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【Edge】更新サイクルを「45日固定」とEdgeで指定するEnterprise更新ポリシー手順

【Edge】更新サイクルを「45日固定」とEdgeで指定するEnterprise更新ポリシー手順
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企業でMicrosoft Edgeを利用する際、更新のタイミングを一定に保ちたい場合があります。特に新バージョンの検証や社内システムとの互換性確認のために、更新サイクルを固定することが求められます。この記事では、EdgeのEnterprise更新ポリシーを使って更新サイクルを45日固定に設定する手順を解説します。グループポリシーまたはレジストリを用いた2つの方法を紹介します。

【要点】Edgeの更新サイクルを45日固定にするためのポリシー設定

  • グループポリシー設定: 管理用テンプレートを読み込み、ポリシーを有効にして45日を指定します。
  • レジストリ編集: 直接レジストリに値を書き込む方法もあります。バックアップを忘れずに行います。
  • 適用後の確認: edge://policyでポリシーが適用されていることを確認します。

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EdgeのEnterprise更新ポリシーとは

Edgeは標準では自動更新が行われ、更新のたびに最新版になります。しかし企業環境では、更新を段階的に展開したり、固定のサイクルで更新を適用したい場合があります。そこで「Enterprise更新」ポリシーが用意されています。このポリシーを設定すると、Edgeは指定した日数(最長45日)だけ更新を遅らせます。つまり最新版から45日以内は更新されず、45日経過後に強制的に更新されます。これにより、IT管理者が更新タイミングをコントロールできるようになります。

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グループポリシーで更新サイクルを45日固定にする手順

グループポリシーを使う方法は、Windows Pro/Enterpriseエディションでのみ利用できます。手順を以下に示します。

  1. Edgeの管理用テンプレートをダウンロードする
    Microsoft公式サイトから「Microsoft Edge 更新ポリシー テンプレート (ADMX)」をダウンロードします。ダウンロード後、ファイルを中央ストア(%SystemRoot%\PolicyDefinitions)にコピーするか、ローカルに配置します。
  2. ローカルグループポリシーエディタを開く
    [Windows]キー + [R]キーを押して「gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押します。表示されたエディタで、[コンピュータの構成]または[ユーザーの構成]を選択します。
  3. ポリシーの場所に移動する
    [コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] – [Microsoft Edge] – [更新] の順に展開します。
  4. 「更新ポリシーを上書きする」を構成する
    「更新ポリシーを上書きする」をダブルクリックし、[有効]を選択します。オプションの「更新を遅らせる期間(日)」に「45」と入力します。[OK]をクリックして設定を保存します。
  5. ポリシーを適用する
    管理者としてコマンドプロンプトを開き、「gpupdate /force」と入力して実行します。またはPCを再起動します。
  6. ポリシーの適用を確認する
    Edgeを起動し、アドレスバーに「edge://policy」と入力します。一覧に「UpdatePolicyOverride」が表示され、値が「45」であれば成功です。

レジストリ編集で更新サイクルを設定する手順

Windows Homeエディションなどグループポリシーが使えない環境では、レジストリを直接編集する方法が有効です。必ず事前にレジストリのバックアップを取ってから行ってください。

  1. レジストリエディタを開く
    [Windows]キー + [R]キーを押して「regedit」と入力し、Enterキーを押します。ユーザーアカウント制御の確認画面では[はい]をクリックします。
  2. キーを作成する
    以下のパスに移動します。キーが存在しない場合は新規作成します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
  3. DWORD値を作成する
    右クリックから[新規] – [DWORD (32ビット) 値]を選択します。名前を「UpdatePolicyOverride」に変更し、値を「1」に設定します。同じ場所にもう一つ「UpdatePolicyOverride」を追加し、値を「1」にしないように注意が必要です。実際には「UpdatePolicyOverride」という名前のDWORDが1つだけあれば良いので、正しくは「UpdatePolicy」という名前のDWORDを追加します。
    正しい手順は以下の通りです:
    「UpdatePolicyOverride」DWORDを作成し、値を「1」にします。
    次に「UpdatePolicy」DWORDを作成し、値を「45」にします。
  4. 変更を適用する
    コマンドプロンプトを管理者として開き、「gpupdate /force」を実行するか、PCを再起動します。
  5. 確認する
    Edgeのアドレスバーに「edge://policy」と入力し、ポリシーが反映されていることを確認します。

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設定時の注意点とよくある問題

ポリシー設定後、意図通りに動作しない場合があります。以下の点を確認してください。

ポリシーが適用されない場合

グループポリシーが競合している可能性があります。ドメイン環境では、ドメインポリシーがローカルポリシーより優先されます。その場合は、ドメイン側で同様のポリシーを設定する必要があります。レジストリを使った場合、32ビット版と64ビット版のキーが混在していないか確認しましょう。64ビットOSでは、32ビットアプリケーション用のレジストリパス(Wow6432Node)が別途存在しますが、Edgeは64ビットの場合が多いので、正しいパスに設定してください。

45日固定にした後の更新動作

ポリシーが有効な間、Edgeは最新版がリリースされてから45日間は更新を自動的にダウンロードしません。ユーザーが手動で更新を確認しても「最新です」と表示されるだけです。45日経過後に次回起動時に自動更新されます。ただし、セキュリティ更新などの緊急更新は通常の更新とは別に適用されることがあります。ポリシーを無効にすると、即座に通常の更新動作に戻ります。

Homeエディションでの制限

Windows Homeではローカルグループポリシーエディタが利用できません。そのためレジストリ編集が唯一の方法です。レジストリ編集に不安がある場合は、.regファイルを作成してダブルクリックで適用することも可能です。以下の内容をメモ帳にコピーし、拡張子を.regで保存して実行します。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge]
"UpdatePolicyOverride"=dword:00000001
"UpdatePolicy"=dword:0000002d

グループポリシーとレジストリ編集の比較

それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。環境に合わせて選択してください。

項目 グループポリシー レジストリ編集
設定のしやすさ GUIで直感的に設定できる 手動でキーと値を追加するためやや手間
対象OS Windows Pro/Enterprise以上 全エディション(Home含む)
管理の容易さ ドメイン環境で一括管理しやすい スクリプトで一括適用可能だが管理は個別
誤操作リスク 低い(入力値の間違い以外) 高い(レジストリ破損の可能性)
適用確認 edge://policyで確認 edge://policyで確認

まとめ

この記事では、Edgeの更新サイクルを45日固定にするEnterprise更新ポリシーの設定方法を解説しました。グループポリシーまたはレジストリを使って簡単に設定できます。これにより、社内での更新管理が容易になります。設定後は必ずedge://policyでポリシーが反映されていることを確認しましょう。応用として、更新サイクルを他の日数(例:30日)に変更することも可能です。また、レジストリファイルを使って複数のPCに配布することもできます。


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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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