EdgeでWebサイトを閲覧中にERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORが表示されることがあります。
このエラーは、EdgeがQUICプロトコルで通信する際に問題が発生した場合に表示されます。
本記事では、このエラーの主な原因と、EdgeのQUICプロトコルを無効化して問題を解決する手順を解説します。
これにより、エラーを解消し、通常通りWebサイトを閲覧できるようになります。
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目次
ERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORが表示される原因
ERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORは、Microsoft EdgeがQUIC(Quick UDP Internet Connections)プロトコルを使用してWebサイトと通信しようとした際に、何らかの理由で接続が確立できなかった場合に発生するエラーです。
QUICは、UDP上で動作する新しいトランスポート層ネットワークプロトコルです。
TCPよりも高速な接続確立や、ネットワークの切り替え(Wi-Fiからモバイルデータ通信への変更など)に対応できる利点があります。
しかし、QUICプロトコル自体に一時的な不具合があったり、ネットワーク環境との相性が悪かったりすると、このエラーが表示されることがあります。
また、ルーターやファイアウォールの設定、あるいはEdge自体の設定がQUIC通信を妨げている可能性も考えられます。
EdgeのQUICプロトコルを無効化する手順
ERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORを解決するために、EdgeのQUICプロトコルを無効化する手順を説明します。
- Edgeのアドレスバーにedge://flagsと入力する
Edgeを開き、アドレスバーに「edge://flags」と入力してEnterキーを押します。 - 「Experimental QUIC protocol」を検索する
表示された「Experiments」ページの上部にある検索ボックスに「Experimental QUIC protocol」と入力して検索します。 - QUICプロトコルを無効にする
検索結果に表示される「Experimental QUIC protocol」の設定項目を見つけます。 - ドロップダウンメニューを「Disabled」に変更する
この項目の右側にあるドロップダウンメニューをクリックし、「Disabled」(無効)を選択します。 - Edgeを再起動する
設定変更後、ページ下部に表示される「Restart」(再起動)ボタンをクリックしてEdgeを再起動します。
Edgeの再起動後、ERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORが表示されていたWebサイトに再度アクセスしてみてください。
QUIC無効化後もエラーが解消しない場合の対処法
QUICプロトコルを無効化してもERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORが解消しない場合は、以下の対処法を試してください。
EdgeのキャッシュとCookieを削除する
Edgeに保存されているキャッシュやCookieが破損していると、Webサイトの表示に問題が発生することがあります。
- 設定を開く
Edgeのアドレスバーに「edge://settings/clearBrowserData」と入力してEnterキーを押します。 - 削除するデータの選択
「閲覧データをクリア」画面で、「時間範囲」を「すべての期間」に設定します。 - キャッシュとCookieの削除
「キャッシュされた画像とファイル」および「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れ、「今すぐデータをクリア」ボタンをクリックします。
ネットワーク設定をリセットする
Windowsのネットワーク設定に問題がある場合も、通信エラーが発生することがあります。
- Windowsの設定を開く
Windowsのスタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。 - ネットワークとインターネットを選択
「ネットワークとインターネット」をクリックします。 - ネットワークのリセット
画面をスクロールし、「ネットワークのリセット」をクリックします。 - 今すぐリセット
「今すぐリセット」ボタンをクリックし、指示に従ってPCを再起動します。
Edgeを最新バージョンにアップデートする
Edgeのバージョンが古い場合、既知のバグが原因でエラーが発生している可能性があります。
- Edgeのヘルプを開く
Edgeを開き、右上にある「…」(設定など)メニューをクリックします。 - ヘルプとフィードバックを選択
メニューから「ヘルプとフィードバック」を選択し、「Microsoft Edgeについて」をクリックします。 - アップデートの確認
Edgeが自動的に最新バージョンを確認し、利用可能なアップデートがあればインストールします。 - Edgeを再起動する
アップデートが完了したら、Edgeを再起動します。
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QUICプロトコルを再度有効化する方法
問題が解決し、再びQUICプロトコルを使用したい場合は、以下の手順で有効化できます。
- Edgeのアドレスバーにedge://flagsと入力する
Edgeを開き、アドレスバーに「edge://flags」と入力してEnterキーを押します。 - 「Experimental QUIC protocol」を検索する
検索ボックスに「Experimental QUIC protocol」と入力して検索します。 - ドロップダウンメニューを「Default」または「Enabled」に変更する
「Experimental QUIC protocol」の設定項目を見つけ、ドロップダウンメニューを「Default」(既定)または「Enabled」(有効)に戻します。 - Edgeを再起動する
ページ下部の「Restart」ボタンをクリックしてEdgeを再起動します。
通常、QUICプロトコルはデフォルトで有効になっており、パフォーマンス向上に寄与するため、問題が解決した場合は再度有効にすることをお勧めします。
| 項目 | QUICプロトコル有効時 | QUICプロトコル無効時 |
|---|---|---|
| 通信速度 | UDPベースで高速な通信が期待できる | TCPベースの標準的な通信となる |
| 接続確立 | TCPより高速な接続確立が可能 | 標準的なTCP接続確立時間となる |
| ネットワーク切り替え | 接続を維持したままネットワーク間をスムーズに移行できる | ネットワーク切り替え時に接続が切断される場合がある |
| エラー発生時の影響 | ERR_QUIC_PROTOCOL_ERRORなどのQUIC関連エラーが発生する可能性がある | QUIC関連のエラーは発生しないが、他のTCP関連エラーの可能性は残る |
【要点】EdgeのERR_QUIC_PROTOCOL_ERROR解決策
- Experimental QUIC protocolの無効化: Edgeのflags設定でQUICプロトコルを無効にし、エラーを解消します。
- キャッシュとCookieの削除: Edgeの閲覧データをクリアし、破損したデータによる問題を解決します。
- ネットワーク設定のリセット: Windowsのネットワーク設定を初期化し、通信環境を改善します。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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