Edgeを起動しようとすると「Edge更新」サービスが0xC0000022エラーで停止しているというメッセージが表示され、ブラウザが正常に起動できない場合があります。このエラーは、サービスが動作するために必要なアクセス権限が不足していることが原因です。本記事では、サービスアカウントの権限を再設定してエラーを解消する手順を詳しく解説します。
【要点】Edge更新サービスの0xC0000022エラーを権限再設定で修正する
- サービスプロパティの変更: サービスのログオンアカウントをローカルシステムアカウントに変更します。
- レジストリの権限修正: 該当サービスのレジストリキーにアクセス権限を付与します。
- 事前のバックアップ: レジストリやサービスの設定を必ずバックアップしてから作業してください。
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目次
Edge更新サービスが0xC0000022エラーを起こす原因
エラーコード0xC0000022は、主にセキュリティアクセス拒否を意味します。Edgeの更新サービス(EdgeUpdateサービス)は、通常、システムアカウントまたは特定のユーザーアカウントで動作します。このアカウントに必要なレジストリやファイルへのアクセス権限が不足すると、サービス起動時にエラーが発生します。
原因として、ウイルス対策ソフトによる誤検出、手動でのサービス設定変更、Windows Update後の権限変更などが考えられます。特に、サービスのログオンアカウントが「ローカルシステムアカウント」から誤って変更された場合に発生しやすくなります。
権限再設定の具体的な手順
- サービスの状態を確認する
キーボードのWindowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。サービス一覧から「EdgeUpdateサービス」または「Microsoft Edge Update Service」を見つけ、ダブルクリックしてプロパティを開きます。サービスの状態が「停止」、スタートアップの種類が「自動」であることを確認します。 - ログオンアカウントを変更する
プロパティの「ログオン」タブをクリックし、ログオンアカウントが「ローカルシステムアカウント」になっているか確認します。もし「このアカウント」に別のユーザー名が設定されている場合は、「ローカルシステムアカウント」にチェックを切り替え、「OK」をクリックします。 - サービスを再起動する
変更後、サービス一覧に戻り、EdgeUpdateサービスを右クリックして「開始」を選びます。エラーが表示されずに開始できれば成功です。エラーが続く場合は次の手順に進みます。 - レジストリの権限を修正する
Windowsキー+Rキーで「regedit」と入力し、レジストリエディタを開きます。事前にレジストリ全体のバックアップを取ることをお勧めします(「ファイル」→「エクスポート」→すべて選択)。次のパスへ移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdateまたはHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate(32ビット版の場合)。該当するキーを右クリックし、「アクセス許可」を選びます。 - アクセス許可を追加する
「アクセス許可」ダイアログで「追加」ボタンをクリックし、オブジェクト名に「SYSTEM」と入力して「OK」を押します。「SYSTEM」に「フルコントロール」を許可し、「OK」をクリックします。同様に「Administrators」グループにもフルコントロールを付与します。これで権限が修正されます。 - Edgeを再起動する
レジストリエディタを閉じ、サービス管理コンソールでEdgeUpdateサービスを再度開始します。その後、Edgeを起動してエラーが表示されないことを確認します。
注意点と関連トラブル
レジストリ編集前のバックアップを忘れない
レジストリの誤った変更はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。必ずレジストリ全体または該当キーのエクスポートを行ってから作業してください。バックアップがあれば、問題が発生した場合に元の状態に戻せます。
Windowsのバージョンによるパスの違い
Windows 11とWindows 10では、レジストリのパスが一部異なる場合があります。特に64ビット版Windowsでは、32ビットアプリケーションの設定がWOW6432Nodeの下に格納されるため、目的のキーが見つからない場合は両方のパスを確認してください。
管理者権限が必要な操作
サービスやレジストリの変更には管理者アカウントが必要です。通常のユーザーアカウントでログインしている場合は、管理者として実行するオプションを使用してください。
ウイルス対策ソフトによるブロック
一部のウイルス対策ソフトがEdge Updateサービスを誤って隔離することがあります。セキュリティソフトのログを確認し、該当サービスが許可されているか確認してください。
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通常状態とエラー状態のサービス設定の比較
| 項目 | 正常な状態 | エラー0xC0000022の状態 |
|---|---|---|
| サービスのスタートアップの種類 | 自動(遅延開始) | 自動(遅延開始)または手動 |
| サービスの状態 | 実行中 | 停止 |
| ログオンアカウント | ローカルシステムアカウント | ローカルシステムアカウント以外、または権限不足 |
| レジストリアクセス権限 | SYSTEMがフルコントロール | SYSTEMに権限なし |
| Edge Updateサービスファイルへのアクセス | SYSTEMがフルコントロール | SYSTEMまたはサービスアカウントに権限なし |
上記の手順を実施することで、0xC0000022エラーは解消されます。もし問題が解決しない場合は、Edgeの修復インストール(設定→アプリ→アプリと機能→Microsoft Edge→変更→修復)を試すことも有効です。また、Windows Updateを最新の状態に保つことで、同様の権限問題が発生しにくくなります。この記事の手順を参考に、Edgeを正常にご利用ください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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