Edgeで保存したパスワードを平文で表示できてしまうことにお困りではないでしょうか。この機能は便利ですが、セキュリティ上のリスクも伴います。この記事では、Edgeの設定でパスワード表示にWindows Hello認証を必須にする方法と、その安全性を解説します。
これにより、意図しないパスワードの漏洩を防ぎ、より安全にEdgeを利用できるようになります。
【要点】Edgeでパスワード表示にWindows Hello認証を必須にする方法
- Edge設定のプライバシー、検索、サービス設定: パスワード表示にWindows Hello認証を必須にするための設定項目にアクセスします。
- 「パスワードの表示にWindows Helloを使用する」設定の有効化: このオプションをオンにすることで、パスワード表示時に生体認証またはPIN入力を求められるようになります。
- Windows Helloの設定確認: 事前にPCでWindows Hello(顔認証、指紋認証、PIN)が設定されていることを確認します。
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目次
Edgeでパスワードを平文表示できる仕組み
Edgeは、ユーザーが入力したウェブサイトのログイン情報(ユーザー名とパスワード)をデバイス内に保存する機能を持っています。この保存されたパスワードは、Edgeの設定画面から簡単に確認できます。通常、この機能は利便性を高めるために提供されていますが、PCに物理的にアクセスできる第三者がEdgeの設定画面を開くと、保存されているパスワードをそのまま閲覧できてしまう脆弱性があります。これは、パスワードを暗号化せずに、あるいは簡易な暗号化で保存しているためです。
Windows Hello認証でパスワード表示を保護する
Edgeでは、このパスワードの平文表示リスクに対処するため、Windows Hello認証を必須とする設定が用意されています。Windows Helloは、顔認証、指紋認証、またはPINコードを使用してWindowsデバイスにサインインする、より安全な方法です。この設定を有効にすると、Edgeの設定画面で保存されたパスワードを表示しようとする際に、Windows Helloによる認証が求められます。これにより、PCの所有者本人以外がパスワードを閲覧することを防ぎ、セキュリティを大幅に向上させることができます。
Edgeのパスワード表示にWindows Hello認証を必須にする手順
- Edgeを開く
Microsoft Edgeブラウザを起動します。 - 設定メニューを開く
Edgeの右上にある「・・・」(設定などその他のメニュー)アイコンをクリックし、「設定」を選択します。 - プライバシー設定に移動する
左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。 - パスワード関連の設定を探す
画面をスクロールダウンし、「セキュリティ」セクションにある「パスワード」の項目を探します。 - Windows Hello認証を有効にする
「パスワードの表示にWindows Helloを使用する」というオプションを見つけ、トグルスイッチをオン(青色)にします。 - Windows Hello認証を実行する
設定をオンにすると、すぐにWindows Helloの認証(顔認証、指紋認証、またはPIN入力)が求められます。画面の指示に従って認証を完了させてください。
この設定が完了すると、以降Edgeの設定画面で保存されたパスワードを表示する際には、常にWindows Hello認証が必要になります。
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Windows Helloが設定されていない場合の対処法
Windows Hello顔認証または指紋認証の設定方法
- Windowsの設定を開く
Windowsの「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。 - アカウント設定に移動する
「アカウント」を選択します。 - サインインオプションを選択する
左側のメニューから「サインインオプション」をクリックします。 - Windows Hello顔認証または指紋認証を追加する
利用可能な顔認証または指紋認証があれば、「Windows Hello 顔認証」または「Windows Hello 指紋認証」を選択し、「設定」をクリックして画面の指示に従い設定します。
Windows Hello PINの設定方法
- Windowsの設定を開く
Windowsの「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。 - アカウント設定に移動する
「アカウント」を選択します。 - サインインオプションを選択する
左側のメニューから「サインインオプション」をクリックします。 - PINを追加する
「PIN」の項目で「追加」をクリックし、画面の指示に従ってPINコードを設定します。
これらのWindows Helloの設定が完了していれば、Edgeの設定でパスワード表示にWindows Hello認証を必須にするオプションが利用可能になります。
EdgeとChromeのパスワード保護機能の比較
| 項目 | Microsoft Edge | Google Chrome |
|---|---|---|
| パスワード表示の保護機能 | Windows Hello認証(顔認証、指紋認証、PIN)を必須にできる | Windows Hello認証(一部環境)またはOSのログインパスワード/PINを必須にできる |
| 設定の場所 | 設定 > プライバシー、検索、サービス > パスワード | 設定 > 自動入力 > パスワード |
| Windows Hello対応 | 標準で対応、設定が容易 | 環境による。一部OSバージョンやハードウェアで利用可能 |
| セキュリティレベル | Windows Hello認証により高いセキュリティを提供 | OSの認証機能に依存。一般的に高いセキュリティ |
EdgeはWindows Helloとの連携がスムーズで、設定も直感的です。Chromeも同様の保護機能を提供しますが、環境によっては設定の有無や手順が異なる場合があります。どちらのブラウザも、パスワード表示にOSレベルの認証を求めることで、セキュリティリスクを低減しています。
Edgeで保存したパスワードの平文表示を防ぐために、Windows Hello認証を必須にする設定が可能です。これにより、PCの盗難や不正利用時にもパスワード漏洩のリスクを大幅に減らせます。お使いのPCでWindows Hello(顔認証、指紋認証、PIN)が設定されていない場合は、Windowsの設定から追加してください。Edgeの設定画面で「パスワードの表示にWindows Helloを使用する」を有効にすることで、より安全にブラウザを利用できます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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