Edgeの右側にある「サイドバー」が邪魔!誤クリックを防ぐ完全無効化・非表示設定【2025年最新版】

Edgeの右側にある「サイドバー」が邪魔!誤クリックを防ぐ完全無効化・非表示設定【2025年最新版】
🛡️ 超解決

Microsoft Edgeを使っていると、画面の右側にずっと表示されている「サイドバー(細長いアイコンの列)」
スクロールバーを操作しようとして誤って「買い物カゴ(ショッピング)」や「ゲーム」のアイコンをクリックしてしまい、作業が中断されてイライラした経験はないでしょうか?

この記事では、Edgeのサイドバーを「一瞬で消すショートカット」から、「設定での完全無効化」、さらには「レジストリを使った強制非表示(企業・上級者向け)」まで、あらゆるレベルの対処法を網羅して解説します。

Copilotアイコン(bマーク)の消し方も含め、これでEdgeの画面を広く、快適に使いましょう。

【結論】3秒で消すならショートカットキー

設定画面を開くのが面倒な場合、キーボード操作だけで一瞬で表示・非表示を切り替えられます。

基本のショートカット

[Ctrl] + [Shift] + [/]

  • [Ctrl] キーと [Shift] キーを押しながら、[/](スラッシュ/め・ろのキー)を押します。
  • これだけでサイドバーが出たり消えたりします。

もしこれで消えない場合、または「二度と出てこないように設定したい」場合は、以下の手順に進んでください。

方法1:Edgeの「設定」からサイドバーを常に非表示にする

最も一般的で安全な方法です。誤操作で復活しないよう、設定自体をオフにします。

手順

  1. Edgeの画面右上にある […](3点リーダー)をクリックします。
  2. メニュー下部の [設定](歯車アイコン)をクリックします。
  3. 左側のメニューから [サイドバー] を選択します。
  4. 「サイドバーを常に表示する」というスイッチがありますので、これを [オフ](左側・グレーの状態)にします。

これで、右側のアイコン列は消滅します。

※注意:「Copilotアイコン」だけ残る場合

サイドバーを消しても、右上に「Copilot(青いリボンのようなアイコン、旧Bingアイコン)」だけが残ることがあります。これも消したい場合は、同じ画面で設定します。

  1. [設定] > [サイドバー] を開きます。
  2. 「アプリと通知の設定」項目内にある [Copilot] をクリックします。
  3. 「Copilot を表示する」のスイッチを [オフ] にします。

これで画面右側は完全にスッキリし、Webページを画面いっぱいに表示できるようになります。

方法2:特定の「邪魔なアイコン」だけを個別に消す

「サイドバー自体はあってもいいが、ショッピング(鞄マーク)やゲームだけ消したい」という場合は、個別削除がおすすめです。

  1. サイドバーの下部にある [+] ボタンをクリックします。
  2. 「管理」画面が表示されます。
  3. [ショッピング][ゲーム][ツール] など、不要なアプリのスイッチを個別に [オフ] にします。

こうすることで、自分が使う「Outlook」や「電卓」などの便利機能だけを残し、誤クリックの元凶となる広告的なアイコンだけを排除できます。

方法3:マウスオーバー(カーソルを乗せた時)の反応を止める

「消したくはないが、マウスが通っただけで勝手に開くのがウザい」という場合は、ホバー設定を見直します。

  1. [設定] > [サイドバー] を開きます。
  2. 「サイドバーを自動的に隠す」をオンにしている場合に表示されるオプションを確認します。
  3. 「マウス カーソルを合わせるとサイドバーを表示する」というスイッチがあれば、これを [オフ] にします。

これで、クリックしない限りサイドバーは反応しなくなります。

方法4:【上級編】レジストリ/ポリシーで「完全無効化」する

会社のPCなどで「設定を変更しても、再起動すると勝手にサイドバーが復活する」場合や、「管理者として全社員のPCからサイドバーを消し去りたい」場合は、Windowsのシステム設定(レジストリまたはグループポリシー)で強制的に機能を殺す必要があります。

※この操作はWindowsの設定を直接書き換えるため、自己責任で行ってください。

レジストリ エディターを使う手順 (Windows Home/Pro共通)

  1. キーボードの [Windows] + [R] を押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. regedit と入力して [OK] を押し、レジストリ エディターを起動します。
  3. 以下のアドレスへ移動します(ない場合はキーを右クリックで「新規作成」してください)。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
  4. 右側の空白部分で右クリックし、[新規] > [DWORD (32ビット) 値] を選択します。
  5. 名前を HubsSidebarEnabled に変更します。
  6. 作成した HubsSidebarEnabled をダブルクリックし、値を 「0」 に設定して [OK] を押します。
  7. PCを再起動します。

これで、Edgeのサイドバー機能そのものが無効化され、設定画面からもオンにできなくなります。元に戻す場合は、値を「1」にするか、作成したキーを削除してください。

なぜ勝手にサイドバーが表示されるのか?

Microsoftは現在、自社のAIサービス「Copilot」や、ショッピング機能を通じた収益化を強力に推し進めています。
Edgeは単なる「Webを見るためのブラウザ」から、「Microsoftのサービスへの入り口」へと役割を変えつつあります。

そのため、Windows UpdateやEdgeの大型アップデートのタイミングで、設定が勝手にリセットされ、サイドバーが復活する現象が頻繁に報告されています。

「急に出るようになった」のは故障ではなく、Microsoftの仕様変更によるものです。イライラせずに、上記の手順で冷静に対処しましょう。

まとめ:自分の使いやすいEdgeを取り戻そう

Edgeのサイドバーは便利な機能も含んでいますが、使わない人にとっては画面を狭くするだけの邪魔な存在です。

  1. まずは [Ctrl] + [Shift] + [/] を試す。
  2. だめなら [設定] > [サイドバー] からオフにする。
  3. Copilotアイコンも個別にオフにする。
  4. それでも復活するなら レジストリ で根絶する。

この手順で、誤クリックのない快適なブラウジング環境を取り戻してください。
「超解決」では、他にもWindowsやEdgeの勝手な挙動を修正する方法を多数紹介しています。ぜひ他の記事も参考にしてください。