Edgeでウェブサイトを閲覧していると、セキュリティレベルの違いに戸惑うことがあります。
特定のサイトで「このサイトは安全ではありません」と表示されたり、逆に過剰なブロックでコンテンツが表示されなかったりする経験があるでしょう。
本記事では、Edgeの設定でプロファイルごとにセキュリティレベルを細かく調整する手順と、その活用方法を解説します。
【要点】Edgeプロファイルごとのセキュリティレベル設定
- トラッキング防止機能の設定: ブラウザーのプロファイルごとに、トラッキング防止のレベル(厳格・バランス・基本)を個別に設定します。
- サイトごとの例外設定: 特定のウェブサイトに対して、トラッキング防止機能を無効にする例外リストを追加します。
- セキュリティレベルの変更: 設定画面から、各プロファイルに適用されるトラッキング防止のデフォルトレベルを変更します。
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目次
Edgeのトラッキング防止機能とは
Edgeには、ウェブサイトがユーザーの閲覧履歴や行動を追跡するのを防ぐ「トラッキング防止機能」が搭載されています。この機能は、プライバシー保護の観点から重要です。
トラッキング防止機能には、「厳格」「バランス」「基本」の3つのレベルがあります。それぞれのレベルでブロックされるトラッカーの種類や範囲が異なります。
「厳格」は最も強力にトラッカーをブロックしますが、一部のサイトで表示に問題が生じる可能性があります。
「基本」は、プライバシーへの影響が少ないトラッカーのみをブロックします。ほとんどのサイトで問題なく利用できます。
「バランス」は、その中間的な設定で、多くのサイトで問題なく利用しつつ、プライバシー保護も一定レベルで実現します。
プロファイルごとにセキュリティレベルを変更する手順
Edgeでは、複数のプロファイルを作成し、それぞれに異なる設定を適用できます。これにより、仕事用やプライベート用など、用途に応じてセキュリティレベルを使い分けることが可能です。
- Edgeを開き、設定画面にアクセスする
Edgeブラウザーを開きます。画面右上にある「…」メニューをクリックし、「設定」を選択してください。 - 「プライバシー、検索、サービス」を選択する
設定画面の左側メニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - トラッキング防止の設定を変更する
「トラッキング防止」の項目を見つけます。ここに「基本」「バランス」「厳格」の選択肢が表示されます。 - プロファイルごとの設定を確認・変更する
現在使用しているプロファイルのトラッキング防止レベルが表示されています。ここをクリックして、目的のレベル(基本、バランス、厳格)を選択してください。 - 別のプロファイルで設定を変更する
Edgeの右上にあるプロファイルアイコンをクリックし、設定を変更したい別のプロファイルを選択します。再度「設定」→「プライバシー、検索、サービス」に進み、同様にトラッキング防止レベルを変更します。
特定のサイトでトラッキング防止を無効にする
トラッキング防止レベルを「厳格」や「バランス」に設定した場合、一部のウェブサイトでコンテンツが表示されなかったり、機能が正常に動作しなかったりすることがあります。
このような場合は、特定のサイトに対してトラッキング防止機能を無効にする「例外リスト」機能を利用できます。
- 問題が発生しているサイトを開く
トラッキング防止機能によって表示がおかしくなっているウェブサイトを開きます。 - アドレスバーのアイコンをクリックする
アドレスバーの左側に表示される「トラッキング防止」アイコン(通常は盾のようなマーク)をクリックします。 - 「このサイトでのトラッキング防止をオフにする」を選択する
表示されるメニューの中から、「このサイトでのトラッキング防止をオフにする」という項目を選択します。 - 設定が反映されたか確認する
ページを再読み込みして、サイトが正常に表示されるか確認してください。
この操作を行うと、そのサイトは例外リストに追加され、以降、選択したプロファイルではトラッキング防止機能が無効になります。
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プロファイルごとのセキュリティレベル設定の活用法
プロファイルごとにセキュリティレベルを個別に設定することで、Edgeの利用体験をより快適かつ安全にすることができます。
仕事用プロファイル
業務で利用するプロファイルでは、「バランス」または「基本」に設定しておくと良いでしょう。これにより、業務に必要なウェブサイトがブロックされるリスクを減らしつつ、基本的なプライバシー保護を維持できます。
特定の社内ポータルサイトや業務ツールが「厳格」設定でブロックされる場合は、そのサイトを例外リストに追加してください。
プライベート用プロファイル
プライベートで利用するプロファイルでは、より強力なプライバシー保護のために「厳格」に設定することを推奨します。これにより、広告トラッカーや行動追跡を最大限に防ぐことができます。
ただし、SNSや一部のニュースサイトなど、コンテンツ表示にトラッカーが不可欠なサイトでは、適宜例外設定を行う必要があります。
一時利用プロファイル
頻繁にアクセスしないサイトや、一時的に利用するサイトにアクセスする際に、別途プロファイルを作成し、セキュリティレベルを「基本」に設定しておくことも有効です。
これにより、メインのプロファイルのセキュリティ設定に影響を与えることなく、安全にウェブサイトを利用できます。
EdgeとChromeのトラッキング防止設定の比較
| 項目 | Edge | Chrome |
|---|---|---|
| トラッキング防止機能 | 標準搭載(基本、バランス、厳格) | 標準機能としては限定的。拡張機能で対応可能。 |
| プロファイルごとの設定 | 可能 | プロファイルごとに設定は引き継がれるが、トラッキング防止レベルの個別調整機能は標準ではない。 |
| 例外サイト設定 | 可能 | 拡張機能で対応。 |
| プライバシー保護の強さ | 「厳格」設定で高いレベルを実現 | 拡張機能の選択による |
Edgeは、標準機能としてプロファイルごとにトラッキング防止レベルを細かく調整できる点が強みです。Chromeを利用している場合、同様の機能を実現するには、別途信頼できる拡張機能をインストールする必要があります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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