』をデフォルトにする設定の維持方法から、より高度な『リスト機能』による代替環境の構築まで、タイムラインを完全に制御下に置くための全技術を詳説します。

  • ⏱ 所要時間: 約3分
  • 💻 対象OS: iOS / Android / Webブラウザ 共通対応
  • 🛠 難易度: 初級〜中級
  • ✅ 必要なもの: 最新版のXアプリ、またはWebブラウザ

こんな不満を解決します

  • アプリを開くたびに「おすすめ」タブに戻ってしまうのを止めたい
  • タイムライン上のプロモーション(広告)やおすすめユーザーを極限まで減らしたい
  • 特定のテーマに絞った、純度の高い時系列タイムラインを構築したい

1. 基本仕様:Xの「タブ記憶機能」を確実に機能させる

2025年現在、Xの公式アプリには「最後に開いていたタブを次回起動時も保持する」という仕様がデフォルトで組み込まれています。まずは、この標準機能が正常に動作するための「正しい閉じ方」を確認します。

手順と注意点

  1. Xアプリを開き、上部の「フォロー中」タブをタップして切り替えます。
  2. そのまま投稿を閲覧し、アプリを終了(またはバックグラウンドへ移動)させます。
  3. 次にアプリを開いた際、基本的には「フォロー中」が選択された状態で起動します。

※もし「おすすめ」に戻ってしまう場合は、アプリのキャッシュが破損しているか、省電力モードによってバックグラウンドでの状態保持が制限されている可能性があります。スマホの設定からXアプリのキャッシュを一度削除し、再ログインを試みてください。

2. 応用技術:リスト機能を使った「擬似ホーム」の固定

「フォロー中」タブよりもさらに強力に、自分が必要な情報だけを抽出・固定できるのが「リスト機能」の活用です。この方法を使えば、アルゴリズムの干渉を物理的に受けない「純粋な時系列フィード」をホーム画面のトップに据えることができます。

2-1. リストをホームに「ピン留め」する

  1. 左上のアイコンをタップし、[リスト] を開きます。
  2. 「新しいリストを作成」から、フォローしている重要ユーザーをまとめたリストを作成します。
  3. 作成したリストの横にある [ピン(固定アイコン)] をタップします。
  4. ホーム画面に戻ると、「おすすめ」「フォロー中」と並んで、作成したリスト名がタブとして表示されます。

このリストタブを選択した状態でアプリを終了すれば、次回起動時もそのリストが真っ先に表示されます。これは「おすすめ」を無視するための最も技術的に安定した回避策です。

3. PCブラウザ版限定:拡張機能による「おすすめ」の完全消去

PCでXを利用している場合、ブラウザ拡張機能(アドオン)を使うことで、画面上から「おすすめ」という文字やタブ自体を物理的に消し去ることが可能です。

  • 推奨ツール: 「Control Panel for Twitter」などの拡張機能。
  • 技術的な挙動: Xのウェブ版が読み込まれる際、特定のCSS要素(タブメニューの1番目の要素など)を非表示にし、自動的に2番目の「フォロー中」要素を選択状態にするスクリプトを走らせます。
  • メリット: 広告、サイドバーのトレンド、おすすめユーザーなど、あらゆるノイズを同時に消去できるため、最高のリサーチ環境が手に入ります。

4. 「おすすめ」に戻ってしまう原因と技術的背景

なぜXは、ユーザーの意向に反して「おすすめ」を表示させようとするのでしょうか。そこには「インプレッションの稼ぎ方」というプラットフォーム側のロジックがあります。

要因 内容 対策
アプリアップデート 初期設定がリセットされ「おすすめ」が強制選択される 更新後に一度「フォロー中」を手動選択する
Cookie/セッション切れ ブラウザやアプリの再認証時にデフォルト設定に戻る ログイン状態の維持とキャッシュ管理
アルゴリズム変更 運営側のA/Bテストにより一時的に固定が外れる リスト機能(ピン留め)による代替運用

5. まとめ:ストレスフリーなX環境を手に入れるために

X(Twitter)のタイムラインを「おすすめ」から「フォロー中」へ、そして自分専用の「リスト」へと最適化することは、無駄な情報から自分を遮断し、必要な情報だけを効率よく摂取するための『デジタルな防御術』です。

2025年現在、XのUIは非常に流動的ですが、本稿で紹介した『タブの意識的な切り替え』『リストのピン留め』『PC版拡張機能』の3段構えを構築しておけば、運営側のアルゴリズムに翻弄されることはなくなります。情報収集の質を高め、SNS疲れを最小限に抑えるために、今すぐ自分のタイムラインの設定を見直しましょう。システムの仕様を理解し、設定を最適化することこそが、現代のデジタルインフラを使いこなすための正攻法です。