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【Edge】SmartScreenブロック画面のロゴをEdge企業向けに自社カスタムに置換する手順

【Edge】SmartScreenブロック画面のロゴをEdge企業向けに自社カスタムに置換する手順
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EdgeのSmartScreenブロック画面には既定でMicrosoftのロゴが表示されます。企業のIT管理者としては、自社のブランドに合わせてロゴを差し替えたいと考えるでしょう。この記事では、グループポリシーまたはレジストリを使って、SmartScreenブロック画面のロゴを自社カスタムの画像に置き換える手順を詳しく解説します。設定手順を理解すれば、一貫性のある企業ブランディングを実現できます。

【要点】SmartScreenブロック画面のロゴを自社カスタムに変更する方法

  • グループポリシーでの設定: 管理用テンプレートから「SmartScreenブロックページに会社のロゴを構成する」を有効にし、画像のローカルパスを指定します。
  • レジストリでの設定: レジストリエディターで指定のキーを作成し、画像ファイルのパスを文字列値として設定します。
  • 画像の要件: PNG形式、176×176ピクセル以内、20KB以下でなければなりません。

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SmartScreenブロック画面のロゴカスタマイズ機能の概要

SmartScreenはEdgeに組み込まれたセキュリティ機能で、危険なサイトやダウンロードをブロックした際に警告画面を表示します。この警告画面の上部にはMicrosoftのロゴが表示されていましたが、Edge 87以降ではグループポリシーまたはレジストリを使用して、このロゴを任意の画像に置き換えることが可能になりました。この機能はWindows 10 Pro/Enterprise/Education、Windows 11 Pro/Enterprise/Educationで利用でき、ドメイン参加環境やMDM(Intuneなど)と組み合わせて組織全体に展開することを想定しています。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

カスタムロゴを設定する手順

ここでは2つの設定方法を紹介します。組織の管理方法に合わせて選択してください。

グループポリシーを使用する方法

グループポリシーエディター(gpedit.msc)を使って設定します。この方法はドメイン環境での集中管理に適しています。

  1. グループポリシー管理コンソールを開く
    キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。
  2. ポリシーの場所に移動する
    左側のツリーから「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Microsoft Edge」→「SmartScreenの設定」の順に展開します。
  3. ポリシーを編集する
    右側の一覧から「SmartScreenブロックページに会社のロゴを構成する」をダブルクリックします。
  4. ポリシーを有効にして画像パスを設定する
    表示されたダイアログで「有効」を選択します。下の「オプション」欄の「会社のロゴファイルのパス」に、使用する画像ファイルのフルパス(例: C:\Brand\EdgeLogo.png)を入力します。UNCパス(例: \\Server\Share\Logo.png)も使用できます。ウィンドウを閉じます。
  5. ポリシーを適用する
    コマンドプロンプトを管理者として実行し、「gpupdate /force」と入力してEnterキーを押します。Edgeを再起動すると、SmartScreenブロック画面に自社ロゴが表示されます。

レジストリを使用する方法

レジストリエディターを使って直接キーを追加します。グループポリシーエディターがないエディション(Windows Homeなど)ではこの方法は使えません。また、レジストリ操作は慎重に行ってください。

  1. レジストリエディターを開く
    Windowsキー+Rキーを押し、「regedit」と入力してEnterキーを押します。ユーザーアカウント制御の確認画面では「はい」をクリックします。
  2. キーを作成する
    以下のパスに移動します: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge。「Edge」キーが存在しない場合は、右クリックから「新規」→「キー」で作成します。
  3. 新しい文字列値を追加する
    右ペインで右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択します。名前を「SmartScreenBlockPageLogoFile」に設定します。
  4. 画像のパスを設定する
    作成した値をダブルクリックし、「値のデータ」に画像ファイルのフルパスを入力します。例: C:\Brand\EdgeLogo.png。OKをクリックしてレジストリエディターを閉じます。
  5. Edgeを再起動する
    すべてのEdgeウィンドウを閉じてから再度開きます。SmartScreenブロック画面で自社ロゴが表示されることを確認します。

設定時の注意点と制限事項

カスタムロゴを正しく表示するには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下の点を確認してください。

画像の形式とサイズの要件

使用できる画像はPNG形式のみです。推奨サイズは176×176ピクセルで、最大でもこのサイズを超えないようにしてください。ファイルサイズは20KB以下である必要があります。これらの要件を満たさない場合、SmartScreenは既定のMicrosoftロゴを使用します。

ポリシーの適用対象と優先順位

このポリシーはコンピューターの構成にのみ存在し、ユーザー構成にはありません。そのため、コンピューター単位で設定されます。また、グループポリシーとレジストリの両方で設定した場合は、グループポリシーの設定が優先されます。レジストリで設定する場合は、必ず正しいパスと値の名前を入力してください。

画像ファイルへのアクセス権

指定した画像ファイルは、SYSTEMアカウントまたはEdgeプロセスから読み取り可能である必要があります。ローカルパスを指定する場合、画像ファイルはすべてのユーザーが読み取りできる場所(例: C:\ProgramData\Company)に配置することをおすすめします。ネットワークパスを使用する場合は、コンピューターアカウントに共有フォルダーへのアクセス権が必要です。

対応しているEdgeのバージョン

この機能はEdge 87以降で利用できます。それ以前のバージョンでは設定しても反映されません。常に最新のEdgeにアップデートしておくことを推奨します。

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グループポリシーとレジストリの違い

2つの設定方法にはそれぞれ長所と短所があります。以下の表で比較します。

項目 グループポリシー レジストリ
管理の容易さ GUIで直感的に設定でき、ドメイン環境で集中管理可能 手動またはスクリプトで設定が必要で、管理に手間がかかる
必要なエディション Windows Pro/Enterprise/Education(gpedit.mscが必要) すべてのエディションで使用可能(Homeでも可だが、レジストリ編集が必要)
展開方法 ドメインGPO、ローカルGPO、またはIntuneなどのMDM経由 スクリプト(PowerShellなど)による配布、または手動変更
優先順位 グループポリシーがレジストリより優先される グループポリシーが設定されていない場合のみ有効
エラーのリスク ポリシー設定ミスの可能性はあるが、GUIで確認しやすい 値の名前や型を誤ると反映されない

まとめ

EdgeのSmartScreenブロック画面に自社ロゴを表示するには、グループポリシーまたはレジストリを使用します。画像はPNG形式で176ピクセル角、20KB以下にしておきます。ドメイン環境であればグループポリシーが管理しやすく、それ以外ではレジストリが手軽です。設定後はEdgeを再起動して反映を確認しましょう。さらにIntuneなどのMDMと組み合わせれば、組織全体に効率よく展開できます。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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