業務でEdgeを利用している際、Webサイトのフォームに誤って入力した情報や、個人情報が入力履歴として残ってしまうと、情報漏えいのリスクやプライバシーの問題が生じる可能性があります。
Edgeのフォーム入力履歴は、設定から簡単に削除できます。
この記事では、Edgeに保存されたフォーム入力履歴を完全に削除し、情報を保護するための具体的な手順を解説します。
【要点】Edgeのフォーム入力履歴を削除する方法
- 閲覧データの削除: Edgeの設定から「自動入力フォームデータ」を選択し、まとめて履歴を削除します。
- 自動入力設定の個別管理: 保存された住所やクレジットカード情報を個別に削除し、今後の自動入力を制御します。
- 特定のフォームフィールド履歴の削除: 入力フォーム上で不要な履歴をピンポイントで削除できます。
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目次
フォーム入力履歴の概要と削除の必要性
Edgeには、Webサイトのフォームに入力した情報を記憶し、次回以降の入力を自動化する「自動入力」機能が搭載されています。
この機能は利便性が高い一方で、共有PCや業務PCで利用している場合、過去の入力履歴から個人情報や機密情報が露見する可能性があります。
意図しない情報が候補として表示され、誤入力を誘発する原因にもなりかねません。
定期的にフォーム入力履歴を削除することは、セキュリティとプライバシー保護の観点から非常に重要です。
Edgeのフォーム入力履歴には、テキスト入力のほか、住所や電話番号、クレジットカード情報などが含まれます。
Windows 11とWindows 10のEdgeで、フォーム入力履歴の管理方法に大きな違いはありません。
Edgeのフォーム入力履歴を削除する手順
Edgeのフォーム入力履歴を削除するには、いくつかの方法があります。
ここでは、まとめて削除する方法と、個別に管理する方法、特定のフィールドのみを削除する方法を解説します。
閲覧データを削除する方法
Edgeの設定から、閲覧データの一部としてフォーム入力履歴をまとめて削除する手順です。
- Edgeの設定を開く
Edgeブラウザを開き、画面右上の「…」(設定など)アイコンをクリックします。表示されるメニューから「設定」を選択してください。 - 「プライバシー、検索、サービス」へ移動する
左側のナビゲーションメニューで「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - 閲覧データをクリアする
「閲覧データをクリア」セクション内の「クリアするデータの選択」ボタンをクリックします。 - 削除するデータを選択する
「閲覧データをクリア」ダイアログが表示されます。「時間の範囲」で「すべての期間」を選択します。次に「自動入力フォームデータ(パスワードを含む)」のチェックボックスをオンにします。パスワードも同時に削除したい場合は、この項目にチェックを入れます。 - データを今すぐクリアする
「今すぐクリア」ボタンをクリックすると、選択した期間のフォーム入力履歴が削除されます。
自動入力設定を個別に管理する方法
保存された住所やクレジットカード情報など、特定の自動入力データを個別に削除する手順です。
- Edgeの自動入力設定ページを開く
Edgeブラウザのアドレスバーに edge://settings/personalinfo と入力し、Enterキーを押します。 - 住所とその他の情報を管理する
「個人情報」セクションが表示されます。「住所とその他の情報」の項目で、保存されている住所や電話番号の一覧が表示されます。不要な情報の右側にある「…」アイコンをクリックし、「削除」を選択します。 - クレジットカード情報を管理する
クレジットカード情報も同様に、edge://settings/payments にアクセスして管理できます。不要な情報の右側にある「…」アイコンをクリックし、「削除」を選択します。 - 自動入力を無効にする
今後、自動入力機能を完全に停止したい場合は、「情報の自動入力を保存して入力する」のトグルスイッチをオフにします。
特定のフォームフィールド履歴を削除する方法
Webサイトの入力フォームで、表示される特定の履歴だけを削除する手順です。
- フォームフィールドにカーソルを置く
削除したい履歴が表示されるWebサイトの入力フォームにカーソルを合わせます。 - 削除したい履歴を選択する
入力候補として表示される履歴の中から、削除したい項目にマウスカーソルを合わせます。 - ShiftキーとDeleteキーで削除する
選択した履歴がハイライトされた状態で、キーボードのShiftキーとDeleteキーを同時に押します。これにより、その特定の履歴のみが削除されます。
フォーム入力履歴削除時の注意点とよくある疑問
フォーム入力履歴を削除する際には、いくつかの注意点があります。
これらを理解しておくことで、意図しない挙動や情報漏えいを防げます。
同期設定による再表示
Edgeの同期機能が有効な場合、他のデバイスで保存されたフォームデータが同期され、削除したはずの履歴が再度表示されることがあります。
同期設定を確認し、必要に応じて「プロファイル」から「同期」設定に進み、「個人情報」の同期をオフにするか、同期データをクラウドから削除することを検討してください。
これにより、他のデバイスからのデータ同期を防ぐことができます。
パスワードの削除
「閲覧データをクリア」で「自動入力フォームデータ(パスワードを含む)」を選択した場合、パスワードも削除されます。
しかし、「自動入力フォームデータ」のみを選択し「パスワード」にチェックを入れないと、パスワードは削除されません。
パスワードのみを削除したい場合は、edge://settings/passwords にアクセスし、個別に削除してください。
Webサイト側のキャッシュやCookie
Edgeのフォーム入力履歴を削除しても、Webサイト側がCookieやローカルストレージに情報を保持している場合があります。
これにより、フォームを再入力する際に情報が自動で補完されることがあります。
完全に情報を削除したい場合は、「閲覧データをクリア」の際に「Cookieおよびその他のサイトデータ」も選択し、削除することをおすすめします。
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EdgeとChromeのフォーム入力履歴管理の違い
| 項目 | Edge | Chrome |
|---|---|---|
| 設定画面のアクセス | edge://settings/personalinfo | chrome://settings/autofill |
| 閲覧データ削除 | 「プライバシー、検索、サービス」から「クリアするデータの選択」 | 「プライバシーとセキュリティ」から「閲覧履歴データの削除」 |
| 個別削除 | 設定画面で保存された住所やカード情報を個別に削除 | 設定画面で保存された住所やカード情報を個別に削除 |
| フィールドごとの削除 | Shift + Deleteキー | Shift + Deleteキー |
| 同期機能 | Microsoftアカウントを通じて同期 | Googleアカウントを通じて同期 |
EdgeとChromeはどちらもChromiumベースのブラウザであり、フォーム入力履歴の管理方法には多くの共通点があります。
基本的な設定画面の配置や、個別削除、フィールドごとの削除操作はほぼ同じです。
主な違いは、設定画面への直接アクセスURLと、同期に利用するアカウント(MicrosoftアカウントかGoogleアカウントか)です。
どちらのブラウザも、ユーザーのプライバシー保護と利便性のバランスを考慮した設計になっています。
まとめ
Edgeのフォーム入力履歴を削除することは、情報セキュリティとプライバシー保護のために重要な操作です。
本記事で解説した「閲覧データの削除」「自動入力設定の個別管理」「特定のフォームフィールド履歴の削除」の手順を実行すれば、不要な情報を完全に削除できます。
定期的な履歴削除やEdgeの同期設定の見直しを行い、安全なブラウジング環境を維持してください。
これにより、業務における情報管理の精度を高めることができます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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