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【Edge】メモリリーク発生時のEdgeプロセスを「edge://memory-internals」で分析する手順

【Edge】メモリリーク発生時のEdgeプロセスを「edge://memory-internals」で分析する手順
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Edgeの動作が遅くなったり、メモリ使用量が異常に増えてパソコン全体が重くなる現象が起きたことはありませんか。その原因はメモリリークと呼ばれる、解放されないメモリが蓄積する問題である可能性が高いです。Edgeには専用の診断ページ「edge://memory-internals」が用意されており、各プロセスが使用しているメモリの詳細を確認できます。本記事では、このツールを使ってメモリリークの原因を特定し、解決につなげる手順を解説します。

【要点】edge://memory-internalsでメモリリークを分析するポイント

  • edge://memory-internalsへのアクセス: このURLを開くと、全プロセスのメモリ使用量が一覧表示されます。
  • プロセスタイプの確認: レンダラーや拡張機能など、種類ごとにメモリ消費を比較できます。
  • メモリダンプの取得: 特定プロセスの詳細な内部状態を取得し、リーク原因を追跡できます。

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edge://memory-internalsの概要とできること

edge://memory-internalsは、Edgeが内部的に管理するメモリ情報を表示する診断ページです。通常のタスクマネージャーでは見られない、各サブプロセスの詳細なメモリ割り当てや、プロセス間の共有メモリの状況などを確認できます。このツールを使うことで、どのプロセスが異常にメモリを消費しているか、リークの疑いがあるプロセスを特定することが可能です。また、メモリダンプを生成して、さらに高度な解析に役立てることもできます。

前提条件と注意点

この機能を利用するには、Edgeのバージョンが最新であることを確認してください。古いバージョンでは表示が異なる場合があります。また、edge://memory-internalsはあくまで診断ツールであり、直接メモリを解放する機能はありません。原因特定後は、該当プロセスを終了させたり、拡張機能を無効にするなどの対処が必要です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

edge://memory-internalsを使った分析手順

ここからは、実際にedge://memory-internalsを開いてメモリリークを分析する方法を、具体的なステップで説明します。操作はWindows 11のEdge(最新版)を基準としています。

基本分析:プロセス一覧の確認

  1. Edgeのアドレスバーに「edge://memory-internals」と入力する
    Enterキーを押すと、専用の診断ページが表示されます。ページが開かない場合は、Edgeを最新版にアップデートしてください。
  2. ページ上部のプロセス一覧を確認する
    「Processes」セクションに、すべての実行中プロセスが表示されます。各プロセスの「Memory (Private)」列が、そのプロセスが専有しているメモリ量です。数値が大きいプロセスをピックアップしましょう。
  3. プロセスタイプでフィルタする
    「Type」列には「Browser」「Renderer」「GPU」「Extension」などのプロセスタイプが表示されます。メモリリークはRenderer(タブ)やExtensionで発生しやすいため、これらの値に注目します。
  4. ソート機能で異常値を探す
    列見出しをクリックすると、その列でソートできます。「Memory (Private)」をクリックして降順に並べ替え、上位のプロセスがメモリを多く消費しているプロセスです。

詳細分析:特定プロセスのメモリダンプ取得

  1. プロセスに「ダンプ」ボタンがあるか確認する
    各プロセス行の右端に「Dump」ボタンが表示されます(一部プロセスのみ)。このボタンをクリックすると、そのプロセスのメモリダンプが生成されます。
  2. ダンプ生成をクリックする
    確認ダイアログが表示されたら「OK」をクリックします。Edgeが一時的に応答しなくなる場合がありますが、処理が完了するまで待ちます。
  3. ダンプファイルを保存する
    ダンプが完了すると、ファイル保存ダイアログが開きます。任意の場所に.dmpファイルを保存してください。このファイルを後で解析ツール(WinDbgなど)で開くと、メモリリークの根本原因を特定できます。
  4. プロセスを疑う場合は「End process」を試す
    「End process」ボタンをクリックすると、そのプロセスを強制終了できます。ただし、Rendererを終了すると該当タブが閉じます。メモリリークが疑われる場合、プロセスを終了してメモリが解放されるか確認します。

注意点とよくある失敗例

プロセス一覧が表示されない場合

edge://memory-internalsが真っ白になる、またはエラーが表示される場合があります。その原因として、Edgeのプロセスがクラッシュしているか、管理者権限が不足している可能性があります。Edgeを再起動してから再度アクセスしてみてください。それでも表示されない場合は、Edgeの修復インストールを検討します。

ダンプボタンが表示されないプロセスがある

すべてのプロセスにダンプ機能が用意されているわけではありません。特にシステムプロセス(Browserなど)にはダンプボタンがありません。そのため、メモリリークが疑われる場合でも、ダンプが取れないプロセスについては、タスクマネージャーで強制終了するしか方法がないこともあります。

メモリ使用量の数値が大きすぎて判断に迷う

プロセスによっては、正常時でも多くのメモリを使うものがあります(例えば、動画再生中のRendererや、多数のタブを開いている場合)。メモリリークの判断は、時間経過とともにメモリ使用量が増加し続けているかどうかで行います。edge://memory-internalsではリアルタイム更新されないため、数分おきに再読み込みして変化を観察してください。

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edge://memory-internalsとタスクマネージャーの比較

項目 edge://memory-internals Edgeのタスクマネージャー
アクセス方法 アドレスバーにURL入力 Shift+Escキー
表示情報 プロセスごとの詳細なメモリ内訳、共有メモリ CPU、メモリ、ネットワークの簡易値
メモリダンプ機能 一部プロセスで利用可能 なし
プロセス終了 「End process」ボタンあり 「タスクの終了」ボタンあり
更新頻度 手動更新(F5) リアルタイム更新

この表から分かるように、edge://memory-internalsは詳細なメモリ分析に特化しており、メモリリークの原因調査に適しています。一方、タスクマネージャーは簡易的に状況を把握するのに便利です。両者を使い分けることで効率的にトラブルシューティングが行えます。

まとめ

本記事では、edge://memory-internalsを使ったメモリリーク分析の手順を解説しました。プロセス一覧の確認方法、メモリダンプの取得方法、注意点を理解することで、Edgeのメモリ問題に自力で対処できるようになります。次に、原因が特定できたら、該当する拡張機能を無効にする、不要なタブを閉じる、Edgeを再起動するなどの対策を実行してください。さらに詳しい解析が必要な場合は、保存したダンプファイルを専門のデバッガで分析することも検討しましょう。


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この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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