お子様がMicrosoft Edgeを安全に使えるようにしたいと考えていませんか。Edgeにはプロファイルに「読み取り専用モード」を設定する機能があります。このモードを使うと、子供が設定や拡張機能を変更できなくなります。本記事では、読み取り専用モードの有効化手順と、その後の監査方法を詳しく解説します。
【要点】Edgeのプロファイルを読み取り専用にして子供用にロックする方法
- 読み取り専用モードの有効化: レジストリまたはグループポリシーで設定し、プロファイルの編集を禁止します。
- 監査ログの確認: イベントビューアーでEdgeのアクセス記録を確認し、不正変更を検出します。
- ポリシーの適用確認: edge://policyページで設定内容を確認し、確実にロックされているかをチェックします。
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目次
Edgeの読み取り専用モードの概要と子供用ロックの仕組み
Edgeのプロファイル読み取り専用モードは、特定のプロファイルに対する変更を禁止する機能です。有効にすると、子供がプロファイル名の変更、同期設定の変更、拡張機能の追加や削除、テーマの変更などを行えなくなります。これは「レジストリ」または「グループポリシー」で設定し、そのプロファイルを完全にロックします。ただし、閲覧自体は通常通り行えます。このモードは、子供が誤って設定を変更したり、不適切な拡張機能をインストールするのを防ぐ目的で利用します。
読み取り専用モードの適用対象
このモードは、個別のプロファイルに対して適用します。例えば、子供用のプロファイル「こども」を作成し、そのプロファイルだけを読み取り専用に設定できます。管理者アカウントのプロファイルは通常のまま残せるため、親が管理する際の利便性を損ないません。
必要な環境
この設定を行うには、Windowsの管理者権限が必要です。また、Edgeのバージョンは最新であることを推奨します。グループポリシーはWindows Pro以上で利用可能ですが、レジストリ編集はWindows Homeでも行えます。
Edgeのプロファイルを読み取り専用モードに設定する手順
以下の手順では、レジストリを使用して子供用プロファイルを読み取り専用にロックします。グループポリシーを使う方法も併記しますが、まずはレジストリから説明します。
レジストリで設定する手順
- プロファイルフォルダのパスを確認する
Edgeで子供用プロファイルを作成し、ログインします。アドレスバーに「edge://version」と入力し、プロファイルパスの欄を確認します。例えば「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Profile 2」のようなパスです。このパスを控えておきます。 - レジストリエディタを開く
Windowsのスタートメニューで「regedit」と検索し、レジストリエディタを管理者として開きます。 - キーを作成する
次のパスに移動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge」
もし「Edge」キーが存在しない場合は、右クリックで新規キーを作成し「Edge」と名付けます。 - 読み取り専用プロファイルの一覧を追加する
Edgeキーを右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選び、名前を「ReadOnlyList」にします。値をダブルクリックし、データを「1」に設定してOKを押します。 - 読み取り専用にするプロファイルのパスを指定する
同じEdgeキーで右クリック→「新規」→「文字列値」を選び、名前を「ReadOnlyListPath」にします。データに手順1で控えたプロファイルパスを入力します。例:「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Profile 2」 - Edgeを再起動する
すべてのEdgeウィンドウを閉じてから再度開きます。子供用プロファイルを選択し、設定画面がグレーアウトしていることを確認します。
グループポリシーで設定する手順(Windows Pro以上)
- ローカルグループポリシーエディタを開く
「gpedit.msc」を実行して開きます。 - ポリシーを参照する
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Microsoft Edge」と進みます。 - 読み取り専用プロファイル一覧を設定する
「読み取り専用にするプロファイル一覧」というポリシーをダブルクリックし、「有効」を選択します。表示されたボックスに、手順1で確認したプロファイルパスを入力します。 - 適用してEdgeを再起動する
「OK」をクリックし、Edgeを再起動して反映させます。
読み取り専用モードの注意点と監査方法
読み取り専用モードは強力ですが、いくつかの注意点があります。また、設定後は定期的に監査を行い、ロックが維持されているか確認すると安心です。
読み取り専用モードを適用したプロファイルでの制限事項
このモードでは、設定変更がブロックされる一方、ブックマークの追加や削除、履歴の消去などの操作も一部制限されることがあります。具体的には、設定画面から変更可能な項目の大半がグレーアウトします。ただし、ブラウジング自体には影響がなく、Webサイトの閲覧やダウンロードは通常通り行えます。
監査の手順:イベントビューアーで変更を確認する
読み取り専用モードをすり抜けて変更が行われたかどうかを確認するには、イベントビューアーを利用します。以下の手順で監査ログを確認します。
- イベントビューアーを開く
Windowsのスタートメニューで「イベントビューアー」と検索し開きます。 - Edgeのログをフィルターする
左ペインから「Windowsログ」→「Application」を選択します。右ペインの「現在のログをフィルター」をクリックし、イベントソースに「Microsoft Edge」と入力してフィルターを適用します。 - プロファイル変更に関するイベントを確認する
イベントID 3000(プロファイル作成)やイベントID 3001(プロファイル変更)などが記録されます。読み取り専用モードが有効な状態で変更が試みられた場合、エラーイベントが発生することがあります。
ポリシーの適用状態をedge://policyで確認する
Edgeのアドレスバーに「edge://policy」と入力し、ReadOnlyListとReadOnlyListPathのポリシーが表示されているか確認します。値が正しく設定されていれば、読み取り専用モードが有効です。もしポリシーが表示されない場合は、設定が正しく反映されていません。再度レジストリまたはグループポリシーを確認しましょう。
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通常モードと読み取り専用モードの比較
| 項目 | 通常プロファイル | 読み取り専用プロファイル |
|---|---|---|
| 設定変更 | 自由に変更可能 | 変更不可(グレーアウト) |
| 拡張機能の追加 | 追加・削除が可能 | 追加・削除不可 |
| ブックマークの編集 | 追加・削除・並び替え可能 | 追加は可能だが削除・編集は不可 |
| 閲覧履歴の削除 | 削除可能 | 削除不可 |
| プロファイル名の変更 | 変更可能 | 変更不可 |
まとめ
Edgeのプロファイル読み取り専用モードを設定することで、子供が誤って設定を変更するのを防げます。レジストリまたはグループポリシーを使って簡単に適用でき、監査もイベントビューアーで行えます。また、edge://policyページで設定の有効性を随時確認可能です。この機能を活用して、お子様のブラウジング環境を安全に管理しましょう。さらに、Edgeのファミリーセーフティ機能と組み合わせると、より強固なペアレンタルコントロールが実現します。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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