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【Edge】SmartScreenを「Edge IEモード」のページでも有効化するレジストリ設定手順

【Edge】SmartScreenを「Edge IEモード」のページでも有効化するレジストリ設定手順
🛡️ 超解決

EdgeのInternet Explorerモード(IEモード)を利用すると、レガシーなWebアプリケーションをそのまま表示できます。しかし、SmartScreenによるフィッシングやマルウェアからの保護が標準では有効にならないケースがあります。これは、IEモードが互換性を優先するために一部のセキュリティ機能を制限するためです。この記事では、レジストリを編集することでIEモードでもSmartScreenを強制的に有効化する手順を解説します。

対象となる環境は、Windows 10またはWindows 11上で最新のMicrosoft Edgeを利用しているビジネスユーザーです。この設定を行うことで、IEモードで表示するページに対してもSmartScreenの警告が働くようになり、セキュリティリスクを低減できます。

【要点】SmartScreenをIEモードでも動作させるレジストリ設定

  • SmartScreenEnabledポリシー: レジストリにDWORD値を作成し、1に設定します。
  • レジストリのバックアップ: 編集前に必ずエクスポートして復元可能な状態にします。
  • Edgeの再起動: 設定後Edgeを完全に再起動することで変更が反映されます。

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SmartScreenとIEモードの仕組み

SmartScreenは、Microsoft Edgeがアクセス先のWebサイトの評判をリアルタイムでチェックし、危険なサイトからユーザーを保護する機能です。通常のモードでは有効になっていますが、IEモードでは互換性を維持するために一部のセキュリティ機能が自動的に無効化されることがあります。特に、組織のポリシーでSmartScreenがオフにされている環境では、IEモードでも同様に無効のままです。

レジストリを介してEdgeのポリシーを直接設定することで、この制限を上書きし、IEモードに対してもSmartScreenを強制的に有効にできます。利用するポリシーは「SmartScreenEnabled」で、DWORD値1が有効を意味します。この設定は、グループポリシーによる管理が行われていないローカルPCで特に有効です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

レジストリ設定でSmartScreenを有効化する手順

以下の手順はWindows 11を基準としています。Windows 10でも同様の操作で設定可能です。管理者権限が必要ですので、事前に確認してください。

1. レジストリエディタを開く

  1. 管理者としてレジストリエディタを起動
    タスクバーの検索ボックスに「regedit」と入力し、表示された「レジストリエディタ」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  2. レジストリ全体のバックアップを取る
    レジストリエディタのメニューから「ファイル」→「エクスポート」を選択します。エクスポート範囲を「すべて」にし、任意のファイル名と保存場所を指定して保存します。これで、問題が発生した場合に元の状態に戻せます。
  3. 目的のキーに移動
    左側のツリーから以下のパスに移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
    注意:このパスが存在しない場合は、手動で「Microsoft」の下に「Edge」キーを作成します。作成方法は、Microsoftキーを右クリック→新規→キー→名前を「Edge」と入力します。

2. SmartScreenEnabled値を作成する

  1. 新しいDWORD値を作成
    右側の空白部分で右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。名前を「SmartScreenEnabled」と入力します。
  2. 値を1に設定
    作成した「SmartScreenEnabled」をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更します。基数は「16進数」のままで構いません。OKをクリックして閉じます。

3. 設定を反映させる

  1. コマンドプロンプトでポリシーを更新
    管理者としてコマンドプロンプトを開き、gpupdate /force と入力してEnterキーを押します。これでローカルグループポリシーが即座に反映されます。
  2. Edgeの再起動
    Microsoft Edgeを完全に終了し、再度起動します。すべてのウィンドウを閉じてください。タスクマネージャーでバックグラウンドプロセスが残っていないことを確認すると確実です。
  3. SmartScreenの有効を確認
    Edgeのアドレスバーに「edge://settings/privacy」と入力して設定画面を開きます。「Microsoft Defender SmartScreen」の項目が「オン」になっていることを確認します。IEモードでテストページを開き、SmartScreenが機能しているかどうかを確認するには、既知のテスト用フィッシングサイト(例:demo.testfire.net など)にアクセスしてブロックされるか試します(推奨しません。環境によってはブロックされない場合もあります)。

注意点と失敗例

レジストリ編集には常にリスクが伴います。以下のポイントに留意して作業を進めてください。

レジストリ編集前のバックアップを怠る

バックアップを取らずに編集すると、誤った変更を取り消せなくなる可能性があります。必ずエクスポート機能でレジストリ全体を保存してください。また、設定後も動作が不安定になった場合は、バックアップファイルをダブルクリックしてインポートすることで復元できます。

64ビット版Edgeと32ビット版Edgeのパスの違い

通常、Edgeは64ビットOS上で64ビットアプリとして動作します。その場合、上記のレジストリパスで問題ありません。もし32ビット版Edgeを使用している場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Policies\Microsoft\Edge にキーを作成する必要があります。現在のEdgeのビット数を確認するには、edge://settings/help で「バージョン」の横に表示される情報を参照してください。

グループポリシーで上書きされる場合

ドメインに参加しているPCでは、Active DirectoryのグループポリシーによってSmartScreenの設定が強制されていることがあります。その場合、レジストリで設定しても反映されないか、次回のポリシー更新で元に戻ります。このような環境では、レジストリ変更ではなく、ドメイン管理者にIEモード用のSmartScreenポリシーを依頼する必要があります。

設定が反映されない場合の確認手順

上記の手順でSmartScreenが有効にならない場合は、以下の項目をチェックしてください。

  • Edgeを管理者として実行していないか(通常のユーザー起動で問題ありません)
  • レジストリパスが正しいか(スペルミスや大文字小文字に注意)
  • 値のデータが「1」であることを再確認する
  • Edgeにポリシーテンプレート(ADMX)がインストールされていない場合はレジストリに値が反映されない場合があります。その場合は、別の方法としてユーザーキー(HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge)に設定してみてください。

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レジストリ設定とグループポリシー設定の比較

項目 レジストリ直接編集 グループポリシー(ADMX)
設定の場所 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge コンピューターの構成→管理用テンプレート→Microsoft Edge
適用範囲 単一のローカルPC ドメイン全体またはローカル
管理のしやすさ 手動で各PCに設定が必要 中央管理で一括適用可能
即時性 gpupdate /force で即時反映 ポリシー更新まで待つか強制更新
リスク 誤った編集でシステム不安定 設定ミスで全体に影響

まとめ

この記事では、Microsoft EdgeのInternet ExplorerモードでもSmartScreenを有効にするためのレジストリ設定手順を解説しました。設定後は、IEモードで表示するページに対してもSmartScreenが警告を表示するようになります。レジストリ編集は強力な手段ですが、必ずバックアップを取ってから行ってください。また、グループポリシーが適用されている環境ではそちらが優先される点に注意しましょう。同様の設定はグループポリシー管理用テンプレートからも行えます。より大規模な展開が必要な場合には、Active Directory環境でのポリシー適用をご検討ください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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