Edgeを起動するたびに毎回シークレットモード(InPrivate)を選んでいると、手間がかかります。特に業務でプライベートブラウジングを常用する方にとっては、ワンクリックでシークレットモードに入れる仕組みがあると便利です。Edgeには起動オプション「–inprivate」というコマンドラインスイッチが用意されており、このオプションをショートカットに追加することで、クリック一つでシークレット専用のEdgeを起動できます。この記事では、その具体的な設定手順を詳しく解説します。
【要点】Edgeのシークレット専用ショートカット作成手順
- ショートカットの作成: デスクトップやタスクバーにEdgeのショートカットを新規作成します。
- 起動オプションの追加: ショートカットのプロパティでリンク先に「–inprivate」を追記します。
- 適用と動作確認: 設定を適用後、作成したショートカットから起動してシークレットモードで開くか確認します。
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目次
「–inprivate」起動オプションの概要と仕組み
Edgeにはコマンドラインから動作を制御するための起動オプションが複数用意されています。「–inprivate」はその一つで、Edgeをシークレットモード(InPrivateブラウジング)で起動するよう指示するスイッチです。このオプションをショートカットのリンク先に追加することで、通常起動とは別にシークレット専用の入口を作れます。
この機能を利用するための前提条件は特にありません。Windows 10およびWindows 11のどのエディションでも使用できます。ただし、Edgeのバージョンによっては、後述のグループポリシーでシークレットモード自体が無効化されていると、オプションを付けても通常モードで起動する場合があるので注意してください。
シークレット専用Edgeを起動するショートカットを作成する手順
以下では、デスクトップにショートカットを作成する方法を説明します。タスクバーやスタートメニューにピン留めする場合も、同様の手順でプロパティを編集できます。
- デスクトップにショートカットを作成する
デスクトップの何もない場所で右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択します。項目の場所を入力する画面が表示されます。 - Edgeの実行ファイルパスを入力する
「参照」ボタンをクリックし、Edgeがインストールされているフォルダから「msedge.exe」を選択します。標準的なインストール先は「C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe」です。選択後、「次へ」をクリックします。 - ショートカットの名前を決める
わかりやすい名前(例:「Edge InPrivate」)を入力し、「完了」をクリックします。デスクトップにショートカットが作成されます。 - ショートカットのプロパティを開く
作成したショートカットを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「リンク先」という項目に、先ほど指定したパスが表示されています。 - 起動オプション「–inprivate」を追加する
「リンク先」の末尾に半角スペースを一つ入れ、続けて「–inprivate」と入力します。正しくは、例えば「”C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe” –inprivate」のようになります。ダブルクォーテーションの外側に追加するのがポイントです。 - 設定を適用する
「適用」→「OK」をクリックしてプロパティを閉じます。これでショートカットの準備は完了です。 - 動作を確認する
作成したショートカットをダブルクリックして起動します。Edgeがシークレットモード(アドレスバー左に「InPrivate」のアイコンが表示)で起動すれば成功です。
タスクバーにピン留めしているショートカットにも同じ設定を反映できます。タスクバーのEdgeアイコンを右クリックし、さらにEdgeアイコンをもう一度右クリックして「プロパティ」を開けば、同様にリンク先を編集できます。
よくある失敗と注意点
リンク先の編集ミス
「–inprivate」の前に半角スペースを入れ忘れたり、ダブルクォーテーションの内側に追加してしまうと、オプションが認識されません。必ず「msedge.exe”」の後に半角スペースを入れてから「–inprivate」と記述してください。
グループポリシーでシークレットモードが無効化されている
企業の管理下にあるPCでは、グループポリシーによってInPrivateブラウジング自体が無効化されている場合があります。その場合、オプションを正しく設定しても通常モードで起動します。その際は管理者に相談する必要があります。
Edgeの更新でオプションが無効になることはない
Edgeのアップデートによって「–inprivate」オプションが使えなくなることは基本的にありません。長期間にわたって安定して利用できます。
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通常起動とシークレット専用起動の比較
| 項目 | 通常起動 | シークレット専用起動(–inprivate) |
|---|---|---|
| 起動方法 | 通常のEdgeショートカット | –inprivateオプション付きショートカット |
| 履歴・Cookieの保存 | すべて保存される | 一切保存されない |
| 拡張機能の動作 | 通常通り(拡張機能による) | 既定ではオフ、手動で有効化可能 |
| セッションの継続性 | タブやログイン状態を維持 | 毎回クリーンな状態で開始 |
| 用途 | 日常のブラウジング | 公共端末や一時的なログイン、テスト |
まとめ
Edgeの起動オプション「–inprivate」をショートカットに追加することで、シークレットモードをワンクリックで起動できるようになります。この設定は非常に簡単で、短時間で完了します。業務でプライベートブラウジングを頻繁に使う方は、ぜひデスクトップやタスクバーに専用のショートカットを用意してみてください。また、同様の方法で「–kiosk」オプションを使うと、Edgeをキオスクモードで起動することも可能です。自分に合った起動オプションを活用して、Edgeの操作性を高めてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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