Edgeのタブが予期せず閉じられてしまい、復元できずに困っているビジネスマンもいるでしょう。通常、Edgeはクラッシュ時や終了時に開いていたタブを記憶し、次回起動時に自動で復元します。しかし、何らかの理由でこの自動復元が機能しない場合があります。この記事では、Edgeの起動オプション「–restore-last-session」を使用して、閉じられたタブを強制的に復元する手順を解説します。
これにより、作業中のタブを失うリスクを減らし、業務の継続性を高めることができます。
【要点】Edgeタブを強制復元する手順
- Edgeのショートカットを作成する: 既存のEdgeショートカットを複製し、編集可能にします。
- 起動オプションを追加する: 作成したショートカットのプロパティで、リンク先に「–restore-last-session」を追加します。
- オプション付きでEdgeを起動する: 編集したショートカットからEdgeを起動し、タブの復元を試みます。
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目次
Edgeのセッション復元機能の仕組み
Edgeは、ユーザーがブラウザを閉じる際やクラッシュした際に、開いていたタブのリストとURLをセッションファイルに保存します。次回Edgeが起動されると、このセッションファイルを確認し、保存されていたタブを自動的に再読み込みします。この機能は、作業の中断を防ぎ、ユーザー体験を向上させるために重要です。
しかし、セッションファイルが破損したり、Edgeの予期せぬ終了が原因で正しく保存されなかったりすると、自動復元機能が正常に動作しないことがあります。そのような場合に、起動オプションが役立ちます。
Edgeタブを強制復元する手順
Edgeの起動オプション「–restore-last-session」は、通常、Edgeのショートカットのリンク先に追記して使用します。このオプションを指定することで、Edgeは終了時のセッション情報を強制的に読み込もうとします。
- Edgeのショートカットを作成する
まず、Edgeのショートカットをデスクトップなどに複製します。既存のショートカットを右クリックし、「コピー」を選択します。次に、デスクトップの何もない場所を右クリックし、「貼り付け」を選択してください。 - ショートカットのプロパティを開く
作成した新しいEdgeショートカットを右クリックし、「プロパティ」を選択します。 - リンク先に起動オプションを追加する
プロパティウィンドウが開いたら、「ショートカット」タブを選択します。 - 「リンク先」フィールドを編集する
「リンク先」という項目に、現在のEdgeの実行ファイルパスが表示されています。このパスの末尾に、半角スペースを1つ空けて「–restore-last-session」と入力します。 - 設定を適用して閉じる
編集が終わったら、「適用」ボタンをクリックし、次に「OK」ボタンをクリックしてプロパティウィンドウを閉じます。 - 編集したショートカットからEdgeを起動する
作成した、起動オプションが追加されたEdgeショートカットをダブルクリックしてEdgeを起動します。 - タブが復元されているか確認する
Edgeが起動したら、以前開いていたタブが復元されているか確認してください。
注意点とよくある失敗例
起動オプションを追加してもタブが復元されない場合
「–restore-last-session」オプションを使用してもタブが復元されない場合、セッションファイル自体が破損している可能性があります。この場合、Edgeの設定から履歴データをクリアしたり、Edgeのキャッシュを削除したりすることで改善する場合があります。
対処法:
- Edgeの設定を開く
Edgeの右上にある「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。 - 「プライバシー、検索、サービス」を選択
左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - 「閲覧データをクリア」を選択
「閲覧データをクリア」セクションの「クリアするデータの選択」ボタンをクリックします。 - 履歴とキャッシュを削除する
「時間の範囲」を「すべての期間」に設定し、「閲覧履歴」「Cookieおよびその他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「今すぐクリア」をクリックします。 - Edgeを再起動し、オプション付きで起動する
Edgeを一度完全に終了させてから、再度「–restore-last-session」オプションを追加したショートカットから起動してみてください。
ショートカットのリンク先を間違って編集してしまう
「リンク先」フィールドの編集を誤ると、Edgeが起動しなくなったり、意図しない動作をしたりする可能性があります。パスの末尾に半角スペースを入れ忘れたり、余計な文字を追加したりしないように注意してください。
正しい編集例:
例:「C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe」
上記パスの末尾に半角スペースを1つ空けて「–restore-last-session」を追加します。
Windows 10とWindows 11での違い
Edgeの起動オプションを使用する手順は、Windows 10とWindows 11で基本的に同じです。ショートカットの作成方法やプロパティの表示方法に大きな違いはありません。Edgeのバージョンが古い場合でも、この起動オプションは有効なことが多いです。
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EdgeとChromeのセッション復元機能の比較
| 項目 | Edge | Chrome |
|---|---|---|
| 自動復元機能 | あり | あり |
| セッションファイル保存場所 | OSのユーザープロファイル内 | OSのユーザープロファイル内 |
| 手動復元オプション | 「–restore-last-session」起動オプション | 「–restore-last-session」起動オプション |
| 履歴データクリア | 設定メニューから可能 | 設定メニューから可能 |
EdgeとChromeはどちらもChromiumベースのブラウザであるため、セッション復元機能の基本的な仕組みや、起動オプションによる手動復元の方法は非常に似ています。どちらのブラウザでも、タブが失われた際に「–restore-last-session」オプションが有効な手段となります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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